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#のようなスタエフ落語会 四月亭サクラ

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stand.fm(音声配信)で、モンブラン亭パーク師匠のもと、素人落語を始めました。
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記事一覧

落語「花見酒」by四月亭サクラ

今日は、花見酒という落語に挑戦させていただきます。 この季節、花見と言えば、桜、桜と言えば、 遠山の金さん「その方らの悪事を確かに見ているものが居る。遊び人の金さんという者が…」 悪人「金さん…?本当に金さんなるものが居るのならば、今この場に連れてきていただきましょうか!」 子分「そうだそうだ!金さんって奴を連れてきてもらおうじゃねえか!なあ、みんな!」 金さん「…。じゃかましいやい! そうかい、そんなに言うんなら、拝ませてやるぜ!おう! この見事に咲いた遠山桜、忘

落語「出来心」by四月亭サクラ

本日は「出来心」という落語に挑戦させていただきます。 どんな世界も一人前になるまでには、数々の経験を積むものですが、「泥棒も十年」ということわざがございます。 泥棒も10年は経験をしなければ、一人前ではないことをいい、何年も経験を積まなければ、親分とはいわれません。 今日はその修行中の泥棒のお話でございます。 続きは配信をお聴きください。 過去の落語配信 【たけのこ】 https://stand.fm/episodes/65a645a13e6d1d6b28ffa5c

落語「たけのこ」by四月亭サクラ

今日は「たけのこ」という落語に挑戦させていただきます。 たけのこというものは、非常に成長が早いことで知られており、10日ほどで竹に成長してしまうので、その旬は短く、江戸っ子たちは春になるとこぞってたけのこを食べたそうでございます。 さあて、庭に生えてきたたけのこの所有権をめぐってのお話、舞台は江戸時代のある武家屋敷でございます。 続きは音声をお聴きください。 過去の落語配信 【持参金】 https://stand.fm/episodes/6583b1b88395c4e

落語「持参金」by四月亭サクラ

今日は「持参金」という落語に挑戦させていただきます。 昔から「早起きは三文の徳」ということわざがございますが、この「三文」とはいったいどのくらいなのか?ですが、江戸時代の「一文」は現在の32円。 「三文」ならば、90円ちょい、約100円です。 つまり早起きすると、ほんの少しいいことがあるよということです。 あなたは早起きするだけで100円がもらえるとしたら、起きますか? 続きは配信をお聴き下さい。 過去の落語配信 【新聞記事】 https://stand.fm/epis

落語「新聞記事」by四月亭サクラ

今日は「新聞記事」という落語に挑戦させていただきます。 最近の世の中、インターネットが普及して、新聞をとる家が減ってきています。 我が家ではまだ古風にも朝刊も夕刊も取っているんですが、夕刊の薄さには本当に驚かされます。 もう、郵便受けに入れたら折れ曲がって、引っ張り抜けないほどの薄さです。 新聞屋さんの営業も変わりましたね。以前は、「1ヶ月だけでも取ってもらえませんか?今ならハンドタオルがついてきますよ」というようなことがございましたが、、 夕刊のように薄っぺらい一

落語「バールのようなもの」by四月亭サクラ

今日は、立川志の輔さんの「バールのようなもの」に挑戦させていただきます。 日本語には実に便利な言葉がありまして、これかな、いや違うかな、きっとこれだけど、ひょっとするとあれかもしれないなんて言う時に「のような」という大変便利な言葉がございます。 本当はどういう意味だろうと「ウィキペディア」で「のような」を調べようとしましたら、「ウィキペディアのようなサイト」というのが出て参りました。 「のような」ですからウィキペディアではないというサイトでございました。 昔ならウィキ

落語「目黒のさんま」by四月亭サクラ

今日は「目黒のさんま」という落語に挑戦させていただきます。 秋になりまして、この季節になってまいりました。 秋と言えばサンマと申しましたが、現在サンマは大変高級な魚になってしまいました。 スーパーで見かけるサンマはシシャモよりは長く、鰻よりは短いといったお姿でしょうか。 大変ダイエットが成功されたようでございます。 昔から庶民の食べ物とされてまいりましたので、お殿様のお口に入るようなものではございませんでした。 魚といえば鯛。鯛だって生きのいいのが刺身で食べられれ

