出逢い その2

コブクロの事を書くにあたってその大元の事も書かないと話が始まらない気がして書き始めた訳で

玉置浩二 と コブクロ

好きな歌手は?と聞かれてすぐに出ていたのは玉置さん!だった私

玉置浩二?渋いねぇー が常の反応だった

玉置さんの歌を聴きながらも流行りの歌も耳の入っていて

高校の部活の仲間とはよくカラオケに行っては流行りの歌やアニソンを歌ってた。

テレビで流れる曲に心惹かれたのは『桜』だったと思う。

〝曲に〟は語弊がある。〝声に〟だった。

コブクロ かぁ…あ、この声が好きだな、あれ、玉置さんに似てる気がする?

そう、初めはそんな感じ。

それからCDレンタルショップで手にしたアルバムが全ての始まり。

NAMELESS WORLD

全ての始まりはこのアルバムの存在だった。


最初は本当に2人の声が聴き分けられないくらいで

むしろ、サングラスの人とギターの人のイメージ

どっちの人からどっちの声が出ているか分からないレベルだった。

テレビで見て、CDで聴いて

サングラスの人の声が私は好きなんだ…玉置さんに似てる。

そう思ってから、もう凄いスピードで大好きになっていった。


声を好きになり、その後に歌詞を好きになった

『同じ窓から見てた空』を聴いて驚いた

今までこんなにも情景が浮かぶ曲を聴いた事がなかった

今まで声やメロディーに重きを置いていた私だったけど

初めて歌詞に心に惹かれた

歌詞の主人公は男性で、男の人目線の歌詞だけど

学校の校庭に集まってたわいの無い話をする姿が目に浮かんで

なんだか言葉にできない懐かしさを感じた。そんな事した事もないくせに

語るように、話すように歌う

静かに物語を話すように歌が始まる。

夏の終わり、学校の校庭、涼しい風、笑い声

目に浮かぶ情景に、この曲の凄さを感じた

小渕さんが書く歌詞を 言葉を好きになった


小渕さんが声から始まって、黒田さんの声に変わる

そして、2人で歌う


あぁ、この2人の声が好き

この歌が好き

一瞬で虜になった。

タイミング

玉置さんの活動休止のタイミングと被ったせいもある

そして、やっぱり感じてしまったのは玉置さんの存在


玉置さんの代表曲の『田園』

あの曲も語るように、話すように歌う。情景が浮かび上がる。

こんな所までも好きのポイントが同じなんだ…と、最近気づいて驚愕した覚えがある(笑)

そもそも好きになったタイミングが絶妙で

ポッカリあいていた穴に、コブクロがすぽーんと入った瞬間だった。

ようこそ、コブクロへ

そう、言われた気がする

『しあわせのランプ』

好きになった決定打がもう一つ

ACBの存在だった。

何気なく開いたアルバムの中に見つけた曲

え!? と驚いた。本当に。

玉置さんのあんなマイナーな曲を!?(ファンの中では根強い人気でアルバムで歌われてた曲で、その後シングルカットされた貴重な1曲)

歌詞カードの解説を読んで驚いた。

え!? 黒田さんが選んだの!?

ライブ前に『JUNK LAND』歌ってるの!?!?

え!?!?黒田さんも玉置さん大好きなの!?!?同じだ!!!!


と、とてつもなくテンションが上がり

そして、一気に黒田さんに愛着が湧いた瞬間だった。

自分の周りに玉置浩二を好きな人が居なかったから

あの曲を知ってる人が居なかったから

遠い存在の人だけど、同じ玉置さんファンのひとりとして認識してから

黒田俊介 と言う人が好きになった。


ACBの『しあわせのランプ』は本家には敵わないけど。玉置さんが一番だけど。と言う感情も持ちつつ(笑)


黒田さんを大好きになった。


そんなこんなで深みにズブズブしていった

そんな時

『5296 』との出逢い

コブクロを好きになっていた私が初めて買ったのがこのアルバム、迷わず初回限定版を手に入れていた。

出会うべき時に、出会うべきタイミングがある

届くべき時に、届く歌がある

心に響くタイミングがある。

まさに、『5296 』は私のそれだった。

心がやさぐれていた時に届いた曲に何度も救われた。


私にとっての特効薬もあるけど常に常に使うと効果が薄れてくるソレは常には使えないもの

同じ効果でも胃にも心にも優しい、半分優しさでできているバファリンみたいな存在の曲が『どんな空でも』だった。

いつしか晴れるよ どんな空でも

あのフレーズに何度救われたか分からない

何度、自分に言い聞かせたか分からない

どんなに助けられたか…


2人の呼吸、声で始まる

〝いつしか晴れるよ どんな空でも〟

あぁ、私が欲しかった言葉はこれなんだ。誰かに言って欲しかった言葉をコブクロがくれた

〝いつしか晴れるよ 沈んだその気持ちも〟と

そんなこと言われれば好きにならない筈がない。


そして、ズブズブと深みにハマる。

ハマるけどアルバムは買うライブには行ったことがないただのファンの一人だった。

まだ、その当時は

#コブクロ #どんな空でも #しあわせのランプ






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