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子供のころ流行った都市伝説を募集してみた【後編】

都市伝説募集後編は、長文でいただいた怪談や、土着・地域限定の怖い話、聞いたことねえな…という感じの学校の怪談などを紹介します。
まとめるのが難しかった。あんまりカテゴリわけとかしないで自由に記述しています。

前編と同じくらい長い。よろしくお願いします。


京都-「妖怪」

同い年の京都の友人は、なぜだか河童や天狗に詳しく、「河童と出会ったときに備えて相撲で勝てるようにしておかなあかん」と話してくれたことがありました。土地柄なのか、彼女個人の資質なのかは今となってはわからないのですが……(兵庫/34歳)
関西方面のネタで言うと都市伝説に分類されるのか微妙ですけど、嵐山の渡月橋を渡っている時、振り返ると別れるとか聞いた事あります〜。(大阪/高校生)

京都は昔から妖怪の話に事欠きませんね。力の強い神社も多いし、神聖な山もある。歴史も古いから、土着の怖い話いっぱいありそうだな~と思っています。昔は都として国の権力者がたくさん住んでいて、そこで起こる悪いことはみんな怨霊か妖怪のせいだったので、そういうひとたちの霊的な信仰心というか、怪異に対する「強さ」もいまだに残ってる感じします。

てか河童って相撲で勝てないとダメなんだっけ…?出会ったら問答無用で尻子玉を抜かれると思っていた。天狗の話は詳しく聞きたいな(土地によって違うので)
あと嵐山の橋の話、聞いたことある~!有名だと思ってたけど関西の人しか知らんジンクスかも。恋愛に関するジンクスってそこかしこにあるよね。


大阪-「赤い女」他

あまりにも有名すぎてあれなんですが、大阪には大阪人すら迷子になる梅田の地下ダンジョンがあるじゃないですか?そこに「泉の広場」という噴水があってそこには「赤い女」という都市伝説があり私が小学生の頃には知っており親の世代も知ってるほど有名でした
結構目撃情報もあり内容的にはロングヘアの赤い服を着た女性が居て目が合うと大笑いしながら異様な速さで近付いてくるという鉄板な話なんですが、幽霊なのかそれとも泉の広場は有名な売i春スポットだったことは事実なので身体を売っていておかしくなってしまった女性説もあり余計都市伝説っぽく語られていました…
水場には悪い物が溜まりやすいのに地下という閉鎖空間に噴水があるから霊などが集まりやすいとかいう話もありホラー好きキッズだった私は「なるほど~」と喜んでました

ちなみに泉の広場は数年前に取り壊されて季節ごとに変わるインスタ映えスポットになってしまい都市伝説とは全く無縁のような綺麗な場所になってます
(大阪/20代)

出た!!!!!!
泉の広場の赤い女。目撃者がめちゃくちゃ多くて、それがネットで広まって、いろんな尾ひれがついた怖い話ですね。地元の人じゃなくてもわりと知ってる都市伝説です。
これ知ってから、泉の広場行くのちょっと怖かったな。別になんてことない、広くて綺麗なスポットだったんですけどね。でもあんなところに赤い服着た人がいたらすんごい目立つだろうなとおもいます。
「売春スポット」「水場は悪いものが溜まりやすい」「地下という閉鎖空間に噴水=霊が集まりやすい」っていうネガティブ条件揃ってるのが興味深いですね。勝手に揃って勝手に怪異が生まれちゃってる。こういうパターンもある。場が悪いというパターン。

赤い女ってこの泉の広場が発祥なのかな。ホラーゲームとかでわりと見る気がするんですよ、赤いワンピース着た髪の長い女の霊。不気味な存在の共通認識としてモチーフ化されてるのかしら。
ホラーにおける「赤」って恐怖を煽るのにすごく効果的ですよね。血を連想させるから?それにしては黒めの赤よりパキッとした目立つ赤が使われることが多いな。そのほうが怖い。画面が暗くなりがちなところに刺し色として使われると目が引き寄せられるし、場違い感が気持ち悪いからだと思うんだけど、不思議だな。

泉の広場がなくなって、赤い女はどこに行ったんだろう。新しい映えスポットを見つけてまた活躍してほしい。

「××池(校区近くの池です)には河童が住んでいて、引き摺り込まれた人がたくさんいる。その人たちも幽霊になって引き摺り込んでくる」「○○公園には人間の生首が転がっていたことがあり、今でも猫の首などが見つかっている」「○○公園前の竹林には説法を説いてくるおじさんがいて、話を最後まで聞いてしまうと連れ去られる」「全身ピンク色のおばさんが刃物で襲いかかってくる」「墓地で転けたら死ぬ」「△△坂を通ると呪われる」「☆☆神社の夏祭りの時は必ず参拝しなければならず、帰りは振り返ってはいけない」など土地特有らしきものもありました。
(大阪/21歳)

