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皇紀弐千六百八拾年 拾壱月 四日 水曜日 国会議事堂 衆議院本会議場 『余は、生まれなが…
それは、まさに突然だった。 独特の二重ローター音。舞い上がる砂埃。今まさに帝国軍と思し…
●四章 シンデレラ・タイム――君こそ高専健児の誉れたれ ――大高専祭二日目。そう。オレ…
皇紀弐千六百八拾年 拾壱月 弐日 月曜日 国立大江戸特別芸能高等専門学校 体育館 即売会…
●参章 今燃え上がれ、高専健児の輝ける魂よ ――彼方の場合 皇紀弐千六百八拾年 拾壱月 …
皇紀弐千六百八拾年 拾月 弐拾日 火曜日 お台場 船の科学館 「ではな! カナタ、琉璃夏…
皇紀弐千六百八拾年 拾月 拾九日 月曜日 国立大江戸特別芸能高等専門学校 創作文芸科 第参学年教室 「認めん! そのような決定、この大江戸特芸高専の風紀を預かるものとして断じて認められん! メイド喫茶だ!? この神聖なる学校の学園祭であのような風俗まがいの低俗サービスを提供するだと!? 愚かしいにも程がある!」 ――またコイツかよ――いい加減にしてくれよ――毛利うぜー――。 教室中が騒がしい。ほぼ全員が琉璃夏に文句を言い始めた。それはそうだ。高専祭の出し物が決まって、や
皇紀弐千六百八拾年 拾月 拾八日 日曜日 国立大江戸特別芸能高等専門学校 文芸部部室 …
皇紀弐千六百八拾年 拾月 拾七日 土曜日 国立大江戸特別芸能高等専門学校近傍 食事処『大…
皇紀弐千六百八拾年 拾月 拾七日 土曜日 お台場 船の科学館 土曜日はお休みの日だと言…
皇紀弐千六百八拾年 拾月 拾六日 金曜日 土岐邸 「――と、言うわけで叔父様、ご協力願い…
皇紀弐千六百八拾年 拾月 拾七日 土曜日 お台場 船の科学館 「カナタ、そなたは本当に優…
なんなんだ。俺が体を起すと見目麗しい少女が二人もオレの顔を覗き込んで来た。そう、オレの…
皇紀弐千六百八拾年 拾月 拾六日 金曜日 国立大江戸特別芸能高等専門学校 文芸部部室 「――で? 説明してもらおうか、土岐彼方。――なぜ貴様は日も差し込まぬこのような薄暗い部屋に篭り、 美少女ゲームのアレなシーンを絶賛鑑賞しつつ、大東亜でも数人といまい国民的アイドル級の美少女を連れ込んでいる。――なにをしていた? ――なにをするつもりだった? ――何故この娘は泣いている!? ――返答と事のいかん次第では貴様――わかっているな!?」 ……どうしてこうなった。 オレの首を