デトロ

出身:大阪・男・趣味:YouTube閲覧、小説の読み書き、料理、写真撮り

デトロ

出身:大阪・男・趣味:YouTube閲覧、小説の読み書き、料理、写真撮り

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    放し飼いで飼われていたメス犬。ものすごく人好きで愛嬌がありました。

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デトロの作品集 (2022/06/23)

noteにおけるデトロの(リンク付き)作品集です。 過去の作品を閲覧することができます。 デトロの投稿作品別は、 「小説」「エッセイ」「料理」「画像(写真)」に分かれ…

デトロ
1年前
12

親愛なる友へ

いつの日か、また会おう。 その日を楽しみに、僕は生きていける。 どんな辛いことがあってもね。

デトロ
9日前
1

犬の親子

デトロ
9日前

三行小説を三つ紹介します

その男は、すごく性欲が強かった。 透視能力を身に付けた。 EDになった。 もし、ピストルで脅されて、「キスさせろ」と迫られたら? その女性は、「舌を噛み切って死ぬ」…

デトロ
13日前
2

幽霊の狩人

ある昔話があります。それは「幽霊の狩人」という話です。 起:ある村に住む若者、太郎は幽霊退治の仕事をしていました。彼は勇敢で冷静な性格であり、村人からは信頼され…

デトロ
1か月前
1

一つの事柄~悟り~

「一つの事柄」――すべてを悟ったと錯覚した瞬間、悟りは遠くなる。 そう、悟った。 「一つの事柄」――すべてを悟った人など、誰もいないのだよ。 そう、悟った。 わたし…

デトロ
4か月前
1

「不思議の国のアリス」の魅力

「不思議の国のアリス」は、1865年、イギリスで出版される。 児童文学とされていますが、大人まで楽しめます。 結論の読んだ感想として、むちゃくちゃ面白かったな。 子供…

デトロ
4か月前
7

二杯のビールを飲みながら【エッセイ】

仕事が終わり、帰宅した。 ビールのプルタブを開けて、缶を持ち上げる。 自分で自分のコップに注ぎ、一口、飲んだ。 「うまい」 初めて、ビールを飲んだのはいつだったか…

デトロ
4か月前
4

記憶の改ざん

友達に竜司という男がいる。 一見、強面だが、気が優しく、おとなしい。 そいつと高校卒業以来、3年ぶりに同窓会で会った。 竜司は卒業して、ある企業に就職して、半年で…

デトロ
5か月前
1

流れ星に願いを

母は、テレビを観ながら言った。 「流れ星、きれいね。一度見てみたいわ。流れているあいだに願い事を言えると叶うとか本当かな」 数年ぶりか。 母は、テレビで流れ星を観…

デトロ
5か月前
5

夢の中と現実がシンクロした話

自室の椅子に座って、くつろいでいた。 ハッとして時計を見る。「うわっ、遅刻だ」 廻しは、すでに締めていて、急いで稽古場に向かった。 武蔵川部屋の朝稽古の始まる時間…

デトロ
8か月前
3

夢の中から現実世界へ【エッセイ】

夢の中で、大金を手に入れた。 ジュラルミンケースの中に札束がぎっしりと入っており、一億円はある。 夢の中と気付いているので、どうやって現実の世界に運ぶかが問題だ。…

デトロ
9か月前
7

流れてくる美しいメロディ(短編小説)

ある日、静かな町の喫茶店で働く若い女性、瑞希は、悲しみに包まれた心を抱えていました。彼女は、ぼんやりと浮かぶ過去を思い出しながら、ときおり、コーヒーカップを手に…

デトロ
11か月前
4

幻の絵画 (短編小説)

ある美術館に、世界的に有名な絵画「幻の絵画」が展示されました。この絵画は、見る者の目の前で姿を消し、別の場所に出現するという不思議な性質を持っていました。 多く…

デトロ
11か月前
7

ミアの子宮を巡る冒険 (短編小説)

ある日、世界には特別な力を持つ子宮が生まれました。この子宮は不思議な存在であり、その内部には別の世界が広がっていました。人々はその子宮を神聖視し、多くの伝説や神…

デトロ
11か月前
1

老人と風船 (短編小説)