落語「ねずみ」by四月亭サクラ

今日は「ねずみ」という落語に挑戦させていただきます。 皆さんは、ネズミと言えば「トムとジェリー」のように猫に追いかけられるシーンを思い浮かべるでしょうか? 子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)12支の筆頭にネズミがいます。 これは、昔お釈迦様が病気になり、動物たちがお見舞いに駆けつけることになって、お釈迦様は動物の到着順に十二支にするとおっしゃいました。 その時にネズミは

落語「お菊の皿」by四月亭サクラ

今日は「お菊の皿」という落語に挑戦させていただきます。 まあこう、暑くなってまいりますと、怪談話なんていうのが出て参りますが、これを聞くのに一番いい時間というのが昔からございまして「草木も眠る、うしみつ時‥‥」この時間が1番幽霊が出やすい時間ということになっております。 この丑三つ時といいますのは現代の時刻に致しますと、午前2時から午前2時30分までの30分間ということになりますが、まさか、この時間にライブ配信なんぞされているお方はおられないでしょうね。 「丑三つ時だ」っ

落語「厩火事うまやかじ」

今日は「うまや火事」という落語に挑戦させていただきます。 妻の稼ぎで生きている亭主のことを「髪結いの亭主」などと言う皮肉った言葉がございます。 髪結いというのは今の美容師さんですが、昔は髪結いがわざわざお宅を廻って髪を整えていたようで、男顔負けのなかなか実入りの良い商いだったようでございます。 ま、妻の稼ぎが良いと亭主はどうしたってだらしなくなる、いやいや、ラクできるということになりますかね。 続きは配信をお聴き下さい。 過去の落語配信 【親の顔が見たい】 【だく

落語「親の顔が見たい」

今日は、「親の顔が見たい」という志の輔さんの落語に挑戦したいと思います。 新学期が始まり、お子さんの学校の先生はどんな人だろうとお子様たちから根ほり葉ほり聞かれておられることと思います。 家庭訪問などもあり、今は、先生が家の場所を確認するだけという形だけのものになっているようですね。 昔は先生にお出しする蓋つきの湯飲みをその日のために用意したものです。 続きは配信をお聞きください。 立川志の輔さんの「親の顔が見たい」 https://www.youtube.com

落語「だくだく」

今日は「だくだく」という落語に挑戦させていただきます。 皆さんは一休さんの虎退治のお話をご存じでしょうか。 将軍様が、「屏風に書かれた絵のトラを退治してほしい」と訴えたところ、一休さんは、ねじりはちまきをして腕まくりをし、家来が持ってきた縄を受け取りいざといういでたちになり、一休さんは殿さまに頼みます。 「それでは、トラを屏風から追い出してください。すぐに、しばってごらんにいれます」 と切り返し、将軍様を感服させたというお話です。 このようなとんちが、貧乏長屋の八っ

落語「粗忽の釘」

今日は粗忽の釘という落語に挑戦させていただきます。 この粗忽という言葉はよく落語に出て参りますが、長屋でお馴染みの八五郎と熊五郎のような、まあ、そそっかしい人のことを言います。 今回もその粗忽者が出て参ります。 皆さんは家の中を掃除する道具と言ったら、掃除機をお使いの方が多いでしょうか。 わたくしが子供の頃は、まだ家の中も箒で掃いていましたね。 とくに畳などは目にそって掃きなさいとよく母に言われたものです。 使い終わった箒は階段の下の物置のくぎに掛けておりました。

落語「はんどたおる」

今日は、立川志の輔さんの「はんどたおる」という落語に挑戦させていただきます。 と言っても、私らしく短~くなっておりますので、概要欄に本家のYoutubeのリンクを貼ってありますので、私のを聞き終わりましたらそちらをお楽しみください。 さて、人と言うのは「おまけ」にとても弱いものです。 私も子供の頃、グリコのキャラメルの「おまけ」が欲しくて、お菓子屋さんでキャラメルを振っては、おまけの音を確かめていたことを思い出します。 続きは上記の配信をお聴きください。 本家の「ハ