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「有給休暇無制限の契約社員」と「有給休暇を法定通り付与する正社員」を選択できる制度を考えたときのメモ

答えはないメモ。誰かにこのアイデアをぶつけるときにこれを見せる。

有給休暇を無制限に付与することを検討した人事部の方と話したことがきっかけ

有給無制限付与を検討していた会社の人事部の方と話した。有給休暇無制限付与は、社員への信頼だ。成果は労働時間とは関係ない、そして、あなたがさぼるということは考えてませんよ、という会社からのメッセージだ。「全社員の有給を全部ひとつの箱にいれて、使い放題」という案は考えたことがあった。これは、社員から「余っている有給を他の人に渡せないのか?」という質問をうけたことがきっかけだ。ただ、上限は全社員の有給の総日数。どうせ使ってない有給があるわけだから、損しないはず。みたいな発想だったが、浅かった。普通に無制限でよかった。

もともと、「今の会社以外でも働けるけど、あえてこの会社で働いてます」という社員だけにする方法を考えていた

これはつまり、市場価値がある社員が成果を出し、その人達にいろんな形で満足してもらうためにがんばる会社、という関係性を作りたかったからだ。で、なんとかそれを制度上の何かで構造的にできないかなーみたいなことを考えていた。

全社員契約社員にする、はマッチョすぎるし微妙だ。

実力ある人しか残らない、という意味では正しいのだが、なんかこれは違うなあと感じていた。マッチョすぎるということだ。しかし、このアイデアと上の案が結びついた。

「有給休暇無制限取得可能な契約社員」と「法定通りの有給取得可能な正社員」を選べて、それ以外の条件は同じ、だとどうだろうか?

同じ評価でも、契約社員は契約終了のリスクもあるから、正社員より給料が高い。これは論理的にはそうだけど、なんかいまいちだなと。給料じゃなくて、有給休暇数無制限だと、ちょっとマイルドになる気がした。お金より時間が大事な人もいるし。ここはなんとなくなのだが!

相反する二つを組み合わせる制度というのは何かある、ここを言語化したい。

今回のケースだと「有給休暇無制限取得可能(個人にとってはメリット)」と「契約社員(契約終了の可能性がある、デメリット)」の二つを組み合わせる。そして、その二つがOKなひとは、契約終了にならないぐらいの成果を、時間と関係なく出せる自信があるひとで、かつ、仮に契約終了になっても、生きていける自信があるひとになる。みたいなことです。

育成という概念が抜けている

前に働いていた会社は新卒採用支援の会社だったので、企業は社会の公器として即戦力だけじゃなくて、仕事ができる人の育成もしよう、そういう責任があるみたいなことをいっていた。いろいろと抜けているところはある。そーいうひとはどーすんの?とか。


誰かが書いてたけど、サポートしてもらったらそのお金をだれか別の人のサポートに回すと書いていて、それいいなとおもったのでやります!