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コロナ禍でJO1に沼落ちして救われたオタクの話

以前別媒体で書いた記事を移行・再編集しました


コロナ禍に陥るまで、わたしはライブハウスに足繁く通うオタクでした。


ジャニーズや若手俳優のオタクをしていた時期もありますが、幼少期から楽器を習っていたこともあり小学校高学年の頃からバンドが好きでした。

中高生の頃は流行りの音楽も聴きつつロックバンドに傾倒していたのが大学生になるとすっかり邦ロックしか聴かなくなり、軽音サークルに入っていたので時には演奏する側になることも。大学院生になると学業の合間を縫ってはほぼ毎月ライブハウスに足を運び、年に一度はフェスに行く生活。

社会人になってからもそれは変わらないどころか、多いときには毎週ライブハウスに出向き、メジャーのみならずインディーズバンドも聴くようになり、有休はほとんどライブに捧げて飛び回る日々。

さらには踊ってみたにもハマり、こちらは毎月とはいかないもののライブハウスに足を運びました。

そんな生活を送っていたなかでコロナ禍に陥ると、真っ先に煽りを食らったのがライブハウスだったように思います。



JO1を最初に認識したのは、ステイホーム期間の暇つぶしにダウンロードしてみたTikTokでした。


ある時期、やたらオススメで流れてきた「ジャケットダンス」。邦ロックばかりを追っていたこともあり流行り事情はあまり詳しくなかったので、最近はこういうのが流行ってるんだ、新手のアイドルグループかなという程度で流し見していました。ただ、そのなかで一度だけ、めちゃくちゃ顔が好みの子がいるなとアカウントに飛んだことがあり、そのときに初めてJO1という名前を知りました。


そこからしばらく経った頃、日プ2の練習生のなかに元Jr.の田島将吾くんがいることを知りました。

無印や本国のプデュを観ていた友だちが周りにいたのでそういうオーディション番組があること自体は知っていたものの、当時は全く興味がありませんでした。田島くんが出ると知っても最初は見る気がなく、ただ彼のことは好きだったのでデビューできたらいいなとぼんやり祈る程度。

そんなわたしが日プを観てみようと思ったのはレベル分け評価の田島くんのパフォーマンスが流れてきたことがきっかけでした。その気迫に圧倒され、これはきちんと観たいと思ったのが沼落ちの始まり。


レベル分けでパフォーマンスされて衝撃を受けた「La Pa Pa Pam」、グループ評価でパフォーマンスされた「無限大」ともに「JO1」の楽曲でした。

ここで初めてわたしはJO1というグループに興味を持ち始めます。まずは原曲を知ろうと思い、無限大の音源を聴き、パフォーマンス映像を探しました。

このかっこいい銀髪くん誰?!?


かわいらしいお顔立ちだけど表情はかっこよくておまけに片笑み(大好き)だし細身でシュッとしたアイドル体型(大好き)に低音ボイス(大好き)、(襟足はあるけど)マッシュっぽいフォルム(大好き)、えっこの人誰?!なんていう人?!となり早速公式ホームページを見に行ったものの銀髪くんいなくない・・?(当時のビジュは銀髪ではなく無敵ピンクだった)


そんなこんなで銀髪くんは白岩瑠姫くん(名前までかっこいい)というメンバーだという情報を得たので早速ツカメのチッケムを再生してみました。

かっっっっっっっっっっこいいな?


