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犬が吐いた!!食べた物がそのま出てきた!?それ幽門狭窄かも!?

わんちゃんのために
色々と検索していただき
ありがとうございます。

ドッグライフサポーターの獅子パパです🦁

今回は
ペキニーズに多い病気シリーズ

『幽門狭窄』

についてお話します!

ちなみに
この病気も
ペキニーズに限らず
短頭種に多い病気です。

短頭種を飼われている方も
ぜひ知っていてもらえると嬉しいです😊

なお
ペキニーズに多い病気シリーズは
下の記事で
一覧にしてあります。
気になる方は
そちらも見てみてください😊

1.幽門狭窄とは

みなさんは
幽門狭窄と聞いて
どこの病気かイメージできますか?

おそらくイメージできない方も
多いのではないでしょうか?

そこで
まずは幽門って何?
ってところから解説していきます!

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上のイラストを見てもらう
もうイメージできたと思いますが
幽門とは

胃と十二指腸の境目のこと

を言います。

胃で食べ物を消化するときに
この幽門が閉じて
勝手に食べ物が進んでいかないように
なっているんです!

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上の図のように
胃が食べ物で
満たされてくると
胃は食べ物を送り出そうと
動き出します。

その動きによって
食べ物は胃から押し出されて
十二指腸へと進んでいきます。

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しかし上図のように
何らかの原因で
幽門の筋肉が
大きく肥大してしまうと
食べ物が
胃から出にくくなってしまいます。

これが幽門狭窄といわれる病気です。

2.原因

幽門狭窄は大きく分けて

・先天性
・後天性

の2つのものがあります。

先天性の幽門狭窄は

・ペキニーズ
・パグ
・フレンチ・ブル
・ボクサー
・ボストンテリア

などの

短頭種といわれる
わんちゃんに多くみられます

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後天性の場合には

・胃潰瘍
・炎症
・腫瘍

などの

なんらかの病気によって
幽門が肥大するために起こります

後天性の場合には
短頭種だけでなく
プードルなどの小型犬にも
多くみられます。

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3.症状

この病気は
食べ物が胃から出にくくなるので

食後に
食べたものがそのまま
もしくは消化しきれていない状態で
吐き出されます。

この嘔吐以外にも

食後に2時間以内に
このような症状が続くようなら
動物病院にかかることをオススメします。

4.予防法

幽門狭窄に対しての予防法は
残念なことに
現状見つかっていません。

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5.治療法

治療法として

吐き気どめや
腸の動きをよくするお薬を使って
症状をおさえる
対症療法がおこなわれることもありますが
この場合には
完全に治ることは
期待できません。

症状が重い場合や
完全に幽門の通りを良くしたいときには
手術になります。

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6.まとめ

今回は
ペキニーズに多い病気シリーズの
幽門狭窄について
お話しました。

あまり有名な病気ではありませんが
食べ物が通っていかないと
栄養不足で痩せてきたり
水分も通らなくて
脱水症状になったりします。

病気を知って
あやしいようなら
わんちゃんのためにも
病院でみてもらうように
していきましょう!

ということで
今後も愛犬のためになる情報を
発信していきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!