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日本の教え「田植えの季節と私の思い出」

stand fmパーソナリティー×Kindle出版サポートのサクラです。

今日は、田植えについてお話したいと思います。

私の出身地である長野県では、昔「田植え休み」と「稲刈り休み」がありました。

6月に田植え、11月に稲刈りが行われ、子供たちも学校を休んで家族と一緒に農作業を手伝います。

その代わり、夏休みは短く設定されていました。

私は自分の家には田んぼがないから学校に行きたいと思っていました。

でも、父の実家が田んぼを持っていたので、何度か連れて行かれた記憶があります。

田植えは朝早くから始まり、休憩を取りながら1日作業です。

お茶の時間に、やかんとお茶菓子を持って田んぼに行くことがありました。

でも、実は私は大の虫嫌いなので、田んぼに近づくのが怖かったです。

おじさんたちが、わざわざアメンボやゲンゴロウがいることを教えてくれました。

田植えをしたあとの田んぼは水がきれいで、等間隔に植えられた苗が整然と並ぶ景色はとても美しく感じました。

今では、農家の数も減り、田植え休みや稲刈り休みもなくなってしまったようです。

農業の機械化が進み、家族総出での田植えや稲刈りは少なくなりました。

それでも、田植えや稲刈りは日本の食文化を支える重要な作業で、地域の伝統を守るための大切なイベントです。

近年、田植え体験イベントが各地で開催されて、子供たちや都市部の人々が農業に触れる機会が増えているそうです。

田植えを実際に体験することで、自然の大切さや食べ物がどのように生産されるかを学ぶことができます。

泥だらけになりながら田んぼに足を踏み入れ、足が抜けない感触や、苗を植える時の水の感触、苗を植えていく作業は、目からだけではなく、触覚という感覚に伝わる貴重な経験です。

田植えの季節は、自然と人間のつながりを再確認し、感謝の気持ちを育む大切な時期かもしれません。

今日もお聴きくださり、ありがとうございました。

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