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本質的価値への問い、アート思考と人間の本質。

戦後日本は高度成長を経て豊かな社会を手に入れた。その事自体悪い事ではないし、私達はその恩恵に預かり不自由のない生活を営んでいる。

一方で、この歪みは何か?
と気が付き始めている。

今まで良しとされてきたモノ、コトへの疑問が生まれ始める。

本質とはなんだろう?
は、人間とはなんだろ?に行き着く。芸術家は長い歴史に渡り、その問いかけを続けてきたのではないだろうか?

作品は「私が生きている証」に他ならず生きることイコール作品を生み出す事。だからこそ芸術家の生み出す作品は本質的であると言える。

私達が鑑賞しているものは、作家の本質ではあるが、作品が一度外気に触れる事で付加価値が付く。付加価値とはまさに経済で、それは作家の飯の種になる様に見えて、そのお金はコレクターやオーナーのものとなる。

これが、本質的価値の上に乗っかってくる付加価値で、経済はまさにこの付加価値で成り立っている。
これが資本主義社会の本質でもある。

いま、資本主義の歪、限界が囁かれる中、アートの再認識は急成長するアジア、特に中国での投資としてのアートの高騰ぶりと、衰退していく日本が見なければいけない人の本質としてのアート、相反する様で、まさにこれが人間たる所以なのだとアートを通して知ることができる。

本質ってなんだろ?

僕たちが暮らしている日常に「問いかけてみる」。

いかに本質を欠いた世界に生きているかわかる。

なぜ国民や市民の為に働いているはずの政治家や役人が私達の税金を貪るのか?

なぜスタバが沢山必要なのか?

なぜ、コンビニは1日に数億円の食品廃棄物を出しているのか?

なぜ少子高齢化が良くないのか?

政治家は元々腹黒いのか、政治家になってから腹黒くなるのか?

なぜ大きな家や高い車が必要なのか?

そして、
我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか?

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