ABCお笑いグランプリ感想

今更すぎるけど、ABCお笑いグランプリの感想を書いていきます。
全体の感想としては、本当に令和ロマン凄すぎるの一言に尽きます。一本目は猫の島で、M-1の準決勝でやったネタでした。でも初めて見た時よりもさらに改良されて面白くなっている気がしました。僕はM-1の準決勝でこのネタを見た時はあまり好みではなく、決勝行けないのかなと思っていたのですが、今回はもうめちゃくちゃ笑いました。完全に令和ロマンが大好きになってしまっているのだと思います。
特に面白かったのは、「なんかいるじゃないですか、猫が可愛いって言ってる自分が可愛いと思ってるだけの猫」、「それ猫じゃねえか」の所です。まじで小ボケなのに腹抱えるほど面白かったです。あとは大オチの、「それウーロン茶でした」の所ももちろん面白かったです。あそこはもともとウーロン茶じゃなくてポカリだったかなと思います。
でも個人的には2本目のネタの方がさらに面白かったです。「実家めっちゃ変わってるじゃん」がまじで面白かったです。フリが長かったきがしたので、めっちゃ深くハマりました。設定がめっちゃ面白いじゃんと思いました。まだ完成度は高くないネタなのかなと思いましたが、今年のM-1も決勝は固いだろうなと思いました。
まあネタに内容はこの辺にして、1番すごいと思ったのは、M-1を優勝してもなお、面白い漫才を突き詰め続けている所です。こんなコンビは今まで見たことがありません。普通M-1で優勝したらもうゴールで、そこからはテレビに出続けるという感じだと思うのですが、休むことなくネタを磨き続ける令和ロマンの姿には感動を覚えました。
正直、このまま行くと、お笑い界は霜降り明星一強になってしまうのかなと思っていました。自分はもちろん霜降り明星大好きなので、それは全然良いことなのですが、それでもやっぱりちょっと寂しいというか、霜降り明星に対抗するコンビが出てきてほしいなあという気持ちがありました。
しかし、この令和ロマンが、霜降り明星とはまた違う路線で、自らの道を進み続けているという感じがしてとても嬉しかったです。令和ロマンのこれからの動向に目が離せません。
他のコンビニネタで言うと、天才ピアニストのタクシーのネタが面白かったです。毎回毎回新しいネタを作っていて、決勝に来ていて、本当にすごいと思います。ますみの演技力を活かす良いネタだなあと思いました。
あと、青色1号のアナウンサー面接のネタも好きでした。これはキングオブコント2022の準決勝のネタだと思うのですが、当時このネタを見た時は、青色1号は決勝に行けるのかなと思うくらい面白かったです。また見れてよかったです。
改めて令和ロマン優勝おめでとうございます。