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私とプロパガンダ

学生時代に感情移入していた人が3人いる。
ゲッベルス→タレイラン→ロートレックだ(この順)

要は育ちそこなった奇妙な人間としてどう生きるか?という問いについて、
彼らは誘導灯の光を投げかけていた。

「人に影響を与えられない、そんなことをしても無駄だ」と思うなら、死ねばよい。
すべてが積み重ねである、小さなエネルギーの総体としてシステムが動くのだということを信じられないというなら、なぜ日々研鑽を続けるのか。
なぜ毎日仕事に行くのか。
マクロがミクロの集合であるのならば、あなた/わたしが叫ばないと、大いなる運命に飲み込まれてしまうのだ。だから毎日決まった時間に起きているのでしょう?この世という洪水に流されないように。

平野耕太『HELLSING』9巻より

タレイランは「自分の行為について、どのような理由があったか、後の世代に議論し続けてほしい」というようなことを言っている。

『7つの習慣』において、著者のコヴィー博士は読者に「自分の葬儀の場において、弔問客たちに、あなたの人生をどのように語ってほしいか、深く考えてみてほしい。」と語りかけている。

深く考えましたか???

考えましたね。

あなたもタレイランです。
タレイランと同じ。ずっと自分のことを誰かに覚えていてほしいのでしょう?

誰かに影響を与えたい、自分がこの世にいたことを、誰かに覚えていてもらいたい。だって寂しいじゃない。

毎日お祈りのように、プロパガンダをしましょう。

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