体育祭の競技徹底解説!【棒引き編】

体育祭や運動会の競技をひとつひとつ細かく紐解いていくこちらの企画。

棒縛りしてるんかってラインナップですが、今回は棒引きについてです。

そもそも皆さんこの棒引きって競技ご存知でしょうか?

私の中学校では毎年必ず行われていて、女子限定の競技だったので女同士の熾烈な戦いが繰り広げられていました。笑

ではルールからみていきましょう!


ルール

端的に説明するならば、「棒を自分の陣地に引っ張る競技」です。

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ちなみにこの棒、とても長くて太いので、引っ張るのも容易にはいきません。1人では絶対無理!

私の学校では、男子の棒倒しの棒と同じものを使っていました。

①グラウンドの真ん中に複数の長い棒が置いてあります。
(私の学校は6〜8本だったような。これも学校によって異なるようです。)


②両チームが、グラウンドの両サイドに分かれて待機。棒を挟んで向かいあう形になります。


③スタートの合図が鳴ったら、両チームが棒に向かって走ります。


④とにかく自分の陣地まで棒を引っ張ります。敵も狙っていますので、引っ張り合いです。


⑤奪い取ることができたら、自分の陣地まで持っていきます。


⑥時間内に、より多くの棒を持ち帰ったチームの勝ちです。

相手側の陣地に入るのは反則になります。

引っ張り合いをしてる最中に終了の合図があったときは、より陣地に近くまで引っ張れたチームが棒を取れたとみなします。


勝つための3つのコツ

①かけ声を揃える

「かけ声」は、棒を引くときに大切なことです。綱引きのときもやりますよね!

声を出すと士気も高まるし、引っ張るタイミングが揃うと自分たちの陣地に引き込みやすくなります。

チームワークの良さが大切です!

②棒を引くときは、脇に棒を挟んで全身を使って引っ張る

棒引きの持ち方、引き方の理想スタイルがこれ!

力のいる競技なので、効率的に引くのも戦略のひとつですよ!

③捨てる棒を決める

実はこれが結構重要です。たくさんある棒を、あれもこれも取ろうとしたり、どれにしようか悩んでいると、確実に負けます。

この捨てる棒とタイミングが勝敗を分けるカギとなるわけです。

チーム内で前もって話し合いをして、この棒は捨てる!と決めておくことで、効率的に棒を取ることができますよ。


棒引きの攻略方法

コツを踏まえた上で、勝利するための攻略方法をお伝えします。

キーマンは「足の速い子」

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スタート地点から真ん中の棒までは、少し距離があります。つまり、いち早く棒にたどり着いた方が有利になるわけです。

この観点から、足の速い子が多くチームにいると勝利にかなり近づきます。

足の速い子を有効に使う必勝法

・誰も取りに行っていない棒へいち早く向かって、棒を取ってくる。
・単独で動いてもらい状況を見ながら援軍としてきてもらう。
・足の速い子だけのグループを作って、チームの柱になってもらう。

これらを参考に、足の速い子たちをうまく使えるような作戦をクラスで立ててみましょう!

棒を引く時は最前が「一番背の高い子」

棒を引っ張るときにも、効率的な引き方があります。

その1つが、棒を引く時、最前の人を「一番背の高い子」にすること!そして、ほかの人もできるだけ「姿勢を高く」することが大切です!

引くという行為をするときって、どうしても腰を落としがちになるのですが、これは棒引きのときは不利になるのでやめましょう。

引いているうちに、自分たちのチームが有利になってきたかも? と思ったら、腰を落として一気に引き込むようにするといいですよ!

相手との戦力差を見極める

それぞれのチームには、いろんな体格、いろんな運動能力の子が振り分けられていますよね。

当然ながら、同じチームの中の各グループでも、力の差や足の速さの差がでます。その差をしっかり見極めることができれば、勝利に近づきます!

・取りに行こうとしている棒に、何人編成のチームがいるのか?
・そのチームに自分たちのグループで勝てそうなのか?
・勝てなさそうであれば、どの棒なら取れそうなのか?
・一本取ることができたら、次の棒はどこが狙い目なのか?

などなど……。これらを制限時間内にできるだけ早く判断して、たくさんの棒をとることが大切なんです!

いままでの攻略法を実践しながら、戦況を見極めつつ棒をとる。

これを指揮する司令塔のような人がいるとなおいいですね!

棒引きって力勝負なようで、実は頭脳戦でもあるんですよ!!


いかがでしたか?

体力だけではなく頭脳も必要な競技。それが棒引きです。

チームで役割分担をしっかりして、みんなで勝利を目指しましょうね!



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