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早期発見・早期治療のススメ!

先日わが家の獅子丸くんが急に足を引きずるように歩き出しました。私は慌てて獅子丸くんを動物病院に連れていきました。

この記事を書いている2020/04/05現在はまだ療養中ですが、とても良い回復を見せてくれています。

今回はこの出来事をそのままお伝えし、早期発見・早期治療の大切さをお伝えしたいと思います。

1.獅子丸くんの異変

その日は朝から雨が降っていました。天気予報によると昼前には雨が上がるとの事だったので、お散歩は雨が上がってから行こうと家の中でワンコ達と触れあっていました。

そして天気予報通り雨があがったので、家族みんなでお散歩に行こうと思った時の事です。獅子丸くんが急に右前足を引きずりながら歩きだしました!

この10〜15分前には普通に歩いていたのに、、、

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写真のように座っている時も右前足をつけようとしません。

触ると嫌がりますが、特に腫れている様子もなく、動かない訳ではなさそうでした。

とにかくこれはヤバいと思い、この様子を動画で撮影し、すぐに動物病院に向かいました。

2.最初の診断

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病院にかかると、すぐにレントゲンを撮ってもらえました。写真上では特に骨折はありません。

先生に見てもらったところ腫れているようなところも見当たりません。

その日は痛み止めをもらって様子を見る事になりした。

3.その日の夕方

家に帰るとさっそく痛み止めを飲ませました。薬を飲んで数時間すると、いつもと何一つかわらず歩いている獅子丸くんの姿がありました。

ただ痛み止めが効いているだけなのは明らかなので、この隙に足をしっかりと見てみました。

すると肉球の間が少し腫れてきていました。朝の時点や動物病院では気付かなかったので、徐々に腫れてきたんだと思います。

少し心配に思った私は動物病院に電話しました。その時の症状を伝えると、現時点では処方してもらった痛み止めを使って様子見で良いという事。そしてもし腫れが酷くなったり様子が変わるようなら改めて受診するよう言われました。

とりあえずホッと一安心した瞬間でした。

4.その2日後に急変

次の日の朝は、また足を引きずるような感じでしたが、痛み止めで同じような状態になり、腫れも変わらずでした。

しかしその次の日の夜、新たな異変が見られました。

その日の仕事が終わって帰宅したら、痛み止めを飲んだハズなのに足を引きずる獅子丸くんの姿がありました。

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その時の写真はありませんが、比較的近いのがこの写真です。内側の肉球の間が腫れてピンクになっています。これはまだマシになった時の写真なので、その時はもっと腫れが明らかでした。

これを見た瞬間に私は動物病院へ向かいました。

改めて診察をしてもらった結果、蜂窩織炎(ホウカシキエン:別名フレグモーネ)だろうとの診断が出ました。

ペキニーズやシーズーのような犬種にはよくみられる物らしく、肉球の内部の方で細菌か何かが繁殖してしまい、炎症を起こして腫れてきたのではないかとの事でした。

治療方針が痛み止めから抗生物質の注射へと変更となりした。

この病気は再発の可能性も高く、腫れのせいで肉球の形が変形してしまうリスクもあるそうです。

しかし今回は本当に早期に発見でき、治療も早期におこなえたので、再発や肉球の変形のリスクは低いかもしれないと言って頂けました。

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そして順調に腫れが引いており、完全復活も見えてきています。

5.まとめ

今回は獅子丸くんの異変から対応の流れについてお話しました。

このお話で何を伝えたかったかというと、人でも犬でも早期発見・早期治療がとても大切だという事です。

そのための具体的な行動として、

①おかしいと思ったらすぐに動物病院にいく

②動物病院に行くべきかどうか悩んだら電話で受診すべきか確認する

という2つの大きなプロセスを実行しました。①の行動はとても取りやすいと思います。突然足を引きずって歩き出したら誰でも動物病院に連れて行ってくれるのではないでしょうか。

しかし実際には、動物病院に行く程の事なのかどうか判断に迷う場面はよくあると思います。

そんな時は迷わず動物病院に電話してみてください。

その場で必要な対応や、受診の必要性など丁寧に教えていただけるハズです。

そしてもう1つ。今回は使いませんでしたが、症状が出ている時の動画を撮影する事も診断にとても有用な事が多いです。

もちろん動画に限らず、例えば吐物ならその物を持っていく。吐血や下血であれば写真に撮ってもっていく。砂糖を食べてしまったなら、どれくらい食べたかわかるように食べた袋をもっていく。などなど情報になる物なら何でも有用です!

その時に症状が出ていても、病院では出ない事もあります。そんなときに少しでも情報になるものがあれば診断の精度も速度も上がります。

最近は携帯のカメラの性能もとても上がってきました。是非これを利用して情報を持って動物病院に行ってもらえたらと思います。

愛犬の幸せのためにも、愛犬の異変を感じたらためらわずに行動を起こしてあげるようにしていきましょう!

という事で今後も愛犬のためになる情報を発信していきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!