体育祭の競技徹底解説!【ムカデ競走編】

スポーツの秋🌝

涼しくなってきて、身体を動かすのにぴったりの季節ですよね。

ということで、4回目になりました、体育祭の競技を細かく掘っていくこの企画。

今回は【ムカデ競走】について。……第4回にして、マイナーなところ行きすぎましたかね?笑

いいんです! なぜなら私の中学時代の青春はこのムカデ競走だから!

ということでさっそく行ってみましょう♪

(ちなみに第3回はこちら↓)


ムカデ競走とは……

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複数人が一定の物につながった状態で一組になり、動きを合わせながら前進して速さを競う競技のことです。

みんなが繋がった状態を、足がたくさんあるムカデに例えているわけですね。

みんなを繋ぐ方法は主に以下のようなものが挙げられます。

・腰あるいは腰帯につかまって隊形を組む方式
・足首を紐などでつないで隊形を組む方式 
(私の中学校はこの方式でした。縄に人数分の手拭いをつけて、手拭いで足を縛っていました。)
・一定の長さの棒あるいは綱に掴まって隊形を組む方式 
・長い平板に足を拘束して共同の下駄として隊形を組む方式
(スキー板の要領で「ゲタ(下駄)」と呼ばれる縦に細長い板に等間隔でついたベルトに足を固定するようです。)
・梯子の各段に1人ずつ入って隊形を組む方式

チーム全員の足を固定した状態でリズムを合わせて走り、ゴールを目指します。お互いにリズムを合わせないとすぐにバランスが崩れてしまうため、全員の息を合わせることがなによりも重要です。掛け声+笛の音でリズムを合わせることもありますよ!

あまりイメージがつかないなという方はこちらの動画をご覧ください!↓



ムカデ競走のコツとは……?

全員の足が結ばれているため、チームはまさに運命共同体。1人でも息が合わないと止まってしまったり、こけてしまったりします。

では、ムカデ競走で速く走るにはどうしたらよいでしょうか?

◎前傾姿勢をキープする

風の抵抗をなるべく受けないように、前傾姿勢になるのがコツです。

少し怖いかもしれませんが、勇気を出して前の人に少し体重を預けてみましょう。預けすぎると前の人が転んでしまいますので、旨いバランスをクラスで練習してみてください!

◎スタートで大きな一声をかける

ムカデ競争はスタートダッシュが早いチームが勝つ、という事実があるようです。

スタートでもたついてしまうと、後からの追い上げはかなり難しいものに……。

早い段階でスムーズな走るリズムを作るためにも、スタートダッシュの練習は重要かもしれません!

◎競技中は全員が掛け声を出す

先頭と最後尾が合図の掛け声を代表するにしても、(中には合図係として、ムカデから外れて笛を吹く係をつくる場合もあります)競技中は全員で声を出すことが大事! これは絶対にやった方がいいです!

リズムを取るために決めておいた声を出すことで、身体の動きと心が自然と周りに合いやすくなります。なので、転倒のリスクも減るわけです。

◎足紐の結び合わせ方

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紐はあまり長めにとらずに、かつたるまないように結びます。

前と後ろの間隔ですが半分の「前へならえ」くらいが、動きやすく転倒しにくいです。長すぎるとたるんだ紐に躓いてしまいますし、短いと突っ張って転んでしまいますので注意しましょう。

◎身長・体格によって並び順を決める

まず一番重要な先頭は背が高くてがっしりめ、声が大きく引率力がある人が理想です。

そこから高い順に並びます。身長差がありすぎると走りづらくなってしまいますので注意しましょう!

最後尾は大きくよく通る声を持った人にしましょう。声掛けで後ろからみんなに覇気を与えて背中を押すという、重要な役目があります!

◎前方に目線を置く

つい縛ってある足元を見て走ってしまいがちですが、これは周りをみられないず転倒しやすくなります。

掛け声と足の出し方を決めていれば前方だけ見ていて大丈夫! 自分を信じて、仲間を信じて前を向きましょう! 進行方向のみをイメージして走るとスピードが出ますよ!


いかがでしたか?

私が通っていた中学校の体育祭は、このムカデ競走が目玉競技の1つでした。

クラス全員で挑む数少ない競技で、全員がつながっているのでほんとうに息を合わせないとうまく進めないんですよね。なので、段々とクラス全体が一致団結していくのが肌で感じられる競技でもあるわけです。

練習を重ねると、普通に1人で走るのと変わらないくらいのスピードで走れるようになりますよ♪



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