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オウルン戦記

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もう、時効でしょう…
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2023年8月の記事一覧

Episode.V 少年強行団

西暦1☓☓3年。 タカイド国 タカイド軍 K研究所内にて。 男 「へへ、あの、まずこの縄を解いてくれません?それからいくらでも話をしてあげますよ。ね?どうです?」 シッバー 「うるせぇ、ばか。解くわけねぇだろ」 そう言って、シッバーは男の肩を撃った。 男 「あぁあああはっああ!!ああああ!」 ミッツバーン 「おいおいおい、いい加減にしておけよ。我々はこの男に死なれては困るんだからな、本当に。 なぁ、ペッグ教授?」 男 「ふふふふ、その名はとっくに捨てた名です。二度

Episode.IV コールド・ファイター

西暦1☓☓3年。 タカイド国 タカイド軍 K研究所内にて。 ゴウ・ミッツバーンは部隊の仲間達を引き連れ、化学研究室No.9の前に立っていた。 研究室のドアは木製で、先ほどの銃撃による影響か、半分は吹き飛ばされており、半開きになっていた。 しかし、室内は真っ暗で、漆黒のインクの底のような暗闇が広がっていた。 「おい、シッバー。ライトを照らせ!」 そう、ミッツバーンが言うと、 「へいへい。わかりやっしゃー」 と言って、シッバーは猫背姿で背中を搔きむしりながら手に持った大きなライ