学生に観てほしい作品(テレビアニメ編)

小さい頃からアニメ作品に触れてきた私。

オススメしたい作品は沢山あるのですが、今回はその中でも学生たちに観てほしい作品をご紹介します。

今回ご紹介したい作品は……

『Angel Beats!』

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2010年4月から6月にかけて放送されたテレビアニメです。

自分の苗字以外の記憶を失った状態で、真夜中の「学園」で目覚めた音無。少女・ゆりと出会い、ここが死後の世界であると教えられ、死んだ世界戦線に勧誘される。戦線は転生を拒み、天使と呼ばれる生徒会長と戦いを続けていた。戦線に加わった音無は、学園生活を送りつつ、戦線のメンバーと共にあらゆる作戦で天使に挑む。                     やがて音無は、天使の目的が「未練を残して死んだ人間が、学園生活を楽しく過ごしてこの世界を『卒業』できるようにする」ことだと知る。死ぬ直前の記憶を取り戻した音無は、かなでに協力し、戦線メンバーの未練を消して成仏させようと試みる。

ざっとのあらすじはこんな感じです。

死後の世界の学園という少し場所が舞台なのですが、彼らはそこで授業を受け、部活をし、生前と同様に過ごしています。どうやら生徒会もある様子。

そしてこの学園で楽しく過ごし、生前の未練を果たすと、彼らは学園から消えていくのでした。

死んだ世界戦線は、それを悪ととらえ、この学園から消えてしまわないよう戦います。しかし実はこの学園は「青春時代をまともに過ごせなかった人のために用意された世界」で、転生するためにはこの世界にいてはならなかったのでした。

このアニメでは、1話ずつ各キャラクターにフォーカスされ、生前の未練も明らかになっていきます。そして未練を果たしたキャラクターは満足そうにこの世界から消えていくのでした。

これほどまでに”命”というテーマを毎話、ポップに、かつ丁寧にまっすぐ扱った作品を私は知りません。

私がこのアニメを観たときはちょうど学校生活を送っていて、そんな自分と彼らを重ねてみることもありました。

「私が今死んだら、どんな未練を残すのだろう。」

「私が死んだら、転生を望むだろうか。」

そんな風に、自分なりに”死”とも向き合ったのです。


また、物語の終盤で音無は生前事故にあい、被災者の救助にあたりながら、自分の死を悟りドナーカードに記入をして、亡くなり、そして音無の心臓の提供先が天使と呼ばれていた女の子・かなでだということが明らかになります。

私は当時、このアニメを見てドナーカードというものの存在を知りました。そしてお母さんに、私もドナーカードに記入したいという話をしました。(今って健康保険証と一緒になっていたりしますよね。)まあ、当時はお母さんに反対されて記入してもらえなかったのですが……。

反対されたとしても、学生時代に親と自分の死について話す機会なんてそうそうないと思うので、そのきっかけを与えてくれたこの作品には本当に感謝しています。

当時は本気で、「道徳の授業で取り上げてくれればいいのに。」と思っていました。笑

学生の皆さんも、そうでない皆さんも、ぜひ一度観てみてください。


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