怪談のバリエーションが豊富!
投稿くれたひとは「書ききれないほど多くの怖い話が身の回りに溢れていたんだなぁと思いました」ってまとめてたけど、こんなに身の回りにあふれていることはあまりないと思います。積極的にオカルトを発信している土地環境だったのか。てか大阪、怪談多ない?
「竹林に説法を説いてくるおじさん」「全身ピンクのおばさん」は実際にいたんじゃないかな。オチはともかく。不審人物すぐ怪談になる説。
「墓場でこけたら死ぬ」はありましたね。でも理由がわからん。ころんだくらいで殺されるとは容赦がなさすぎる。

都市伝説…とはちょっと違うかもしれませんが地元で今も語られるお話があったので紹介させて下さい。
36歳 大阪です、近年古墳が世界遺産に登録された地域
家の近所には古墳が何ヶ所か点在しているのですが、その中に後世では首斬り場になったとある場所があります。
平成になり、ある調査の為空中撮影が行われたのですが、後日現像してみると首斬り場と伝えられている周辺だけ真っ白で何も写っていなかったそうです。
ちなみに特に心霊スポットという訳ではないので、怖いというか不思議な話かも?
(大阪/36歳)

不思議~!
なんかアレだ、「バミューダトライアングル」みたい。その一帯だけ変なことが起こる的な。ムーに載りそうな話ですね。

「写真」にまつわる怪談も昔から多くて、日本の怪奇現象ではめちゃめちゃ怖いカテゴリとして根強い印象あります。日本の霊、演出力高いからな。写るときも霊としてちゃんと意識するんだよな。
加えて、写真を撮るカメラって「魂を奪ってしまうから不吉」みたいに昔は言われてましたね。3人で撮るとき、真ん中の人はカメラに魂を吸われてしまうから早死にするって迷信、すっげ~昔に流行った。カメラが出だした時代だから、1800年代とかその辺。機械で姿を写し取るって仕組み自体が、意味不明で怖かったんでしょうね。

なんか、首切り場のひとたちってそりゃあ昔の人だろうから、写真怖かったんじゃない?って思った。写らないように頑張ったんだよ。写ったらカメラに閉じ込められちゃうかもしんないから。ちょっとカワイイな。


兵庫-「首取り爺」

地元界隈だけかと思いますが「首取り爺」というのが噂になっていました。自転車に乗って・カートを押しながら・異常なスピードで、などのパターンで移動しつつ、すれ違った小学生女児の頭をもぎ取っていくお爺さんの話でした。
ひとりで下校すると遭遇すると噂になっていたのですが、実際に遭遇したのはすれ違いざまに頭を掴んでくる変質者でした。
(兵庫/42歳)

これめっちゃ面白くないですか?いや笑い事じゃないんだけど!
大阪の怪談のセクションにもいましたが、実際にいる人間が怪異として噂になってるパターンです。ちゃんと名前がついてて、怖くなるように設定もけっこう作り込まれてる。すごい。
だれが言い出すんでしょうね、こういうの。実際に被害に遭った女児なのか、変質者から子供を守ろうとする大人なのか。「自分たちを守ってくれるはずの大人が意味不明の危害を加えてくる」という事実が子供の理解の範疇を超えていて、子供の間で「不気味な存在」として語られている感じもしますね。怪談が作られる過程を見た気がして、不謹慎だけどわくわくしちゃった。この人が実際に遭遇してるのも最悪だが最高。ご無事で何よりです。

本当に変質者が怪談になるんだな!それはそうとすれ違いざまに女児の頭掴むジジイは怖すぎる!早く逮捕されろ!


山口-「ハマサキさんの机」

そこそこ田舎だったので、どちらかというと土着の不穏な噂話の方が不気味で怖かったです。十年くらい前に事故のあった踏み切りとか、誰か閉じ込められたことがあるらしい体育館倉庫とか。大人がヒソヒソしてると子どもの不安は煽られますよね。

一番記憶に残っているのは『ハマサキさんの机』の話で、
『数年前の雨の日、ハマサキさんという女の子が忘れ物を取りに学校へ戻ったが、近道をしようと裏池を通って溺れて死んでしまった。それ以来、ハマサキさんの席だけ雨が降るとじっとり濡れるので、先生が倉庫に片付けてしまった。一つだけ倉庫にしまってある机がそれなのだ』
というものでした。思い出補正で脚色が入っているかもしれませんが、概ねこんな感じだったかと思います。
裏池は結構暗くじめじめしていて、大人達がしょっちゅう危ないから近付くなと言っていたこと、暗い倉庫に何故か壊れてもない机がしまってあったことから割に信じている子が多かった気がします。
(山口/27歳)

めちゃくちゃ濃くて不気味な怪談ですね。噂の舞台設置が絶妙に機能していて、かつ「それらが本当にある」のが怖い。
ハマサキさんが特に生きてる人間に危害を加えるというわけでもなく、不思議な主張をしているのも地味ながらインパクトがあって良いな。倉庫で噂の机を見かけたら、嫌な気持ちになりそう。絶対ひとりで倉庫行きたくない。

