お山歩きと新鮮なる宮沢賢治さんの詩の世界
お山に行くとき、いつも目にする言葉があります。
マコトノ クサノ タネマケリ宮沢賢治さんが4年勤められた農学校(今の岩手県立花巻農業高等学校)の校歌である『精神歌』の一節で、高校の入口に掲げられている言葉です。
現代語的に変換してみると、
足元の土から始まる壮大な可能性を詠う、美しい歌だなと感じます。
根源的なものを大事にする賢治さんを感じさせる詩はもう一つ、
この詩は続きがあって、傲慢な植物家と毅然とした森林管理士とのスリリングな問答が続きます。
早池峰山が舞台