「機能がなくてできないこと」と「機能はあるけどしないこと」に違いはあるのか
非常にご無沙汰しております。マーレです。
プロフィール見れてない方に一応自己紹介をします。
ただの男性ですが、生まれる前に染色体の一部が飛んでしまい?男性を決定づけるSRY遺伝子というものがXXにくっついて生まれたそうです。
説明難しい。。
要するにただの男性です。
もちろん出来ないことや特徴はあるみたいですが(そこまで人数も多くなく、ビッグデータがあるわけではない)。
題名部分に関してのことを話しますね。
これは、実際に良く言われることをベースに考えていたことを書いてみました。
こういった疾患のことをいろんな言い方があるみたいですが、現代では「性分化疾患」ということが多いようです。
様々な形やパターンがあるのでもちろん全員ではありませんが、子供を持つ機能がないこともあります。
当の僕もその1人です。
30年知らずでしたが、そもそもそういう機能を遺伝子の構造的に持ち合わせていなかった訳ですね。
まあショックですよ。絶望的に。
最初は明るく振る舞ってましたが、時が経つにつれじわじわとさらに深く刃が入っていくようにえぐられていました。
そう言った中で、僕は個人レベルで一対一のリアルであった時のみ自分の話をするようにしてます。
そういった時に、
「今は子供作らない人たちもいるしさ」
という言葉に、頭では理解をしつつそれなりのショックを受けるわけですね。
結果論で言えば確かに同じことなのかもしれませんが、そこに至るまでの経緯や合併症、生きる上での治療が存在したり等を鑑みると、全くもって同じ結果とも言えないのではないかと。
ただ、そういった言葉を投げかけてくれた方にはもちろん悪気はないし、気を遣ってくれと言うわけでもないんです。
何が言いたいかというと、この疾患を持ち子供が持てないと言う人と、持てるけど持たない人にはやはり違いがあるのでは?ということです。
しかし、だからといって線を引いて分けて、僕らと君たちは違うからといったことが言いたいわけではなく、同じ人間であることには変わらないんだから、差異を認め合えばいいじゃないかと思うのです。
そして、事実間違っていることは間違っていると言えばいいし、お互いに高め合えば良いと思うんです。
違うといっても社会的に悩むところは近かったりするので、そこは共有しながらどうしたらよりよく生きれるかを共に考えていければなと思います。
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