感覚的な話なんだけど「ハマサキさん」て響きが怖くない?カタカナ表記なのも怖いよ。「スズキさん」だとあんま怖ないのに。なんでだろ。


大分-「鬼婆の噂」

小学校中学年の頃に通っていた小学校の塀沿いに植えてある木の上の方に包丁が刺さっていました。その木の下に餅つき用の大きな石臼のようなものがおいてあって、その中には大量の校庭の砂が詰まっていました。

その砂の底には地獄の入り口があり、砂をすべて取り去ってしまうと地獄から鬼がやってくるので砂を取ってはいけないと子どもたちの間で噂になっていたので、小学校のだれも、その石臼から砂を取ることはしませんでした。

丑三つ時になると鬼婆が木の上の包丁を抜いて、夜な夜な小学校周辺を歩き回っているという噂もあったため、子どもたちは「門限を守る」ということに必死でした。5時のチャイムがなる前には家に帰る、うっかり鳴ってしまったらできるだけ一人で行動せず、しかし自転車爆走してできるだけ早く家に帰っていました。

包丁の柄は木でしたが、柄は特に朽ちている様子はありませんでした。金属の部分は錆びきっていました。刺さっている木は細くて白くて、そこまで背が高い印象はありませんでした。なんの木の種類だったかはわかりませんが、今思うと白樺の若木に近い見た目だったような気がします。

あるとき、その包丁にさびていない、きれいな金属の部分が数ミリ見えることに気づいた人がいました。噂になったので私も見に行きました。確かに少し、包丁が動かされて、木に埋まっていた部分が見えるようになったような気がしました。
学内は大パニックです。あくまでも噂だった「鬼婆」が本当にいるんだと、この包丁を使って歩き回っていたのだと。(今考えると夜中に学校に忍び込んだ不届き者が引っこ抜きチャレンジをしたような気がします)それからしばらくは、門限ルール厳守がいっそう意識づいていたような気がします。
(大分/20代)

舞台装置が怖い!なんで木に包丁刺さってるの?気持ち悪すぎるだろ。石臼も謎だし、その石臼に詰まっている砂も謎。でもその謎から地獄とか鬼を連想するのも謎。なんで!?小学生の発想やばいな。

しかしその非日常的な怖い舞台装置に動きがあったとなれば、そりゃあもう大変な騒ぎだったと思います。包丁が動かされた跡に気づいた人、めちゃくちゃめちゃくちゃ怖かっただろうな。絶対気づいちゃいけなかったのに気づいちゃったってなったと思う。気の毒だわ。


埼玉-「怪人アンサー」

一時期爆発的に流行ったのは怪人アンサーというものでした。
やり方は数名で携帯電話を持ち、輪になって全員隣の人に電話をかける→隣の人は更に隣の人に掛けているので話し中になるはずだが、必ず1人だけどこかに電話が繋がる。
その繋がった先にいるのが怪人アンサーで、どんな質問にもいくつでも答えてくれる。
ただし、途中で逆に質問をされた場合は答えなくてはならない。
答えられなかった人はこ呂されてしまう(伝聞の学年によっては異世界に連れていかれてしまう)というものでした。
何故こんなのが流行ったかというと、ミニモニ。がめちゃくちゃに流行っていたんですよね…笑(確か折りたたみ携帯が普及し始めたくらい?だったとおもいます) ミニモニ。テレフォンだリンリンリン!ごっこもできる!噂も解明できる!しかし1990年代後半あたりの小学生で自分の携帯電話を持っている子は極わずかだったため、クラスの連絡網を使い固定電話で試そうと試みた生徒がかなりおりまして、本当に大切な連絡の妨げになり我が学校ではちょっとした問題になりました。
そのためアンサーを試そうとしたのが分かったら廊下掃除をするようにという罰則が一時的に設定され、急激に噂は衰退しました。
まあ親の携帯電話を無断で持ち出して叱られたり、廊下を掃除しなくてはならないリスクを負ってまでやりたいかとなると…という感じでした。
ただ、こう言われてみんなアンサーの話しなくなったな、というのは覚えているのですが、何故こんなのが流行ったのか、誰から聞いたのかはさっぱり思い出せないんですよね。不思議ですね。
(埼玉/20代)

み、ミニモニ~~!そうか今の20代の小学校時代はミニモニ世代か……
しかし「怪人アンサー」ってなんだこのネーミングは。日曜朝8時放送中か?めちゃくちゃセンスいいな。

この作り込まれた電話の怪談、超~~~~いいですね。こっくりさんの電話バージョンだ。前編でも「公衆電話で特定の番号にかけると宇宙に繋がる」って感じのやつを載せましたが、電話と怪談は切っても切れない関係です。やっぱ音声だけで姿のない怪異って想像力を刺激して余計怖いんだろうな。

