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競輪も無観客開催になってしまいました

新型コロナウィルスの影響で無観客開催が続いています。これ以上、感染者を増やさないためという目的で各方面に影響が出ていますが、競輪の売り上げも80%が場外車券ということで大打撃を受けているようです。一刻も早く終息を願うばかりです。

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無観客はすでにミッドナイト競輪でネット販売だけで開催されてはいますが、個人的には**生で観戦してもらい、間近で見るスピード感、自転車の音、ゴール前の迫力を体感して頂きたいです。 **

それと1つ。細かい身体の動きにも注目してもらいたいです。レースは心理戦ということもあり、選手はありとあらゆる細かい動きをしています。

たとえば、自力選手の場合、踏むフリをしてみたり、コーナーで隠れながら仕掛けてみたり、蛇行しながらタイミングを狂わすような走り方をしてみたり、相手を欺くような技を駆使してレースを組み立てています。

追い込み選手にいたっては、相手をブロックする時に、横に並ぶタイミングで身体でぶつかって止めにいったり、相手の肩に頭を引っかけて止めたり、瞬時の判断で動いています。逆に、ブロックされる側にたったとしても受け止めてしまうと弾かれてしまうので、ここで来るとな思ったら吸収する動きにシフトしています。ゴール前では相手のケツを頭で押して狭いコースを作って突っ込んだりしています。

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その他、やはり落車と隣り合わせということもあり前輪がはらわれそうになった時、ハンドルを後方に引き、前輪を引っこ抜いてはらわれるのを防いでみたり、間に合わない時は、身体をその場に残して自転車だけを寄せて避けてみたりなど、体重移動だけで、神業的な走りもしています。

画像だけでは、なかなか識別できないレベルの動きをしているので、生で見るとその動きが、よりハッキリと見られるのではないかと思います。 そんな細かい動きも、瞬時の判断と経験値からくるもので、脳の伝達からじゃ間に合わないレベルの、考えてから動くというより何も考えないで咄嗟にみんなやっているんです。さすがプロという技。

そんなプロの技を無観客が解除になったら是非とも生で見にきて頂きたいです。ちなみに、レース中は集中しているので無観客だろうとパフォーマンスに変わりはありません!
でも生で見てほしいというながホンネです。

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