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経験について

昨日ノート更新をさぼってしまったため、埋め合わせのための本日二本目の記事。

箕輪編集室のライターチームで活躍していた(現在退会中)方から、第一子が誕生したという報告があった。純粋に嬉しい。

自分の子どもができる前、さして子ども好きでもなかった。(むしろ、子どもなんていらないと思っていた)しかし、今はあと少しで4歳になる娘を抱え、純粋に可愛いと思う。

「自分のことを大切にできない人間が他人を大切にできるわけがない」と言ったのは先日取材させていただいたNGOジャパンハートの創始者である吉岡秀人先生。20年以上も前からミャンマーやカンボジアなどで現地の人々を無償で診察している。

吉岡先生は「物事はとにかく自分が中心。だからこそ経験することが大切なんだ」と何度もおっしゃっていた。自分に子どもがいなかったら、他人に子どもができた時に、心の底から同調できたかどうかははなはだ疑問だ。

そりゃ「めでたいね」とは言うと思うが、それが自分の本質的な部分から発せられた言葉であったかというと非常に微妙。自分に子どもがいて、それが幸せにつながっているからこそ、他人に子どもができたことを本気で祝えるようになる。

時折TVなどで流れる、子どもが行方不明になったニュースなどを見たときに抱く感情も子どもができる前と後とでは完全に別物だ。思い出して涙を流してしまうこともある。

その経験が強烈な経験であればあるほど、未知の経験であればあるほど、自分だけでなく、似たような経験をした他者に対しても、もっと豊かな感情を抱くなるようになる。それはきっと人生を豊かにしてくれるはずだよ。と思う次第。

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