ある日、小さな村に住む老人が、村人たちに対して不思議な言葉をかけました。 「人生は風船のようなものだよ」 「風船にはいくつもの色があり、それぞれが違った形や大き…

デトロ
11か月前
1
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デトロの作品集 (2022/06/23)

noteにおけるデトロの(リンク付き)作品集です。 過去の作品を閲覧することができます。 デトロの投稿作品別は、 「小説」「エッセイ」「料理」「画像(写真)」に分かれます。 料理は、オリジナルのお好み焼きレシピを公開しましたが、あまりにも反響がなく落胆して、これだけになっています。(料理系は、画像説明がないとダメですね~) 画像(写真)は、少しづつ投稿します。 犬シリーズは、癒されると好評です。 小説とエッセイをメインで公開しています。 手直しを繰り返しているので内容

親愛なる友へ

いつの日か、また会おう。 その日を楽しみに、僕は生きていける。 どんな辛いことがあってもね。

犬の親子

三行小説を三つ紹介します

その男は、すごく性欲が強かった。 透視能力を身に付けた。 EDになった。 もし、ピストルで脅されて、「キスさせろ」と迫られたら? その女性は、「舌を噛み切って死ぬ」と言った。 三年後、風俗嬢になっていた。 さぁ、仕事が終わった。 はよ(早く)、家帰って、 屁こいて、寝よ。

幽霊の狩人

ある昔話があります。それは「幽霊の狩人」という話です。 起:ある村に住む若者、太郎は幽霊退治の仕事をしていました。彼は勇敢で冷静な性格であり、村人からは信頼されていました。 承:ある日、村に不気味な噂が広がりました。近くにある山の中に、凶悪な幽霊が出現し、村人たちを襲っているというのです。太郎は村人たちの頼みを受け、その幽霊を追い払うために山へと向かいます。 転:太郎は山の中に入ると、不気味な雰囲気に包まれました。濃い霧が立ち込め、見通しが悪くなりました。彼は懐中電灯を

一つの事柄~悟り~

「一つの事柄」――すべてを悟ったと錯覚した瞬間、悟りは遠くなる。 そう、悟った。 「一つの事柄」――すべてを悟った人など、誰もいないのだよ。 そう、悟った。 わたし? だるま そうして、わたしは左右に揺れる。 (終)

「不思議の国のアリス」の魅力

「不思議の国のアリス」は、1865年、イギリスで出版される。 児童文学とされていますが、大人まで楽しめます。 結論の読んだ感想として、むちゃくちゃ面白かったな。 子供より大人が読んだ方が楽しめると思ったくらい。 自分が小さいときに読んでいたら、あまりのハチャメチャぶりに付いて行けず、偏見を持って嫌になっていたかもしれない。 (まじめに読み過ぎると、??が多い) 他の人のレビューにあったのを掲載します。(これはもう、言い得て妙) 本書は、現実離れした奇抜さ(シュール)、自由

二杯のビールを飲みながら【エッセイ】

仕事が終わり、帰宅した。 ビールのプルタブを開けて、缶を持ち上げる。 自分で自分のコップに注ぎ、一口、飲んだ。 「うまい」 初めて、ビールを飲んだのはいつだったか。 ティーンエィジャーの昭和の時代で間違いないはず。 率直に苦い、まずいであり、大人たちはよくこんなものを飲めるなと思った。 当時は、キリンラガービールを飲む人が多かった。 味、香り、苦みがしっかりしてビールらしいビール。 父が毎日、すごく飲んでいた。 はたち前後で、甘味のあるチューハイを飲むようになる。 アル

記憶の改ざん

友達に竜司という男がいる。 一見、強面だが、気が優しく、おとなしい。 そいつと高校卒業以来、3年ぶりに同窓会で会った。 竜司は卒業して、ある企業に就職して、半年で退職していた。 理由が「いじめ」だったからである。驚いた。 高校のとき、いじめられたようなことはなかったし、 強面であり、性格的にも、いじめとは無縁を思っていたからだ。 詳しくは聞けなかった。本人が嫌がったので。 それでも、同窓会で周りを含めて、他の話題もあり、 そのときのことは深く印象に残りながらも皆で盛り上がっ

