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オシリが腫れてる?会陰ヘルニアかも!?

わんちゃんのために
色々と検索していただき
ありがとうございます。

ドッグライフサポーターの獅子パパです🦁

今回は
ペキニーズのなりやすい病気シリーズ

『会陰ヘルニア』

についてお話します!

なお
ペキニーズに多い病気シリーズは
下の記事で
一覧にしてあります。
気になる方は
そちらも見てみてください😊

1.会陰ヘルニアとは

会陰ヘルニアと聞いて
どこの病気か
パッと思いつく方は
少ないのではないでしょうか?

そもそも何て読んだらいいのかも
わからないかもしれませんよね?

実はわたしも
読み方がわかっていませんでしたw

会陰とは
『エイン』
と読むのですが
ザックリというと

肛門の周りのことを
会陰といいます。

この会陰という部分で
ヘルニアが起こると
会陰ヘルニアと言います。

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『え?ヘルニアって腰じゃないの?』

って思われる方も
おられるかもしれません!
実は

ヘルニアとは
『飛び出す』
という意味なんです!

腰などでは
椎間板が飛び出すから
椎間板ヘルニア。

おへそから
腸が飛び出すから
臍ヘルニア(ヘソは漢字で臍と書きます)。

つまり会陰ヘルニアは

肛門の周りから
何かしらの物が
飛び出している状態のことを言います。

飛び出すものは
いろいろなものがあり

・脂肪
・腸
・膀胱

など
お腹の中のものが
飛び出してくるんです。

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2.原因

会陰ヘルニアが起こるのは
肛門の周りにある
筋肉が萎縮して縮んでしまうことにより
筋肉と筋肉の間に
隙間ができてしまい

その隙間から
脂肪や腸管などが
飛び出すことによって起こります。

筋肉の萎縮が起こる原因は
ハッキリとわかっていませんが

去勢していない
シニアのオス犬に多くみられるため
男性ホルモンと女性ホルモンの
バランスが影響しているのではないかと
考えられています。

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3.症状

・肛門のヨコの腫れ
・便秘
・排尿障害
・排便時のいきみ

などの症状がみられます。

肛門のヨコの腫れに関しては
初期の段階では
わからないことも
多くあります。

4.予防法

若い間に
去勢手術によって
ある程度予防できると
いわれていますが
確証されているわけではないようです。

5.治療法

会陰ヘルニアは
自然に治ることはありません。

基本的には
手術が必要となりますが

再発することが
とても多い病気なので
注意が必要です!

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6.まとめ

今日は
会陰ヘルニアについて
お話しました。

会陰ヘルニアは
最初は
症状も見られず

尿や便が出ないために
見つかることもよくあります。

また腸や膀胱が
筋肉の隙間にはさまることで
尿や便が通らなくなり
ドンドン大きく腫れてくることで
見つかることもあります。

わんちゃんの
排尿・排便が
みられなくなったり
オシリの腫れがでできたら
動物病院にかかるようにしましょう!

ということで
今後も愛犬のためになる情報を
発信していきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!