この場合は少し複雑なステップを踏まないと「怪人アンサー」にコンタクトを取れないので、その条件のクリアが必須となると、もう小学生には抗えないくらい魅力的だったに違いない。好奇心でどうにかなっちゃうよこんなの。流行ったのも頷ける。
誰がルールを作ったんだろうな。携帯電話を持ち寄って順に隣にかけていく…なんてどうやったら思いつくんだ。都市伝説の天才かもしれん。でも誰がどうやって流行らせたのかわからないのがまた不気味で最高ですね。都市伝説として完璧。ありがとう本当にいい話でした。興奮した。


福島-「飴玉ババア」

私が小学校1年から4年生位まで行っていた絵画教室主催の夏キャンプでは、飴玉ババアというお話が語られていました。キャンプ場や山で一人になると、飴玉ばばあが来て目玉をくり抜かれてしまう。ばばあはそのくり抜いた目玉を飴玉みたいに舐めて、なくなるとまた飴玉を探しに来る、というお話でした。キャンプ場は割と山の中で行なわれてたので、恐らく迷子防止としてこの話をしていたのではないかと推測しています(恐怖政治)当時は夜トイレに行くのが怖くて堪りませんでしたー。
出身は東京ですが、この話は福島でされていました。
(東京/36歳)

これ読んでめっちゃびっくりしたんだけど、このババア実在する怪談だったんですか!?
というのも、わたしはこの「飴玉ババア」という話に関して、「学校であった怖い話」というスーパーファミコンのゲームでしか知らなかったんです。知ってます?このゲーム。有名なんだけど。最近だと稲葉百万鉄が分岐フルコンプリート実況してるから全人類見て(唐突なダイマ)

わたしがプレイしたのは小中学生のころなんだけど、このゲーム大好きで、その中でも飴玉ババアの話はインパクトが強かったからめちゃくちゃ覚えてるんだよね。ゲーム内では「飴玉ばあさん」だったかな。怪談は怪談なんだけど、どっちかって言うと「欲をかいた愚かな人間が破滅する」的な内容で、よくできた話だったんだよ。飴玉が目玉だったのはその通りだったよ。
がっこわオリジナルの、というか新堂さんが作った怪談だと思ってた(この話してるときの新堂さんめちゃくちゃ生き生きしてるからおすすめ)
まさか実際に怖い話としてお目にかかるとは。

なんか感動しちゃった。ありがとう。


地域限定怪談その他こまごま

テレビで見たのか覚えてませんが、うちの小学校では「お風呂に入っているときにだるまを思い出す(もしくはだるまが頭に浮かぶ)と不吉なことが起きる、又は死ぬ」というのが流行ってました〜!
未だにだるまのことを入浴中に思い出しては凹む日々を送っております。子供の頃の恐怖感はなかなか消えてくれないものですね。。
(福島/26歳)

シャンプーしてるとき誰かに見られている、みたいな怖い話はあったな。お風呂も水場だから、ホラースポットとして怖い話には事欠きませんね。家の中なのに安心できないのまじで怖ない?
でもなんでだるま。だるまがなにをしたって言うんだ。今日お風呂に入ってるときにだるまを思い浮かべてしまったらどうしてくれる!?

都市伝説というより学校の七不思議なのですが、学校の昇降口に飾られている海亀の剥製が夜中に動く、その海亀に食われる、海亀の腹の中は異世界、などという話がありました。
(茨城/30代)
二宮金次郎像の話見てて色々思い出したんですけど、私の通ってた小学校は、中庭に青い鳥の像がありました。
チルチルとミチルが鳥籠持って青い鳥を探してるって像なんですけど、これが深夜に動き出して、人の首を切り、鳥籠に切り取った頭を入れる。そしてまた青い鳥を探す。そのため、毎日ちょっとずつ像の首の角度や向きなどが変わってる…という話でした。
寝る前にガタガタしながら布団をかぶり息を殺していたので、寝てたら来ない的な早く寝かせようとする怪異だったんでしょうか(笑)
(千葉)
中学校の頃、吹奏楽部の朝練が始まる前に音楽室で楽器の音がする、というのは吹奏楽部員の中では周知の話でした。音楽室に向かうまでの間には聞こえるのに、室内にはいると音が聞こえなくなるというもので、聞こえてくる楽器もそれぞれ音を聞いた人の担当楽器と同じでした。私もクラリネットの音を聞いたことがあります。

ありそ~な学校の怪談たち。
動物の剥製や、人の形をしている像や教材なんかは、すぐ「動く」ことにされるの興味深いです。動かないはずのものが動いたら、そりゃ怖い。
しかし食われるのはまだしも、腹の中に異世界があるっていうのは面白いな!怪異の欲張りセットか。「鏡」や「きさらぎ駅」と同じカテゴリだとしたら、食われてもまだ帰ってこれるかもしれん。救いがある。

人の首を切って鳥籠に入れるチルチルとミチルは猟奇レベル高すぎて笑った。人間の首が入った鳥籠に入りたい青い鳥がいるとでも思っているのか!?「しあわせの青い鳥」をモチーフにしてるというのに怪談生まれちゃうの皮肉だし、子供って考えることが残酷。

担当楽器と同じ音がする話も不思議。誰もいないはずの音楽室からピアノの音が…みたいなのはよく聞くけど、聴く人によって楽器が違うのは本当どういうことなんだろうか。面白いですね。怪奇現象側のサービス精神か?

