スピでよくいわれる「統合」って何?
スピリチュアルや精神世界に興味を持ちだすと、「統合」という言葉を耳にする機会も多いと思う。
この言葉、わかってるようで、あんまり理解せずに使っている人も多いのでは?
最近、この「統合」ってこういうことじゃないかっていうインスピレーションが降ってきたので、ここで共有しようと思う。
許せないことが起きたときこそ
生きていれば、嫌なことや苦しいこと、ものすごく理不尽な想いをして、「許せない!!」と思うようなことも起きるよね。
そういうことが起きたとき、やっぱり相手のせいにしたくなるし相手を恨むのも当然だとおもうけど
必ず自分自身にも、その出来事をまねいていた原因となった意識がある。
自分の側の問題が何だったのか氣づいたときに、その出来事があったからこそ、自分の生き方を改めることができたこと
それによってこれまでよりずっと幸せに生きられるようになったことに氣づくと
無理して「許そう」とか「感謝しよう」としなくても、自然にその出来事や相手に感謝の気持ちが湧いてくることがある。
そうやって無理に感謝するのではなく、自然と感謝が「起きる」とき、その出来事や人を受け入れきれず分離していた意識が、統合された、ということなんだ。
実際に私が統合を感じたとき
実際に、私自身が自分の過去を統合できた時の話を、一例としてあげてみたい。
私の家族は、精神的な病氣を患っていたことがあって、そのおかげで10代の頃は家にいると物を投げられたり、暴言を吐かれたり、とにかく落ち着いてくらせる状態ではなかった。
家ではめちゃくちゃなことをするけど、外面がよかった家族は、近所からは「とても良い人」と見られることもあって、
自分の苦しみが理解されないストレスから、私の顔はニキビだらけになり、精神状態もどんどんおかしくなって、パニック障害や醜形恐怖症にもなった。
だから昔は、家族のことを本当に恨んでいたし、大嫌いだったし、なんで自分ばかりこんな理不尽な想いをしなければならないのかと、家族のこともその出来事も恨んでいた。
だけど、ある時に人生を振り返ってみたときに、
家族の問題でとことん苦しんだから、沢山本を読み
自己肯定感を挙げたくて様々なチャレンジをして
そのチャンレンジを通じて、素晴らしい人たちと知り合い
自分の好きな仕事で生きていく、という夢をもちそれを実現できていた、ということに気づいた。
私は27歳の時に独立して、そこからがむしゃらに行動し夢を実現してきたけど、
もしも家族がああいう病気じゃなかったら、そこで感じた悔しさや痛みがなければ、あそこまで想いをもって行動できただろうか?
と考えたときに、家族との関係に痛みがあったからこそ、今の生き方があり、家族との関係を通して自分の才能が磨かれたんだ、ということに気づかされ、本当に心から、家族に感謝できるようになった。
もしかしたら、私の家族は、私が自分の才能を開いて、本当に自分らしい生き方をできるように、生まれてくる前に私の魂と
「あなたにとことん辛い思いをさせるけど、その出来事を通じて自分を磨いて、自分のやりたいことを実現してね」
と約束しあって、生まれてきたのかもしれない。
そして、私の家族との関係に限らず、この世界で起きているすべての痛みや軋轢は、裏ではお互いへの深い愛で起きているのかもしっれないね。
最後に
「統合しよう」「許そう」と思って、無理して感謝しようとするのはむしろ逆効果だと思う。
「今は腹が立つし悲しいけど、いつか心から感謝できる日がやってくる」
そう信じて、今目の前のことに集中して生きることで、結果すべてが統合できる日がくるんだね。
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