いやめちゃくちゃかっこいい。表情もダンスもかっこいいし顔や身体の使い方、魅せ方が天才。既にアイドル。これでAクラスじゃなかったの?本当に??そして空いてる手はしっかり腰に当ててあってもしやと思ったらやはり元ジャニーズJr.でした、ありがとうございました。

この日から瑠姫くんのツカメを観まくりますが、沼落ちの予感しかせず怖くて他の動画に手を出せない日々を過ごします。


そんな中、

瑠姫気になってるのにハピメリまだ観てないのどういうこと?!とお叱りを受けようやく他の動画に手を出し、ここから一気に沼落ちします。


kawaii~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!(スタンディングオベーション)


驚きの可愛さ。これぞアイドル。王子というキャッチフレーズに相応しい見た目とパフォーマンス。かわいいもかっこいいもどっちもイケちゃう人なんだと思っていたので、後に無印を観てかわいい系に苦戦していたことを知って身悶えました。

今じゃその片鱗を感じさせないほどまでに、あざとかわいさを遺憾なく発揮する瑠姫くんが好きです。



一度沼に足を突っ込んでしまうと自ら沈んでしまうのがオタクの性とでもいうべきか、これを皮切りに公式チャンネルを遡ると同時に日プの予習も兼ねて無印も追い始めます。


パフォーマンスしている姿はめちゃくちゃかっこいいし考え方や言葉選びもかっこいいのですが、

クールな片笑みに惹かれたけど、瑠姫くん、笑うとめちゃくちゃかわいい。クールそうだけどめちゃくちゃおしゃクソらしい。なんだそれ。かわいい。


ちょんまげヘアに耳付きのヘアバンド。かわいい。


何言ってるか分からんけどなんかめちゃくちゃ楽しそう。めちゃくちゃハプニング起きるし。オモロ。かわいい。



さらにはGYAOで配信番組があることを知り、過去の配信を遡りつつリアタイし始めます。

案外ポンコツ?


もしかして結構なビビり?


なんだこの子、顔が良くてクールでかっこよくてキザな王子様キャラかと思ったらめちゃくちゃギャップの塊だ。オモロい。かわいい。好き。となるのに時間はかかりませんでした。

過去の動画を漁り始めた1週間後にはFCとプラメ登録してました、本当にありがとうございました。


ちなみにFCより先にプラメに登録するというパターンでしたが、プラメ登録のきっかけがこちら↓

まんまと瑠姫くんの策略にハマりました。

そしてこの期間でようやくジャケットダンスのグループがJO1だったということが結びつき、あの顔がめちゃくちゃ好みだと思った男の子が瑠姫くんだったことに気が付きます。



この界隈に来て驚いたことがたくさんありますが、

・供給量の多さ
・コンテンツの豊富さ

なかでもこの2点が特に驚いた点であり急速に沼落ちした要因でもあるのかなと個人的には思っていて、

まず毎日と言っても過言ではないレベルの頻度で何かしらの供給がある。この時点でもう驚き。公式チャンネルにFCコンテンツ、SNS、配信番組、その他メディア、メンバー毎のプラメと様々なコンテンツがあってそのいずれかが少なくとも数日に1回、多いときには1日にいくつも更新される。

プラメもFCも本当に月額この金額でこんなに供給があっていいのかと思ってしまうほどの供給量。少なくとも週に1回はWebラジオが公開されるしプラメだって月に数回は届く。採算取れてる?大丈夫?お金払わせて??

そして、コンテンツも豊富。FCコンテンツもさることながら、公式(無料)コンテンツがめちゃくちゃ充実している。

MVを観るも良し、パフォーマンスを中心に観たければPERFORMANCE VIDEOもDance Practiceもあるし、日プ時代のチッケムも残ってるものもある。再配信期間だったおかげで無印も観ることができた。配信番組やビハインド、企画でメンバーの絡みやグループの雰囲気、個々の人柄、舞台裏の様子も知ることができる。

コンテンツではないけど、シンメやコンビが大好きなオタクには堪らないケミという概念があるのも大変有り難い。



入り口は瑠姫くんだったけど、見れば見るほどメンバー全員に魅力があってグループとしての魅力も抜群でどんどん深みにはまっていく。楽しい。これは沼だ。



余談ですが、ダンプラやチッケムという制度(?)って最高すぎませんか?

