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新約古事記伝第(6集)天岩屋戸

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スサノオが国づくりを一生懸命進めていくのに対して、

八百万神が穢れであると、天照近江神にいいました。

(昔の神様も上の人にいってどうにかするって人間ぽいw)


アマテラスは、さすが冷静で、一方だけの意見を聞くのでは

真実はわからないと言うことでお互いの意見を聞きました。

お互いの意見を聞いて、お互い心を鎮めて感じていると、

スサノオがどういうことをしたかったのか

八百万の神も感じて、わかってきました。

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大嘗祭で須佐男が屎まり(う◯こもらし)しちゃったのは

こんな神殿のようなところ。

上の写真は2019年の大嘗祭の建物を数時間待ちで見に行った時のものです。

子供はどこもかわらず、吐いたり、屎まりしたりしますし、

天照が、八百万の神にそれを穢れと思いますか?と聞かれて、

気づかれました。子供でもなくても、上から下からでるものは

具合によっては場所かまわずにでてしまうことがあります。

なにごとも見方によっては穢れでなく尊いことにもみえます。



須佐男は国造りにはげまれて、まだ模様の珍しい馬がうまれて、

それを神様という人、悪いことがおこるのでは?という八百万の神がいる中

スサノオは農業や畜産業に夢中で、

そのまだ模様の馬を皮をはいで研究材料にしてしまったのです。


それを聞いた天照は、一度その馬の研究したものをもって

宮中にきてくださいと須佐男をよびました。


須佐男は宮中にいくと、天照はお祭りごとをしていました。

須佐男は外でまっていようと思いましたが、

誰も門番もいないし、

待ちきれずに、壁を乗り越え、お祭りをしているたてものの

屋根に穴をあけて、馬をおとして中にいれました。

そこで織物をしていた女性がそれを穢れと感じて

びっくりして死んでしまったそうです。

それをみて、天照は今度は、どうしてこの様なことをしたのかを

須佐男に問い、須佐男も反省しましたが、

やったこと、1人の女性の命を犠牲にしてしまったことで

今回は須佐男のやったことについて責任をとることにしました。

天照はみそぎといのりで命がけでおこもりになりました。

光がなくなったことで国はあれてみんなわがままになって荒れていました。

インドなどでは修行でおこもりのようなことをして

心の洗濯をつることがありますが、

日本ではあまりそのような修行が無くなってきているようです。


天照が岩にこもるのはしっていましたが

須佐男のことで責任をとってこもったのは初めて知りました。


神様も人間ぽくて、いつの時代も変わらないですね。





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