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弱さとは日記2024.4.2

「あなたは強いから、僕の弱さを理解できない」
2歳年下の新卒からそう言われた時、何を言えばいいのか分からなかった。
正確に言えば、何が言いたいのか分からなかった。
だから、なんなんだ。弱いから何なんだ。強いから何なんだ。理解できないから何なんだ。
そもそも、なんで理解できないといけないんだ。

対人援助の仕事をしていると、すべての人間を理解するのが当たり前だと思われがちだ。
そんな簡単にできるわけがない。
人を理解する難しさを痛感する日々なのに。
それが専門でしょ?じゃあ、私のことも分かるよね??ってスタンスで来られても、簡単じゃないから面白いって話で、何でも来いってことではない。

ずっと、モヤモヤし続けて、やっと昨日出会うべきnoteに出会い、感動した。
「弱さを認める素直さ」が「強さ」
新卒の子が「自分は弱いから」と言って、自分のできないこと、苦手なことから目を背けていた。
逃げてもいい、ただ、素直に認めていない。
口先で、弱さを認めているフリをしていただけ。

そして、「弱い」ということに何故か守られていた。恥ずかしいことなのに。情けないことなのに。
繊細な性格で、強く伝えたら、だめだと思い込んで、教えることができなかったが、あなたの主張はあまりにも恥ずかしい話だと伝えるべきだったと思った。

今、その子がどうなっているのか知らない。
でも、自分の弱さと向き合わず、分析しなかったツケは後からくる。
その瞬間に後悔して、情けないと泣ける素直さがあの子に生まれますように。

そんな私もボロボロ泣きながら、仕事から帰ることもある。もう嫌だと言いながら眠る日もある。
強さとか弱さとかをいちいち考えずにまっすぐ生きていたい。

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