GARNET CROWは秋に聴きたくなる
子供の頃、よくテレビでアニメを観ていた。その頃の夕方から夜にかけての時間は、民報のアニメ作品が豊富だった。特に犬夜叉からの名探偵コナンにかけての1時間は、おっさんになった今でも思い出深いものがある。
というのも、この間立ち寄ったスーパー銭湯の湯船の前に大きめのテレビがあり、犬夜叉の続編(半妖の夜叉姫)が放送されていたのをたまたま観た。
懐かしい気持ちとともに、子供向けのアニメの幼稚さに少し恥ずかしさも感じた。
犬夜叉が終わるとこのまま名探偵コナンが始まり、相変わらず麻酔銃と変声ネクタイで事件解決していくのを眺めて、何も変わっていないなと思った。
名探偵コナンのテーマ曲には名曲が多いように思う。しかしそれは幼少期に繰り返し聴いてしまったから、楽しい思い出と一緒にすっかり刷り込まれてしまったからかもしれない。
それはきっと私だけでは無い。現時点で30歳前後の世代の半分くらいは、名探偵コナンのテーマ曲集のCDの保有した経験があると私は勝手に思っている。そのCDに入っていた曲は、20年経った今でも聞く。
GARNET CROWは、その中でもお気に入りだ。
夏の幻やMysterious Eyesからこのバンドを聞き始めてアルバムは一通り聴いた。
4人のメンバーがお互いの才能を補完しあうような分業制で曲を作っていた(Wikipedia参照)らしい。作曲、作詞、ギター、そして総括的なアレンジを分けて考えながらこのバンドの音楽を聴いたとき、確かにメンバー各々の貢献が曲の中で結実している感じがする。
しかしながら、なんやかんやで一番の魅力はボーカルの声だと思う。
ちなみに先述の銭湯で観た名探偵コナンのエンディングテーマは倉木麻衣が歌っていた。
倉木麻衣。この懐かしい響き。ちゃんと活動していたんだ。
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