区役場の前につぶれて廃屋になったホテルがあるのですが、中で幽霊が覗いているのを見たとか絶対入っちゃダメだとか言われてましたね〜 結構大きいのですが壁は錆びて黒ずんで窓はだいたい割れていました 小学校高学年になったころに外壁が鉄の板で覆われて中は見えなくなったのですが、今もそのままで残っています
(群馬/18歳)

群馬……群馬はネットでネタにされているグンマーのイメージが強すぎて…いやぜったいそんなことはないとわかってるんだけど、なぜかさびれた郊外のイメージがあるから、そら廃屋もあるし幽霊もおるやろ、と思ってしまう。
これは風評被害です。ごめんなさい。

わたしが通っていた小学校の非常階段の下に、石で出来た謎の棺のようなものがあり、中にはヴェートーベンが眠っているという話がありました。なぜヴェートーベンなのかは忘れてしまいましたが、わたしはヴェートーベンで覚えています。もしかしたら人によって中身が違うのかもしれません。
学校から離れて、通学路の話ですが、途中に土手のガード下をくぐる道があり、そこが通学路でした。ここを通る時に電車が上を走っていると、電車が通り過ぎる前に通過しなければ不幸になるとか、死ぬとかいう話があり、わりとみんな本気で走ってました。
それと、ガード上を通る電車の窓にうつる人と目が合うといけないみたいな話があったのですが、これはかなりあいまいに覚えているので詳細は定かではありません。
このガード下なんですが、夏でも日陰で常に暗く、横に川が流れていて、その川向こうに犬の死骸が転がっていたり、蛇の住処になっていて車に轢かれた蛇がぺしゃんこになっていたり、(そういえば、電車の振動で蛇が落ちてくることがあるというのもどこかで聞きました)短いとはいえ、トンネルになっているのもあって、なかなか雰囲気がある場所でした。ちなみにここで友人と露出狂に遭遇したこともあります。その時は霧が出ていた日だったので、いまだ夢か現かちょっと自信がないです。
(埼玉/30代)

なぜ小学校に棺のようなものがある?中身を想像してくれと言っているようなもんでしょ。怪談の格好の餌食だ。
「○○しないと死ぬ」「○○すると死ぬ」という小学生特有の謎ルール、怪談に限らずあらゆる場面において出てきますよね。どうしてそんなに想像力が豊かなんだろう。「死」に直面したことなんてほとんどないはずなのに、なんで想像できちゃうんだろうな。
高速道路や線路の下のガード下は、いろんな怖いものがいたなあ。「夕闇通り探検隊」を思い出す……

私が保育園に通っている時、当時の保育園の先生から「子供が泣いていると、そこに○○(都市伝説の名前)が来るよ」と聞かされたことがあったのですが、その話の後に突然私たちよりも小さい子供が泣き始めて、酷く怖くなったことがありました。
その時は一緒にその話を聞いていた園児と机の下に潜り込んで、泣いたらダメだけど怖い…早く泣きやめ…と思いながら小さくなっていた気がします。
今でもこの時の記憶だけは鮮明に頭に残っているのですが、どうしても都市伝説の名前だけは思い出せません。ポロッとそこだけ頭から抜け落ちてる感覚です。
もしかしたらこれ全部夢だったのかな?って思ったりもします。保育園の頃の記憶なんてもう曖昧すぎるので…
でも20年以上経ってもまだ覚えてるってことは、きっとこれは本当にあった事なんだろうな!と思ってこれからも生きていこうと思います。

ウワ~!!肝心なところが思い出せないやつ!怪談あるある。
こういう意味深な記憶の抜け落ち大好き。子供が泣いていたら「来る」怖いものってなんだろう?脅し文句に使うくらいだから、よくないものだってことだけはわかる。いろんな想像ができすぎて怖い。
でも思い出せないということは、思い出さないほうがいいということでは?その記憶の欠落があなたを守っている可能性がある!これからも思い出さずに生きて行ってください。


体験談-01

お恥ずかしながら誰にも信用されない怖い実体験と地元のみに伝わる伝承をお伝えできればと思います。
本来ならば出身をお伝えしないとなのですが、旧ではありますが軍関係の施設のお話がありまして親族もいるので都内とだけお伝え致します。申し訳ありません…。

■軍馬
私が子供の頃に通っていた小学校は旧日本陸軍の軍馬を駐屯する施設だったそうです。
守衛さんから聞いたお話なのですが、夜に体育館の見回りに行くと蹄の音や馬の嘶きが聞こえ、将校様が乗馬した姿を見たそうです。
守衛さんとしては「夜に出歩くな」と言う忠告も込めたお話なのかな?と今では思います。

