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サザエ/Horned turban shell@千葉県富津市金谷-海女直売所大昌商店

サザエの名前の由来を調べると、江戸中期の語源辞書「日本釈名(にほんしゃくみょう)」には「ささ」は小さい、「え」は家、すなわち「小家(ささえ)」が訛ってサザエになったとの説が書いてあるらしいです。

ここ千葉県は太平洋側の地域としてサザエ漁獲量は全国的に高いです。

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この店は10数年前に来た事ありますが、そん時は2つで500円のウニを食べました。全て店の後ろの磯で獲った物だと言ってました。実際その磯に海女さんがいるのを見た記憶があります。

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↑場所はここです。東京湾フェリーターミナルが近くにあります。

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私にとって、この「地」と言う文字が最大のキーポイントです。サザエは生息しているその海の海藻を食べて育ちます。海藻を食べているので、エサとなる海藻の色が消化器官の色に出ます。サザエを食べる事はその育った「海の味」を確かめる意味合いもあると個人的に思っております(^o^)

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色々な大きさがありますが、刺身に適した大きいヤツを選んで捌いてもらいました。

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しばらくしてド~ン!と出てきたのですが、残念ながらここにはビールがありません(>_<)

ところで醤油に浸かっているのは肝で、これは雄のサザエでした(^o^)

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サザエの肝は雌は濃い黒緑色で雄は上記の色です。その味は、ほろ苦く甘みを感じ、磯の香りがして濃厚です。ちなみに雌のサザエの肝は、雄より苦味が強く感じられ、一部の磯味マニアはこの苦味が堪らなく好きだと言っているようです(^o^)

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可食部は大まかに、フタに付いてる身の部分、貝柱、肝です。身の部分は新鮮な生だとかなり固いので噛みごたえがあります。この部分が一番海の味を感じる事が出来るかもしれません(^o^)

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昔ここへ来たときはウニでしたが、今回はサザエでこの磯の味を堪能しました!旨かったんですけどやはりビールが欲しかった!(>_<)

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