西村虎次郎/たいがー

1999年7月生まれ。 小説家を目指して、新人賞に向け小説を執筆中。

西村虎次郎/たいがー

1999年7月生まれ。 小説家を目指して、新人賞に向け小説を執筆中。

最近の記事

オリジナル掌編小説「スーツ」

昨年、あるプロの作家さんに添削していただける、という機会に書いたショートショートです。有難いことに、その他の応募作の中から、優秀賞を頂くことができました。 「スーツ」「仕事」「貯金」という3つの課題に沿って書いたものです。 短い掌編小説なので、すぐに読めると思います。 自粛生活のお供として、暇つぶしがてらに読んでみてください! 『山崎、お前本当に来られないのか』 「申し訳ないです」 『もう少し考えてくれても良いんじゃねぇか』 「すいません、多田さん。本当に、外せないんです」

    • 天気の子を見てきました。 正義ってなんなの? 愛ってなんなの? とても利己的で、独善的な感情だけど、強い気持ちに突き動かされた少年が、少女のために世界の形を決定的に変えてしまう話です。

      • ダブルヒロインに商業的な意図を感じる

        • ディズニーは自分達の過去作を浄化しようとしてるのだろうか。アラジンを見る気はないが、確かめにいきたい気持ちもある。

        オリジナル掌編小説「スーツ」

        • 天気の子を見てきました。 正義ってなんなの? 愛ってなんなの? とても利己的で、独善的な感情だけど、強い気持ちに突き動かされた少年が、少女のために世界の形を決定的に変えてしまう話です。

        • ダブルヒロインに商業的な意図を感じる

        • ディズニーは自分達の過去作を浄化しようとしてるのだろうか。アラジンを見る気はないが、確かめにいきたい気持ちもある。

          見せたいものを作る、期待に応える。

          「きみと、波にのれたら」というアニメーション映画を観ました。 予告編を見た瞬間に、出来の良さが分かりました。ストーリーも分かるし、キャラが立ってるのも分かるし、アニメーションも美しい。 脚本なんか最初から最後まで大体予想できました。 面白い、そう確信して見に行きました。そして、期待と寸分違わぬ面白さでした。 見習いたいポイントは、予告編で視聴者が受けとる印象と、それにともなう期待を、全て劇中で叶えてくれてるところです。 見たいものを見に行って、全然違う雰囲気で、不必要な捻

          見せたいものを作る、期待に応える。

          作品を終わらせる、ということがこれほど大変だったなんて。

          作品を終わらせる、ということがこれほど大変だったなんて。

          「gifted/ギフテッド」天才の保護者の話。

          ギフテッドという神映画を観ました。 主人公の姪であるメアリーは数学の天才。でも、自殺した姉の願いは、メアリーが普通の子として暮らすこと。 祖母や学校の教師は、メアリーの才能を伸ばすべきだと言い、主人公は普通に育てると主張し、裁判まで発展する。 というあらすじ。 最高です。脚本がとても良くできてて、改めて三幕構成の強力さを確認できました。 テーマ提示が分かりやすく、シーンも効果的で、尚且つ画の一つ一つがお洒落。ユーモアもあり、女の子は可愛く、クリスエヴァンスはかっこいい。

          「gifted/ギフテッド」天才の保護者の話。

          アベンジャーズに嫉妬しなきゃいけない

           アベンジャーズ/エンドゲームを見てきました。最高に面白い作品でした。レビューをする必要が無いと思います。見れば分かりますし、面白い要素を全てを解説してたら超大作の論文になります。  あれを見たうえで自分が感じるのは、創作者としてアベンジャーズという作品には嫉妬しないといけないんじゃないかということです。  アベンジャーズ/エンドゲームが、公開から二週間も経たずに世界歴代興行収入ランキングの二位にランクインしたことが話題になってます。しかも最速で。  一位になるのは時間の

          アベンジャーズに嫉妬しなきゃいけない

          舞台での表現方法に感動!

           キャラメルボックスという劇団の、「スロウハイツの神様」という演目を見ました。  今まで小説や映画、漫画は触れてきましたが、演劇はほとんど見てきませんでした。  高校生の時に同じキャラメルボックスの「時をかける少女」を見て、小学生の時に学校に来た劇団の「べっかんこ鬼」を見たくらい。  何で今回演劇を見に行こうと思ったかというと、「スロウハイツの神様」の原作が大好きだからです。  辻村深月は凄い、これは言わなくても分かりますよね。分からない? じゃあ、まあ、一言で言うと直木

          舞台での表現方法に感動!