■生首
これも子供の頃のお話です。
林間学校でとある宿泊施設でお世話になった時、大部屋に到着し集合時間まで間がある生徒たちが少しゴロ寝したいということで枕を出そうという事になりました。
押し入れに一番近い私が枕を取ることになって押し入れを明けた瞬間、生首と一瞬だけ目がいました。
その生首は物凄い速さで布団の後ろに逃げました。
全く物理法則を感じない速度と質量で見間違いだったかと思うほどです。(今でも半信半疑です)

■横切る足
九州のK県に里帰した時のお話です。
午後22時にK山脈を南下し実家に帰る道中、対向車線の車が来た時に足首が横切りました。
凄く吃驚して、助手席に載っていた私は飛び上がってしまい、運転手の義父さんを驚かせてしまいました。
後で「あの辺りは幽霊が出るのですか?」と聞いた所、そんな話は聞いたことがないけど自ら儚くなることをお選びになった方が居ますよとお答え頂きました。

■「オイ!」
近所でも有名なボロ団地を横切った時のお話です。
お気に入りの女性ボーカルの音楽をウォークマンで聞きながら件の団地の前に来た時に、団地の方のイヤホンから男性の大きな声で「オイ!」と叫ばれました。
ものすごく吃驚して飛び上がりました。
後ろに居た男性にも吃驚されました。(声の主はその方ではないと思います)
物凄く恥ずかしかったです…。

何かの創作の足しになればと思います。
これからも応援しています。

体験談いっぱいくれた。ありがとうございます。めちゃめちゃ霊体験されてますやん。どうぞ今後もお気をつけて。

どれも良かったけど、イヤホンから男の声っていうのは面白かったです。霊が電化製品や電波を通して主張してくるパターンはよく見聞きするんですけど、どういう仕組み?ってなる。霊、なんでもありか?

前に見た考察では、物質に作用してるんじゃなくて人間の脳に作用してるのでは?っていうやつ。つまり、「イヤホンから男の声がした」んじゃなくて、「脳がイヤホンから声がしたと錯覚している」という感じ。実際の「声」は頭の中でしている。霊が脳に干渉しているのだ。なにそれ怖い。
霊が人によって見えたり見えなかったりするのも「霊に干渉されやすい脳かどうか」という違いだったりするかもしんない。怖い。脳に干渉するな。

全然関係ないし今思い出したんだけど、わたしの知り合いに、「寝ようと思ってウトウトしていると頭の中でめちゃくちゃ大きな音が鳴って、その音で目が覚めてしまう」という人がいる。なんか似てるな…って思った。

あと「自ら儚くなることをお選びになった方が居ますよ」って言い回し、おしゃれすぎて背筋が伸びた。なんて上品なんだ。真似してえ。


体験談-02

夜にウォーキングに行っていた時期に母と一緒に体験した話があります。いつものように家から少し離れた公園まで行き、一周歩いて帰るというコースを歩いていたとき、突然カーンカーンと踏み切りの音が聞こえました。私の実家は田舎なので町内に電車は走っていませんし、そもそも車すら入れない細い道でした。母と2人で何なんだろう?と首をかしげその日は帰ったのですが、次の日姉の同級生が人身事故で亡くなりました。関係があるのかはわかりませんが暫くはその踏み切りの話はタブーとなり、ウォーキングもやめました。

怖。「音」だけ聞こえるの怖い。踏切の音って警告音だから、それも相まってホラーでは不吉なイメージがある。そしてタイミングの良すぎる事故が、「もしかして」と踏切の音と関連付けさせる。「虫の知らせ」ってやつですかね?怖いな。

個人的には「ウォーキングもやめました」という淡々としたネガティブ報告でブツ切られてるのが一番怖いのだが……文才がありますね。


体験談-03

都市伝説ではないのですが、ちょっとした噂と私の体験を送らせてください。今20歳の大学生です。小学生の野外合宿で、泊まる施設に出るという噂がありました。2段ベットが左右の壁にふたつずつ並んだ部屋で、その間に幼稚園児くらいの姉妹が立っているという噂でした。寝る前にそれを聞き怖がりつつもしっかり寝たのですが、朝起きると私と向かい側のベットで寝ていた子の枕元に砂が散らばっていました。怖い噂と関係はないように思うのですがだいぶゾッとしました。また別の棟で寝泊まりした男の子は、朝起きたら壁に血が直線にツーとついていたらしいです。その子に鼻血の跡がついていたので寝ぼけてやったんじゃないかと収まりましたが、気味が悪かったです。
(広島/20歳)

「出る」という噂のところに泊まらなきゃいけないのぜったいやだ~~!!!!って思いながら読んだ。しかも室内に出んのかよ!よく寝れるな。絶対無理だわ。あと夜中に絶対怖いこと起きてるわそれ。全員寝てたのかな。それはちょっとおばけがかわいそうだな。

