理想と現実

僕は上京したら遊びまくるもんだろうと思っていた。
誰も昔の僕のことを知らない所だから1から男女関係なく友達を作りまくって遊んで。
でもそれはただの理想であって自分の体には向いていなかったらしい。
合宿免許もずっと一人ぼっちだし、引越し先でも新しい友達は出来ていない。
完全にキャパシティを超えるものばっか僕は求めてしまうのだろう。
だが、現実は現実で幸せである。
何気ない瞬間にこそ本当の幸せがあるのだということを改めて感じた。
人と遊ぶ時の幸せなんて地元では深く考えなかった。
その時の行動が楽しいから楽しいと思えるくらいにしかなっていなかった。
楽しいと幸せは全く違うことに気づいていなかった。
小さな幸せで人間は生きていけるのだ。
関わりが少人数でも私は生きていけるのだ。
無理にたくさんの人と関わる必要はなかった。
楽しいからという理由で友達や恋人を作るのはもう時代遅れなのだろう。
幸せというカテゴリの中で私は人と関わって生きていきたい。
幸せに付随して楽しさも着いてくるはずだから。

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