          小説の書き出し

           書き出しで迷ってます。  名作って呼ばれるものは、大体その書き出しがとっても有名ですよね。 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった」 「吾輩は猫である。名前はまだない」 「クラムボンは笑ったよ」 「私は、その男の写真を三葉、見たことがある。」  なるほど、とっても印象に残ります。  多分、唐突に始まるようなのが良いんですかね。いきなり物語のど真ん中に、読者を放り込むように。  最近ちゃんと読むようになった米澤穂信の作品も、書き出しがかっこいいです

          教科書としての小市民シリーズ

          日常の謎を代表する作品として、米澤穂信先生の「小市民シリーズ」がある。 ざっくり言うと、小市民を目指す高校生の、小鳩くんと小山内さんが、日常に潜む様々な謎に巻き込まれ、解決していく物語。 繋がった一冊の本でありながら、短編集の様相を呈している。一つ一つの謎が、とっても完成度が高い。 これは勉強になる。

          教科書としての小市民シリーズ

          謎の作り方が分からん

           推理小説が好きです。  でも、小説の中の探偵の様に頭は良くないし、実際に謎を解決したこともありません。ましてや、謎を作るなど夢のまた夢です。  しかし困ったことに、今書きたい、書いている小説は発想の段階から推理小説でした。謎解きを経由した方が、確実に面白くなると思ったのです。  という訳で、推理小説における「謎」の作り方を色々考えてみました。  まず、推理小説で解決される謎には、大きく三つのパターンがあるようです。 フーダニット:誰が、犯行を行ったかを重要とする形態

          謎の作り方が分からん

          謎の捉え方が違ってた

          小説を書くにあたって、自分の致命的な弱点を発見しました。その事と、気付いた経緯を自分用に纏めます。 「謎」というのは物語に絶体に入っていなければならない、ストーリーの中核を担うものだ。 という風なことを、以前兄から言われました。 純文学は抜きにして、物語は大なり小なり謎がその根底にあり、ストーリーは謎を解決しようとする力によって進行していくのだと。 確かに、この世にある物語にはほとんど謎があります。それは探偵小説に限りません。「ダース・ベイダーは誰だ?」とか、「壁の外か

          謎の捉え方が違ってた

          小説を一本書き上げる期間

          僕は小説を書き上げたことがありません。 ショートショートのような短いものは何本か書いていますが、それは正直物の数に入るような出来ではないと思います。 いざ小説を書こうとすると、とっても難しい。やっぱりショートショートと長・中編小説は、まるっきり書き方や、必要とされる能力が違うようです。 小説家を目指していたという知人に、一本小説を書くのにどれくらいの期間掛かったかを聞いてみました。プロットを作る段階を含めて、三ヶ月程度だと言われ、僕は心底驚きました。 僕の中で、小説とは練り

          小説を一本書き上げる期間

          先生と生徒

           四階建ての校舎の屋上に出ると、ゆるりと流れる秋の風が肌を撫で、それまで走って火照っていた体温を奪っていった。その風に乗ってやってきた、独特の不快な臭いが鼻腔にへばりつく。  ところどころ剥げかけた緑の塗装が広がる屋上を見渡すと、大きなフェンスの下で煙草を加える学ランの生徒がいた。かっこいいとでも思っているのか、ボタンを全て外して、ズボンを腰の中間まで下げている。頭こそ黒髪だが、どこからどうみても不良少年だ。 「ナガシマ!」  俺は大きく声を張り上げた。未成年の喫煙、素行不良

          「メモの魔力」読了

          前田社長のメモの魔力を読みました。 「ノートを取れ」「メモをしろ」 多分、小学校の時から大人たちに言われてきましたが、思い返せば、肝心なその意味や方法までは教わっていませんでした。 二十歳を目前に控えて、この年でようやくちゃんとメモのやり方を知ろうと思い、この本を手に取りました。 結論から言うと メモというものの概念が覆りましたただ言われた事や、目についた事を羅列するような形ばかりで見返しもしないメモではなく、人生の方向性を決めるような、考え方や哲学にまで影響を及ぼ

          「メモの魔力」読了