なんか怖いこと起こしたのにだれも起きてなかった怪奇現象のほうの気持ちになっちゃったな。


体験談-04

都市伝説というか不思議体験ですが、父の勤めていた会社が持っていた山(もしかしたら借りてた?)のみかん農園があったんです
そこで父の同僚の子供たちと一緒に遊んでいたところ、何故かめちゃくちゃ綺麗な男の子?がいて地元っぽい感じでみかん農園の他にも近くに神社やら川(入ってません、親に怒られるので)を案内してくれたんですが、段々みんなお腹が空いてきたり結構遠くに来てしまったので一度帰るみたいな空気になって戻ろうとしたんです
けどその子だけがしきりにずっと『川の向こうの方が楽しいよ』というんです
美味しいみかんもあるし、きっともっと楽しめると思う
そう言ってニコニコ微笑んで言うのですが、当時わたし以外の子どもはまだまだ小さくて親の見えないところに来た時点で既に泣きかけな感じでした
わたしも自分が楽しくてついてきましたが、他の子の様子を見てやっぱり一回戻らなきゃダメだなと思ったのだと思います
「また後で来たらだめ?」
と聞いたのですが「すぐ着くよ大丈夫」
そう言われて腕を引かれて川に入ろうとした瞬間にわあわあと小さい子に泣かれたので慌ててその子のところに戻りました
やっぱり行けないと言おうと思って顔をあげたらもうそこには男の子はいませんでした
後で聞いたら神社に入ってからわたしが急に人が変わったように先に先にどこかへ歩いて行こうとするのでみんな怖かったそうです
「もうすぐだから、大丈夫」
そうとしか言わないのに、さらに親にキツく言われていた川に入ろうとしていたということでした
男の子はみんな見ていないそうです
オチはないですがわたしの体験した不思議体験でした

不思議体験ってレベルじゃなくね!?
憑かれてるじゃん!憑かれてる!川入ってたら死んでたな!あぶね~!よかった!リアル三途の川!
山・川・神社と、いかにも「居る」場所コンプリートという感じですね。土地の神様に好かれちゃったのかなあ。そんな感じする。ある意味霊よりたちが悪いよ、神様はよ……連れていかれなくてほんと良かったですね。こどもは好かれやすいから……

神様に好かれやすい体質の人いるらしいので、今後も気を付けてください。


体験談-05(人間怖い系)

こんにちは、都市伝説を募集しているとの事だったので、一つ小学校高学年の時に、校区の子供と保護者の間で噂された、結果的には架空の出来事だった事件をお伝えします。年齢は現在31、大阪出身です。

住んでいる街で一番大きな駅が校区から2駅ほど先にあり、大型商業施設が建ち並ぶ子どもにとっても魅力的な場所がありました。
高学年になり、少しの遠出が許されるようになると月に1回ほどお小遣いを握りしめて、そこへ可愛い文具などを友人たちと買いに行くのが楽しみでした。
しかし、ある日その商業施設の1階のトイレにて、女児が男子高校生に連れ込まれ乱暴された結果、子宮が破裂する事件が発生した、という噂が学校中で流行りました。事件の内容も女の子の住んでいる大体の地域、年齢(確か4、5歳くらいでした)、事件が発生したトイレの場所(何番めの個室かまでわかってました)犯人が在学していた高校(私はその高校に隣接する小学校に通ってました)など非常に具体的で、とてもショックを受けたのを覚えています。保護者の間でも噂は広まり、子供たちのちょっとした、お洒落なお出掛け先であったその商業施設は、行くことを禁止されたり、あるいは保護者同伴でのみ行くことを許されたりと、なかなか行きづらい場所になってしまいました。(同窓からの情報曰く、学校の保護者会?あるいは保護者面談?でも担任からの注意喚起もあったそうです)

しばらくはこの事件が本当に起きた事件であると信じていたのですが、私が大学生になった頃、それこそ怪談や都市伝説にハマっていてインターネットを使ってそういったオカルト情報を読み漁っていた時、そのトイレの事件とそっくりな事件を見つけました。地域や事件の詳細など少しずつ違うので、私の知っている事件とは別件であることは分かります。
なんだそう言うことか、と馬鹿らしくなって笑ってしまいました。

その事件が噂された当時は一般家庭にパソコン、インターネットなどは普及しておらず、もちろんメールなどもなく噂は全て口頭のみで広まったものです。そんなソースがあやふな事件を鵜呑みにして親たちまでもを巻き込んだ騒動になっていた事は商業施設側は知っていたかは知りません。
あのトイレで被害に遭った女の子はきっといません。
ですが今もなんとなく、そのトイレは無意識に避けて使ってしまいます。
(大阪/31歳)

結果的になんもなかったって話だけど、全体像が怖すぎません?人間の想像力と思いこみだけでこんなに盛り上がるの、めちゃくちゃ怖いな。集団ヒステリーっぽい圧力がある。商業施設側はたまったもんじゃないな。

