【コラム】日常に溶け込むAI 私の生活を変えた話
今回はAIサービスをしばらく使ってみて私が感じたことをまとめてみた。
具体的な情報ではないから役に立たないかもしれないけど、『あ、そうなんだなー』と少しでも共感してもらえたら是非【スキ】ボタンをタップして欲しい🙇
AIサービスの価値とコスト
昨年の10月から11月にかけて、私はChatGPTを利用し始めていて、その価値は専門スタッフを雇用することに比べれば格安であることに気づいた。
私が主に使用しているAIサービスは「ChatGPT」と「niji journey」で、どちらも有料だが、ココナラとかを使って依頼するよりもはるかに低コストで割と高品質なサービスを受けられると実感している。
ちなみに、この2つのサービスを比較するとこんな感じ。
ChatGPTは無料でも恩恵を受ける人は多いと思うけど、GPT-4を使いたいから課金してる。
niji journeyは無料枠をすぐに使い切るからイラストを多用するなら課金必須。
「AI技術の活用」や「デジタルトランスフォーメーション」は、現代のビジネスや日常生活に革命をもたらすキーワードになってるけど、とにかくこれまで人に頼んでいた作業がAIに置き換わってきているのは現実と言わざるを得ない。
効率化と創造性の向上
ChatGPTのおかげでプログラミング作業が格段に効率化された。
例えば、以下に和暦と西暦を変換するプチアプリのコードを示す。
今の私では、どう書けば良いのかわからず、アイデアが閃いても実現させることができないのだけれど、ChatGPTを使えばめちゃくちゃ楽に作れる。
これはうまく行った例で、数分で仕上がった。
import ui
def convert_to_japanese_era(ad_year):
if 2019 <= ad_year:
return f"令和{ad_year - 2018}年"
elif 1989 <= ad_year < 2019:
return f"平成{ad_year - 1988}年"
elif 1926 <= ad_year < 1989:
return f"昭和{ad_year - 1925}年"
elif 1912 <= ad_year < 1926:
return f"大正{ad_year - 1911}年"
elif 1868 <= ad_year < 1912:
return f"明治{ad_year - 1867}年"
else:
return "該当する和暦がありません"
def convert_to_ad_year(era, year):
if era == "令和":
return 2018 + year
elif era == "平成":
return 1988 + year
elif era == "昭和":
return 1925 + year
elif era == "大正":
return 1911 + year
elif era == "明治":
return 1867 + year
else:
return "該当する西暦がありません"
def convert_action(sender):
if sender.name == 'convert_to_era_button':
ad_year = int(ad_year_textfield.text)
era_result_label.text = convert_to_japanese_era(ad_year)
elif sender.name == 'convert_to_ad_button':
era, year = era_textfield.text.split()
year = int(year[:-1]) # "年"を削除
ad_result_label.text = str(convert_to_ad_year(era, year))
view = ui.View()
view.name = '和暦⇔西暦変換'
view.background_color = 'white'
view.frame = (0, 0, 320, 480)
ad_year_textfield = ui.TextField(frame=(10, 10, 200, 32), placeholder='西暦を入力')
view.add_subview(ad_year_textfield)
convert_to_era_button = ui.Button(frame=(220, 10, 90, 32), name='convert_to_era_button')
convert_to_era_button.title = '和暦に変換'
convert_to_era_button.action = convert_action
view.add_subview(convert_to_era_button)
era_result_label = ui.Label(frame=(10, 50, 300, 32))
view.add_subview(era_result_label)
era_textfield = ui.TextField(frame=(10, 100, 200, 32), placeholder='和暦を入力(例:平成 30年)')
view.add_subview(era_textfield)
convert_to_ad_button = ui.Button(frame=(220, 100, 90, 32), name='convert_to_ad_button')
convert_to_ad_button.title = '西暦に変換'
convert_to_ad_button.action = convert_action
view.add_subview(convert_to_ad_button)
ad_result_label = ui.Label(frame=(10, 140, 300, 32))
view.add_subview(ad_result_label)
view.present('sheet')
これはPythonで書いてるけど、iOSでも『Pythonista』というアプリを使えばPythonで動くアプリを作ることが可能。
想像力さえあればやれることが無限大(言い過ぎ)
こんな感じで、ChatGPTを使えば数分でそれっぽいコードが出来上がり、想像以上に速く作業を進めることができる。
しかし、この進歩はアイデアを出せるかどうかがより重要になってきたことを示している。AIに作業の方法や時間を任せられるので、アイデアをどう生み出すかが、我々の進化の鍵を握る。
「ChatGPTによるコーディング」というトピックは、プログラマーだけでなく、プログラミングを学ぶ初心者にとっても魅力的なコンテンツだ。
初心者が陥りやすい『早くイメージを形にしたいのになかなかそこまで辿り着けずに挫折する』問題解決にも繋がりそうだ。
でもこれはあくまでもChatGPTというチートスキルによる恩恵であって、自分の力量が上がったわけではないことに注意が必要。
クリエイティブ活動の敷居が下がった
AI技術の発展は、「スキルや経験がないから無理」と諦めていたことにも挑戦しやすくしている。
文章作成、画像生成、楽曲制作など、クリエイティブ活動の敷居が明らかに下がっているんだ。
これは、私たちに新たな可能性を広げ、自らを進化させる機会を与えている。
特に、「AIによる画像生成」や「AI音楽制作」は、アートとテクノロジーの融合を示す興味深い分野であり、これらのキーワードはクリエイティブ業界の最新トレンドを反映していて挑戦しない理由がない。
ただ、大抵のことはAIで作れてしまうからこそ、ちょっと前に話題になってたNFTとか組み合わせて、オリジナルの価値というものが今後はますます上がっていきそうな気もする。
まとめ
AI技術を利用することは、私たちの生活を豊かにし、仕事の効率を高めるだけでなく、クリエイティブな発想を促進する重要な要素となっている。
この技術の進化に伴い、私たちはこれまでにない方法で問題を解決し、新しいアイデアを生み出すことができるようになった。
だからこそ、想像力をフルに働かせないとツールが宝の持ち腐れになってしまうはずだ。
私は40歳だけど、想像力は今後も鍛えていかねばと感じてる。
更新日: 2024/02/19