犬の散歩の必要性について徹底解説！！

先日の記事で、犬の運動と散歩が違うという事について解説しました。今回は犬の散歩について詳しく解説していきたいと思います！！なお、運動と散歩が違うという記事も添付しておきますので、そちらも是非ご覧ください。

運動と散歩の違いについて→ https://note.com/440machu/n/n78dbfc2e2bc9

犬の運動について→ https://note.com/440machu/n/nfca5f05cfee0

1.犬にとって散歩って何？

野生時代の犬は群れで行動していました。沢山の距離を群れで歩いて移動したり、縄張り内のパトロールをしたりしていたんです。これを現代社会では散歩という形で置き換えていると考える事ができます。つまり散歩は群れでの団体行動と言えます。言い換えると散歩は飼主さんと犬とのコミュニケーションと言う事もできます。

また現代日本では、犬を室内で飼育する事が増えてきました。これは犬に余分な刺激を与える事を防ぎ、犬にとって不適切な環境から犬を守る事もできるので、犬の事を考えるととても良い事です。しかし室内でずっと生活している犬にとっては、刺激不足となりストレスとなってしまいます。ですので散歩によって適度な刺激を与えて、ストレス発散させてあげる事も近年の散歩に求められる事になっています。

2.散歩が不足するとどうなるの？

それでは散歩不足になるとどうなるか考えていきます。

①ストレスによる問題行動

先程もお話した通り、室内で飼われている犬にとってずっと室内にいるという行為はストレスになります。

人に置き換えて考えてみてください。携帯やパソコンやテレビも何もない、刺激のない部屋の中でずっと生活する事を考えてみてください。気が狂いそうじゃないですか？こんな生活が続くと、ストレスが溜まってちょっとした事でイライラしたり何かに当たり散らしたりしてしまいそうではないですか？

これは犬も一緒です！！ずっと室内にいると、犬もストレスが溜まってすぐに唸ったり噛んだりするような問題行動に繋がっていきます。これを解消するために散歩がとても重要になるんです！！

むしろ犬は毎日こんな環境の中にずっといるんです！！それを考えると毎日散歩してあげたい気持ちになりませんか？？

②コミュニケーション不足による問題

先程の話を聞いて『ウチは外飼いだから関係ないわぁー』と思ったアナタ！！！外飼いの方がデメリットが沢山あるんですよ！！という話はまた別の機会にするとして、室内飼いでも外飼いでも陥る散歩不足の問題として、コミュニケーション不足による問題があります。

最初に説明したように、散歩は犬が群れで行動するコミュニケーションに値する行為です。しつけをしてるから大丈夫だと思われるかもしれませんが、犬にとって散歩は必要不可欠なコミュニケーション行為になるのです。

我が家には元野犬のマチューがいます。家に来た時は全く心を許してくれず、近づく事さえもままなりませんでした。そんな中でちょっとしたキッカケで、強引に散歩に連れて行くようになりました。すると驚く事に散歩に行くようになった途端、心を開いてくれるようになったんです！！更には散歩をこなすごとに心の距離がグッと近付いていくのがわかりました。私はこの経験から、飼主と犬にとって散歩がどれ程大切な物なのかを学びました。

そして犬は散歩を通して多くの事を学びます。誰が信頼できるのか。誰も信頼せずに自分で何とかしていかなければいけないのか。何が許されるのか、何をやっても許されるのか。つまり飼主さんと犬との心の位置関係を犬が学んでいきます。これは言葉では説明が難しいのですが、もし犬の行動で困っている事があったら一度散歩を見直してみると良いかもしれません。散歩がキチンとできるようになると、多くの問題が解決してくる事はよくあることなんです。

3.まとめ

今回は犬の散歩について解説していきました。犬にとって散歩は必要不可欠な行為になります。また犬のお困り事を解決する糸口になるかもしれません。

特に近年はこの犬の散歩を軽く考え、そこからくる問題行動に悩まされている方がとても多いように感じます。ですので、犬のためにもしっかりと十分な散歩をしてあげるようにしてください！

という事で今後も愛犬のためになる情報を発信していきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします！