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詩「意味なんて」

こんな世界まっぴら御免だ

と呟く君の背中は

何処か寂しげで

僕はそんな君の姿を眺めている。

意味なんて無いんだ何も

と、君は言って、

僕は、

只返答に困っている。

そんな僕を見て君は、

フフッと笑っている。

半分嫌がらせかな

と僕は思い

強ばった笑みを君に返す。

意味なんて、

必要だろうか。

只こうして生きているだけで、

日の光はあたたかく、

今日の空は青くかがやいている。

意味なんて、

と僕は君にいいかけて、

瞬間の空の青さに目を細める。






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