乳アレルギー負荷試験

はじめに

乳アレルギーの負荷試験について記録です。

5か月の時に乳アレルギーの診断。離乳食も始まっていなかったのですが、乳児湿疹が治らずアレルギーを疑いました。血液検査(IgE)で卵と乳がクラス4で陽性判定。病院の先生に相談して完全除去で生活。ミルク無しの商品に助けられました。

小学校入学に向けて3歳1か月から食物経口負荷試験を始めることにしました。病院や先生ごとに違うかと思いますが、負荷試験の内容についてご紹介します。

負荷試験初日(検査入院)

09:30   総合病院受付
10:00   子供、大人の検温
            入院棟の待合室で受付、問診
            診察室で診察、身体測定
            点滴や血液採取用の管(ルート)を着ける
10:20   個室入室
10:30   酸素測定、呼吸確認、負荷試験の流れについて説明
10:45   負荷試験開始。牛乳0.2mlをスポイトで飲ませる。
11:15   0.5ml。途中、看護師さんが様子を見に来てくれる
11:45   0.8ml。途中、看護師さんが様子を見に来てくれる。
            栄養士さんから昼食の説明
12:15   1.0ml
12:25   発作(くしゃみ、目をかく、せき、頭や顔、ひじうら、鼠径部、お腹、背中を搔きむしる、顔のむくみ)。ナースコール。
            看護師さん、お医者さん、薬剤師さん?(薬出しのサポート)と人が増える。ルートから注射。吸入。処置ですぐに落ち着く。副作用もあってすぐに寝る
14:20   起床。発作後は30分ごとに看護師さんが様子を見に来てくれる。
14:30   昼食
15:30   診察。今後の負荷試験の説明
16:00   退院

当日の持ち物

  • 同意書

  • 入院書類

  • 水筒(お茶)

  • 着替え(1セット)

  • 負荷試験食(牛乳)

  • 遊び道具(折り紙、自由帳)

  • マスク

  • 大人の昼食、飲み物

検査入院の様子

個室は6畳ぐらいの部屋でテレビ、ソファ、ベッド、ナースコール、トイレ。コロナ対策で個室内で大人のトイレ/飲食は禁止。外の待合室やトイレを利用する。大人の不在時に子供を一人にすることになるので、結果何事もなかったですが少し心配でした。ベッドにも座ったりするのでスリッパもあったほうがよいかと思います。

検査入院後の自宅での負荷試験

  • 0.2mlから毎日飲む(スポイトをもらえる)。水や豆乳に混ぜてもOK。

  • 体調不良時(発熱時、感冒時、下痢嘔吐など胃腸炎)は摂取を控える。

  • 4日以上摂取を中断した場合は半量から再開し摂取を中断した日数をかけてもとにの量に戻す。

  • できれば摂取後2時間は激しい運用や入浴を避ける。大体30分ほどは様子を見たほうがよい。

  • アレルギー症状が出た場合は抗アレルギー薬を内服する。症状が変わらない、悪化する、症状が劇的な場合は電話相談。

我が家の場合は朝一番に牛乳をあげて、1時間後ぐらいに保育園に行っています。ミルクの飲み残しが怖かったので最初はスポイトで上げていました。5mlぐらいから豆乳に混ぜて飲ませています。

月に一度の受診

  • 牛乳は持っていく

  • 診察。一か月の様子を話す。抗アレルギー薬を使ったか。負荷試験を中断したかなど。

  • 牛乳を飲ませる。持ち運べるナースコールを渡される

  • 30分程、院内や待合室で待つ

  • 診察。次回の予約

一年で5.0mlまで増やすことができました。5.0mlというとバター1かけ(10g)です。3歳も過ぎると本人もアレルギーであることをしっかり認識するようになります。毎日気を付けながらのんびり続けていきたいです。

興味があること #育児 #料理 #ものづくり 楽しんで学んでいきたいです。 皆さんの【楽しんでいること】も是非、教えてください。