怪談とか心霊に限らず、恐怖に対する人間の行動って本当意味不明なことが多くて、冷静になって後からよく考えたらおかしいことがわかるんですけど、渦中にいると全然気づかないんですよね。そうやってどんどん怖いことになっていっちゃう。
何もなくてよかったけど、そういう人間の思い込みはまじで引き寄せが強いので、本当にならなくてよかったと思いました。「ここで事件があったはず」という思い込みが強すぎて犯罪が起こること、ありますからね……

ワイの募集してた「怖い話」とはちょっと方向性が違ったけど、生々しくてイヤ~な気持ちになりました。あ~人間こわ~


本からの出典

小学生のときに特に流行っていたのが、「深夜(詳細な時間は忘れました)に水をはった桶をカミソリを咥えて覗きこむと将来の彼氏が見える」でした。ちょうど怪談アニメが流行ったのもあり、ムラサキカガミや「とんからとん」とかも本気で怖がっていた記憶があります。
(愛知/大学生)
いま25ですが小学生のとき妖怪レストランがめちゃくちゃ流行ってて、その中でいちばん怖かった話を思い出したのでします。

深夜、剃刀をくわえて水を張った桶を覗き込むと未来の結婚相手の顔が映るという噂があった。
その通りにやってみた少女がいたが「自分しか映らないじゃん」と気が緩んだ一瞬、剃刀を水の中に落としてしまう。水が真っ赤にぬれて慌てて取り出した。

そんなことをやったのも忘れて少女は大人になり、とある男性と知り合う。優しく気も合う彼だが、会うたびにマスクをしていて素顔を一度も見たことがなかった。
結婚前夜、「どうしていつもマスクをしてるの」と聞く。彼はマスクを外した。その口は大きくズタズタに裂けていた。

「おまえがやったんだ」

「妖怪レストラン」という児童書は全然知らなかったんですが(たぶん世代が違う)、そこから「印象深かった」として同じ話が2通来ました。それだけ怖い話だったんだなこれ。わたしは初めて知りました。めちゃくちゃ怖いやんけ。こんなもん小学生に読ませるな。

オチまでのスパンがひじょ~~~~に長い呪いですね。呪いの持続効果、「紫鏡」といい勝負だな。
「未来を知る」という自然の摂理に反する行為をするため、「深夜に剃刀をくわえて水の張った桶をのぞき込む儀式」は絶対に失敗してはいけなかったんですね。デカい報酬にはそれなりのリスクがある。失敗したけどたいしたことないじゃ~んて思ってたら忘れたころに発動…しかも本人にじゃなくて結婚相手に。タチわる。嫌すぎるわ。呪術師を呼ぶべき。

このおまじないをするとき、怪談のオチを知っていると「絶対に失敗できない」プレッシャーがつきまとって、恐怖を煽る結果になっているわけなんだなあ。小学生は愚かなので、それをわかっていてわざわざやるのである。俺と呪いのチキンレース。そういうの大好き。

しかし「剃刀をくわえて水の張った桶をのぞき込む」という条件、不思議すぎる。なぜ剃刀。そしてどういう理屈で結婚相手がわかるんだ。
いや、なんかこう、アイテムが恋愛や結婚を連想させるものだったらわかるんだけど、別にそうでもない気がして…なんか理由があるのかなあ?

小学生のころに知った怖い話で1番印象に残っているのは本で読んだ踏切の話で、
本を読みながら帰宅してる男の子が、本の下から前にいる人の足を見て、踏切で止まります。その踏切はゲートが開く時「お待たせしました」と音声が流れるのですが、男の子は前の人の足が踏み出したのにつられて歩き出してしまいます。
なぜかゲートは上がっていて「あれ?アナウンスがないな?」と思った瞬間電車に轢かれてしまい、その男の子の死体の上にゲートが降りてきて「お待たせしました」という音声が流れるというものです。25年くらい前に読んだのに未だに覚えてます。
(千葉/36歳)

「お待たせしました」の使い方がめちゃくちゃ不気味。うますぎる。踏切、足、死体、ゲート、「お待たせしました」の平坦な音声、想像するとゾワッとしますね。お待ちしてねぇ~~~~!ってなる。幽霊なんか足しか出てきてないし積極的に怖がらせてるわけじゃないのにまんまと引き込んで殺してるもん。頭良。インテリ霊。
これ11歳のときに読んだの?踏切トラウマになるわ。

なんか、歩きスマホやめようねって思ったからみんな歩きスマホやめようね。これの応用で上手いこと霊に殺されるかもしれん。人間、インテリ霊に負けるな。


おわり

というわけで、皆様ご協力たいへんありがとうございました。
80通くらい集まりまして、まとめるのに苦労しました。いっぱい読めて満足!個人的にすごく興味深い記事になったと思います。ワイ得。ありがとうございました。集計するのもみんなの話読むのも本当楽しかったです。

やっぱ怪談って良いもんだなあ~~~~!

おわり

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