英文翻訳!!『FDAが警鐘を鳴らしている穀物を含まない食事(グレインフリー)と拡張型心筋症の関係について犬の飼主が知っておくべきこと』
わんちゃんのために
検索していただき
ありがとうございます。
ドッグライフサポーターの獅子パパです🦁
今回は英語のサイトの翻訳に挑戦してみました!
犬の食事について
とても興味深い海外のサイトを
紹介してもらう機会があり
『これはみなさんに共有したい!』
と思ったので今回の挑戦に至りました。
今回翻訳したサイトは下記に添付しておきますので
気になる方は是非みてみてください!
英語翻訳は初めての経験で
精一杯わかりやすいように翻訳したのですが
もし訳した内容に誤りがある等の
間違いがありましたら
ご指摘いただけると幸いですm(_ _)m
FDAが警鐘を鳴らしている穀物を含まない食事(グレインフリー)と拡張型心筋症の関係について犬の飼主が知っておくべきこと
FDA (アメリカ食品医薬品局:以下FDAと記載)は、犬の心臓病と食事、特に穀物を含まないドッグフードの食事との潜在的な関連性を調査しています。この進行中の調査を理解するために知っておく必要のある情報をまとめました。
FDAが穀物を含まないドッグフードを調査しているのはなぜでしょうか
ペットフードに関するFDAの見出しを見ると、これまでの常識との違いに驚かされます。犬の健康を維持することは私たち飼主にとって必要不可欠であり、食事は犬の健康に大きく影響する可能性があることを私たちは知っています。 AKC(アメリカンケネルクラブ)の最高獣医官であるジェリー・クライン博士に連絡を取り、進行中のFDA調査についての彼の考えを聞ききました。
「FDAは、犬の拡張型心筋症(以下DCMと記載)と、特定の穀物を含まないドッグフードを食べている犬との間にある潜在的な食事の関連性について調査しています。懸念される食品は、エンドウ豆やレンズ豆などのマメ科植物、その他のマメ科植物の種子、またはドッグフードの主要成分として名前の上がっているジャガイモを含む食品です。 FDAは、これらの食品が含まれるドッグフードを数か月から数年にわたって食べていた犬がDCMになったという報告を受け、この問題の調査を開始しました。 DCM自体は犬にとって珍しい病気ではありませんが、DCMになりにくいと言われていた犬種でDCMが発生していたため、これらの報告は珍しいものでした。」
2014年1月1日から2019年4月30日までの間に、FDAは524件のDCMの報告(犬515匹、猫9匹)を受け取りましたが、そのほとんどは2018年7月のFDAの最初の警告の後に提出されたものでした。一部の報告には多頭飼いの家庭が含まれていたため、実際の数は524匹よりも多いと思われます。
犬の心臓病または拡張型心筋症(DCM)とは何ですか?
拡張型心筋症(DCM)は、心筋に影響を与える犬の心臓病の一種です。 DCMを患った心臓は、血液を送り出す能力が低下しているため、うっ血性心不全を引き起こすことがよくあります。
いくつかの犬種、特に大きくて巨大な犬種は、DCMになりやすい素因を持っています。DCMになりやすい犬種には、ドーベルマンピンシャー、グレートデーン、ニューファンドランド、アイリッシュウルフハウンド、セントバーナードが含まれます。 DCMは中型および小型犬種ではあまり一般的ではありませんが、イングリッシュコッカースパニエルやアメリカンコッカースパニエルもこのDCMになりやすい傾向があります。
FDAに提出されたDCMの報告書では、既知の遺伝的素因のない多くの犬種を含む、幅広い犬種でDCMが認められています。獣医心臓病学会からの初期の報告によると、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、ウィペット、ブルドッグ、シーズーなどの犬種における非定型の症例では、一貫してすべての症例で食事として代替穀物を食べていることが明らかになり、FDAはその点に注目しました。
穀物を含まないドッグフードについて心配する必要がありますか?
FDAの2019年7月の食事と犬の心臓病に関する最新情報では、DCMの症例で報告されたドッグフード製品のラベルを調べて、食品が穀物を含んでいないか調べました(グレインフリーの定義はトウモロコシ、大豆、小麦、米、大麦などを含んでいないこと)。それに加えて食品にエンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、豆、またはジャガイモ(サツマイモを含む)が含まれていたかどうかも調べました。FDAの報告によると、DCMの症例で報告された食品の90%以上が穀物を含まず、93%にエンドウ豆またはレンズ豆もしくはその両方が含まれ、42%にジャガイモまたはサツマイモもしくはその両方が含まれていました。
クライン博士によると
「現時点では、これらの成分が多くの犬のDCMの原因になるという証拠はありませんが、犬の飼い主はFDAからのこの警告に注意しておく必要があります。 FDAは引き続き、獣医心臓専門医および獣医栄養士と協力して、犬に対する穀物を含まない食事(グラインフリー)の影響をより理解するように努めてきます。」
FDAの2019年7月の最新版は、2019年4月30日までに提出されたレポートの中で、10回以上名前が挙げられたドッグフードブランドの名前が含まれています。ほとんどのレポートはドライフードに関するものでしたが、生、半生、およびウェットフード等すべての種類のフードが見受けられました。
そのドッグフードブランドと、報告されたレポートの数を以下に示します。
* Acana (67 reports)
* Zignature (64 reports)
* Taste of the Wild (53 reports)
* 4Health (32 reports)
* Earthborn Holistic (32 reports)
* Blue Buffalo (31 reports)
* Nature’s Domain (29 reports)
* Fromm (24 reports)
* Merrick (16 reports)
* California Natural (15 reports)
* Natural Balance (15 reports)
* Orijen (12 reports)
* Nature’s Variety (10 reports)
* Nutrisource (10 reports)
* Nutro (10 reports)
* Rachael Ray Nutrish (10 reports)
Journal of the American Veterinary Medical Associationの12月1日版で、リサM.フリーマン(DVM、Ph.D.、DACVN)は、DCMに関する研究の最新情報を提供し、問題は穀物を含まない食事だけではないことを強調しました。彼女は疑わしい食事を「BEGダイエット」(ブティックダイエット、エキゾチックダイエット、またはグレインフリーダイエット)と呼んでいます。
※ここで言われるダイエットとは、減量方法の事ではなく『食事』という意味を持ちます。BEGダイエットという言葉が日本でも使われているようなので、今回はダイエットという言葉をそのまま使用しました。
「BEGダイエットとDCMの明らかな関連性は、レンズ豆やひよこ豆など、グレインフリーダイエットで穀物の代わりに使用される成分が原因である可能性もありますが、BEGダイエット(例えばエキゾチックな肉や野菜や果物)で一般的に見られる他の成分が原因である可能性も考えられます。」とフリーマンは書いた。
フリーマンは、DCMとBEGダイエットには関連があるように見えますが、その関係はまだ証明されておらず、他の要因も同等またはそれ以上に重要である可能性があることを強調しています。
FDAは、ペットの飼い主に、安全性報告ポータルを使用して、食事に関連がある思われるDCMの犬と猫の症例を報告することを推奨しています。
一般的な経験則として、犬の食事において健康のためにできる最善のことは、獣医に相談することです。一緒に犬の食事の長所と短所を比較検討し、穀物を含むドッグフードと穀物を含まないドッグフードのどちらが犬に適しているかを検討し、必要に応じて、DCMの兆候がないか犬を監視します。
最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!