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無人

ららら無人くん
ららら無人くん
ららら無人くん


無人駅をすぎる時、昔聞いたサラ金のコマーシャルを思いだした。


おどおどと、周りの目を気にしながら入る雑居ビル。
部屋に入るとエアコンの駆動音のみが耳にとどく。
恐る恐る銀行のATMみたいなのにカードを入れるとマジで現金が出てくる。

打ち手の小槌という恐ろしすぎるイメージが浮かんできたが、すぐに我に返る。

コイツは病原菌みたいなもの。
ほっておけばどんどん増えていく。

遅効性の毒を毒とわかっていながら飲み干すようだ。

だがここは無人。


昔プロミスを使ったのを思い出しました。
毎月お布施のように返済していくのが囚人になったみたいな気持ちでした。

もし、プロミスに入るのを知人に見られたらどうしよう。

そんな反社会的な羞恥心もありました。


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