JO1のパフォーマンスはフォーメーションが目まぐるしく変わっていくのも好きなところのひとつである反面、MVやPERFORMANCE VIDEOだと寄ったりカメラが切り替わったりするのでフォーメーションに焦点を当てることが少し難しいように感じるけど、Dance Practiceなら引きの定点だから存分にフォーメーションを楽しめる。
メンバーの練習着姿を観れるのも良いし、足音や靴の擦れる音が入ってるのも良い。

その一方でやっぱり推しだけ観てたい気持ちもあるからチッケムは本当に有難い。人数が多い分フレームアウトしてしまうことも多いけどチッケムなら最初から最後までひたすら推しだけを観ていられる。最高。


話が逸れましたが、ちょっと気になるなというところから本格的に観てみようというところまでの敷居が低いうえに間口が広い。
そして気になったら最後、魅力的なメンバーたちと豊富なコンテンツと供給量で一気に虜になる。無料コンテンツの先にはこれまた充実した有料コンテンツも待ってる。JO1、罪な男たちですね・・・?

きっと決して最初からそうだったわけではなく、JO1とLAPONEとJAMの方々が作り上げてきてくださったからこそのこの充実っぷりだと思うから本当に本当に頭が上がりません。


個人的な話ですが、わたしは職業柄まだ遠征したり人と会ったりがなかなか難しくて、ライブハウスにはもちろん行けないし現場主義な界隈のオタクでいることも色んな意味で厳しくて。コロナ禍に陥るまでほぼ毎月ライブハウスに足を運ぶことでモチベーションの維持とストレス解消をしてきたオタクだったので、推し事以外でどうやって日々のモチベーションを保てばいいのか、何のために頑張ればいいのか分からず、ストレスで身も心もボロボロでした。

対人援助職だけどわたしが助けてほしかった。精神的に負荷のかかりやすい仕事だから上手に対処していかなきゃいけないけど、それができない環境になってしまった。自分がやりたくて憧れて約十年かけて必死に掴んだ夢だったのに、やりがいもある仕事なのに、それが枷となって周りが友達と遊んだりライブに行ったりしてても自分はまだ叶わず苦しかった。それでもやっぱり夢を手放したくはなくて余計に苦しかった。

ストレスもあってか持病が悪化して仕事にも生活にも影響が出てしまい自己管理すらできない自分を責めたし、その頃ちょうど職場の人間関係や将来のことなどでも悩んでいて、毎晩泣きながらいろんなことを考えて、死にたいとさえ思ってしまったときもあった。


そんなときにJO1と出会って、日々の楽しみや頑張る意味を見出せたし頑張る理由ができました。

それでもしんどいものはしんどいしやっぱり泣きたくなる日もあるけど、明日も頑張ろうと思えるのは紛れもなくJO1と瑠姫くんのおかげです。


人生を変えたいという想いで日プに挑み、トップを目指して走り続ける彼らを観ていたらわたしも頑張ろうと思えました。動画やラジオ、プラメ等々を観てはたくさん元気と癒しと勇気をもらっています。彼らがいてくれるから頑張れるし前を向ける。

そして、JAMに対して肯定的であたたかい言葉をたくさん届けてくれて、ここにいてもいいんだと思わせてくれる。


個人としてもオタクとしても自己肯定感がズタボロになっていたわたしにとっては、そんな彼らの存在が本当に救いでした。


わたしはJO1に出会って救われました。JO1に出会えてよかった。瑠姫くんに出会えてよかった。

瑠姫くんを好きになった自分には自信を持てるような気がします。幸せにしてくれるだけでなくそう思わせてくれる瑠姫くんは、最高のアイドルです。


ずっと壁打ちにしてたアカウントでようやくお友だち探しを始めて、JAMのお友だちが少しずつ増えてきて楽しいJAMライフを送れています。新しい出会いがあったのもJO1のおかげですね。

今はきっと新規ハイもあるし、楽しいことばかりではないのが推し事だと思ってるけど、とにかくJO1とJAMに会える日が楽しみでなりません。


新参者ですが、どうぞよろしくお願いします。

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