高校演劇 オススメの戯曲

高校演劇には、実はとんでもないドラマが隠されているのをご存知ですか?

詳しくは以前の記事をチェック!


今回はそんな高校演劇のオススメの戯曲をご紹介します。

今回ご紹介するのは……


夏芙蓉

【あらすじ】                舞台は県立ヤツシマ高校。卒業証書授与式を終えた夜、深夜の教室で千鶴は彼女の親友舞子を待っていた。やがて現れた千鶴に、友人サエとタマイを合わせた4人は、夜の教室で思い出話に花を咲かせる。たわいもない会話に含まれるほんの少しだけの亀裂が、やがて大きく口を開け、四人を引き離す……。

越智 優さんの戯曲で、登場人物は千鶴・舞子・サエ・タマイ、それから担任の先生の5人。女性5人で繰り広げられる物語です。


基本的には仲良し4人のくだらない会話が繰り広げられていくのです。家庭科室に置きっぱにしていたお菓子を持ってきてお菓子パーティーが始まって、在学時代の思い出を語り合ったり、明日から別々の道を歩むことに少し寂しさを感じたり……。

しかし、段々「あれ?」って思うようなことが増えていくんです。みんなの記憶が食い違っていたり……。そうして衝撃のラストに繋がっていくのですが……。

勘のいい人は、中盤で「あ、こういうことか。」って分かると思います。分かった状態でみると、食い違いも全て噛み合って見えるようになります。

私は初めてこの作品を観た時に泣きました。

この作品は高校演劇の中では有名な台本で、毎年大会では必ずどこかの学校によって上演されています。なので2回目も観る機会があったのですが、泣きました。笑

何度観ても泣ける、戯曲の素晴らしさがこの作品にはあると思います。


定番といえば定番なような流れなのですが、その流れの美しさ、千鶴の思い。それから"高校の卒業式"という、多くの人が通ってきたシチュエーションが共感を呼ぶのだと思います。

高校演劇向けの戯曲ではありますが、しっかりやり込めば高いレベルで上演できる作品だと思います。

実は私も、上演してみたい戯曲のひとつなのです。笑


ご興味ある方はこちらの書籍に掲載されていますので、ぜひ手に取ってみてくださいね♪




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