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シャーロット・ホーネッツ再建記#0

NBAにおいて長く低迷が続くシャーロット・ホーネッツ。ですが、現在は将来性豊かな若手達の宝庫であり、数年後にはプレーオフ出場も狙えそうな状況です。そこで今回から、ゲームの中で一足先にホーネッツを強豪チームへと育てていこうと思います。

概要説明

今回の企画にはNBA公認の大ヒットゲーム「NBA2K21」の「MyGM」モードを使用していきます。このモードはその名の通り、好きなNBAチームのGMとなってそのチームを経営していくというモードです。優勝候補チームのGMになって短期間で優勝を目指すもよし、再建中の弱小チームで若手を育てながら中長期的に強豪へと押し上げていくのもよし…ということで、この企画はもちろん後者です。ゲーム内の時間で数年かけて、プレーオフ出場、あわよくば優勝を目指していきたいと思います。今回は第0回と題して、主力選手をピックアップしました。本格的にスタートするのは次回からとなります。

主力選手紹介

ここでは今季のホーネッツで特に注目している6人の選手を紹介します。

#20 ゴードン・ヘイワード SF 30歳

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ボストン・セルティックスから新加入。チームのエースを担ってほしい存在です。実はホーネッツは、彼がユタ・ジャズ時代に制限付きFAとなっていた際にもオファーを出していました。ジャズでエースとして活躍し、当時セルティックスのエースだったアイザイア・トーマスからのラブコールを受け移籍しましたが、トーマスは開幕前にカイリー・アービングとトレードされ、迎えた開幕戦で左足に大怪我を負いシーズンを全休、ようやく復帰したかと思えば自身はチーム4番手に…と、セルティックス時代の彼はとにかく不運でした。とはいえ、昨季はスコアラー軍団の4番手ながら平均17.5得点を記録するなど、健康体ならその実力は未だ健在。オフには約30億円のプレイヤーオプションを破棄し、より多くの役割が見込めるホーネッツとマックス契約を結びました。この決断は賛否両論でしたが、スモールマーケットであるシャーロットがFA選手と大型契約を結んだだけでも大きな一歩だと思います。チーム最年長でもあるため、若手達をまとめるリーダーとしても期待。

#3 テリー・ロジアー SG 26歳

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2019年オフにホーネッツのフランチャイズプレイヤーであったケンバ・ウォーカーとのサイン&トレードでセルティックスから加入した核弾頭。セルティックスでは前述のカイリー・アービングがいたためプレータイムが限られ居場所を失っていましたが、再建中のホーネッツではのびのびとプレーし、昨季は平均得点を前年から倍増させるなど、エースとして1年間頑張ってくれました。今季は元チームメイトでもあるヘイワードの加入で2番手となる予定ですが、気迫あふれるプレーでチームを牽引してほしいですね。余談ですが、現在チームのオーナーを務めている「バスケの神様」ことマイケル・ジョーダンが現役時代に2度の3連覇を達成していたことを、昨年放送された「ザ・ラストダンス」を観るまで知らなかったらしい…(衝撃)

#4 デボンテ・グラハム PG 25歳

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ドラフト2巡目指名から這い上がってきたもう一人の先発ガード。大学で4年間プレーしていたため、3年目にして既に25歳と年齢がやや高め。1年目に前述のウォーカーとトニー・パーカーという2人のベテランガードのプレーを間近で見て何かをつかんだのか、両者がチームを去った昨季に突如覚醒。14点近く伸びた平均得点をはじめ、全てのスタッツを1年目から大幅に上昇させ、ライジングスターズチャレンジにも選出されました(なお、これほどの成長を見せてもMIPのファイナリストには選ばれませんでした😭)。FG率がもう少し改善されればさらに上の選手になれそうです。今季のチームには次世代のスーパースター候補のラメロ・ボール(後述)が加わりましたが、現実通りまずは彼を先発起用していきたいと思います。

#25 P・J・ワシントン PF 22歳

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一昨年のドラフトで日本の至宝八村塁の少し後に指名された現代型ビッグマン。昨季開幕戦で7本の3ポイントシュートを沈める鮮烈なデビューを果たし、ルーキーのデビュー戦最多3ポイントを更新し、NBA記録を樹立。その後もコンスタントに2桁得点を記録する安定した活躍を見せ、ライジングスターズチャレンジやオールルーキー2ndチームに選出されました。PFとしてはややサイズ不足感が否めませんが、上手く育てば非常に優秀なストレッチフォーになれそうですし、将来的にはオールスターも夢ではないと思います。

#0 マイルズ・ブリッジズ SF 22歳

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驚異的な跳躍力を誇るコンボフォワード。グラハムやワシントンと共に選出された昨季のライジングスターズチャレンジでは一人アリウープなど豪快なダンクを連発し、見事MVPを獲得しました。恵まれた身体能力から繰り出されるダンクは圧巻です。ただ、全体的にはまだまだ粗削りな選手で、3ポイントの精度やディフェンスなど課題も多いです。ポテンシャルは折り紙付きなので、完全開花を期待したいところです。今季はヘイワードの加入によりベンチからの出場となりますが、セカンドユニットの起爆剤として頑張ってほしいです。左利きですが、ダンクの利き手は右らしい。

#2 ラメロ・ボール PG 19歳

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昨年のドラフト全体3位指名でホーネッツに加わったスーパースター候補。NBA界の亀田3兄弟ことボール3兄弟の末っ子にして、父ラバーと長兄ロンゾ(2017年ドラフト2位・現ニューオーリンズ・ペリカンズ)が揃って「兄弟の中で最も才能がある」と評価するポテンシャルの塊。PGとして必要なスキルやスピード、パスセンスなどを高水準で兼ね備え、サイズにも恵まれています。高校時代は2人の兄と共に無双し、92得点を記録するなど高校バスケ界に君臨していましたが、色々あって退学し、大学には行かずに海外のプロリーグで武者修行。昨季はオーストラリアのNBLでプレーし、新人王を受賞しました。ロジアーとグラハムという2人の若手ガードがいる中で共存できるか疑問視されていましたが、現実ではシックスマン起用で奮闘しており、先日史上最年少でトリプルダブルを達成し早くもNBAの歴史に名を刻みました。彼の加入によりホーネッツも少しずつ注目を浴びるようになってきており、次世代のフランチャイズプレイヤーとして大切に育てていきたいと思います。

いよいよ始まる再建への道

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少し長くなってしまったので、今回はこれで終わります。次回からはいよいよ本格的にゲームをスタートさせ、再建を進めていこうと思います。それではまた次回。


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