流れ星に願いを

母は、テレビを観ながら言った。 「流れ星、きれいね。一度見てみたいわ。流れているあいだに願い事を言えると叶うとか本当かな」 数年ぶりか。 母は、テレビで流れ星を観るといつも同じことを言う。 「流れ星、観たことある?」 これもいつもの質問だった。 「あるよ。五回くらい」 「へぇ、すごいね。わたしもいつか見てみたいわ」 自分は宇宙、星が多少なりとも興味があり、夜景を見るのも好きだったので、夜空を見ていて、そのときに何度か。 「流れ星を見たいなら、ずっと、夜空を眺めていれば

夢の中と現実がシンクロした話

自室の椅子に座って、くつろいでいた。 ハッとして時計を見る。「うわっ、遅刻だ」 廻しは、すでに締めていて、急いで稽古場に向かった。 武蔵川部屋の朝稽古の始まる時間には、すでに10分が過ぎている。 中に入ると、先輩力士から罵声を浴びた。 「遅刻は三日連続だぞ。いい度胸してるな!」 「てめえ、いい加減にしろよ!」 「すみません」 平謝りするしかなかった。 師匠である武蔵川光偉 (第67代横綱 武蔵丸)がこちらを見ている。 ただ、何も言わず、悲しそうな目をしていた。 異国のア

夢の中から現実世界へ【エッセイ】

夢の中で、大金を手に入れた。 ジュラルミンケースの中に札束がぎっしりと入っており、一億円はある。 夢の中と気付いているので、どうやって現実の世界に運ぶかが問題だ。 何かに使ってしまおうかとも考えるが、とっさに思い付かないし、モノであれば、またそれを運ぶ課題は同じ。時間もあまりない。 結局は家に持ち運ぶことにして、抱きかかえてベッドに横になることにした。 夢から覚めて、ケースがありますようにと祈るように目を閉じた。 目を覚ますと、クッションを抱えていた。 思わず、壁に投げつけ

流れてくる美しいメロディ(短編小説)

ある日、静かな町の喫茶店で働く若い女性、瑞希は、悲しみに包まれた心を抱えていました。彼女は、ぼんやりと浮かぶ過去を思い出しながら、ときおり、コーヒーカップを手に取り、深くため息をついていました。 喫茶店には有線放送があり、彼女はそこから流れる音楽を聴いています。昼下がりになると、お客様がいない時間帯になり、流れてくる音楽をじっくり楽しむことがことがあるのです。 美しいメロディーがしばしば聞こえてきます。その音色は彼女の心を引き寄せるようで、何か特別な思い出を呼び起こすよう

幻の絵画 (短編小説)

ある美術館に、世界的に有名な絵画「幻の絵画」が展示されました。この絵画は、見る者の目の前で姿を消し、別の場所に出現するという不思議な性質を持っていました。 多くの人々が美術館を訪れ、興味津々で「幻の絵画」を見ようとしました。しかし、その絵画はいつもどこか別の場所に姿を現し、見ることができませんでした。 美術館は「幻の絵画」のトリックを守るために、様々なセキュリティ対策を施しました。厳重な警備体制が整えられ、監視カメラやセンサーが絵画の周囲に設置されました。しかし、それでも

ミアの子宮を巡る冒険 (短編小説)

ある日、世界には特別な力を持つ子宮が生まれました。この子宮は不思議な存在であり、その内部には別の世界が広がっていました。人々はその子宮を神聖視し、多くの伝説や神話が生まれるきっかけとなりました。 子宮は神聖な場所として崇められ、多くの人々が巡礼や祈りのために訪れました。だがある時、一人の少女がその子宮に入り込むことができる特別な力を持っていることがわかりました。 彼女の名前はミアといい、彼女は人々から神聖な存在として敬われていました。ミアは大胆な冒険心を持ち、子宮の内部に

老人と風船 (短編小説)

ある日、小さな村に住む老人が、村人たちに対して不思議な言葉をかけました。 「人生は風船のようなものだよ」 「風船にはいくつもの色があり、それぞれが違った形や大きさを持っている。人生も同じで、私たちはそれぞれ違った色や形を持って生まれてくるのものなのだ」 「風船は一つの重要な要素がいる。それは空気だ。風船に空気を入れることで、形を保ち、浮かび続けることができる」 「空気は人生における情熱や夢、希望を表している。私たちは自分の情熱や夢を追い求めることで、人生の風船を膨らま