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灼熱の夏がきた!!こんなことしてないよね?犬の夏場の要注意!!徹底解説!

わんちゃんのために
色々と検索していただき
ありがとうございます。

ドッグライフサポーターの獅子パパです🦁


さぁついに暑い暑い季節がやってきましたね!

『こんな暑いなんて人間の生きる環境じゃない🥵』

というのが
わたしの夏場の口ぐせですw

でも実はほとんどの犬って
人間より暑さにスゴく弱いんです!

日本の夏は
本当に犬の生きれる環境じゃなかったりします。

でもなぜか
『犬は人よりも体が強い』
と思ってる人がたくさんいるように感じます。

なので今回は注意喚起もこめて
よく見る『夏場の大間違い』について解説します。

1.絶対ありえない!!昼間の散歩!?

おどろくことに
夏場の灼熱地獄のなか
わんちゃんの散歩をしているヒトをみかけます。

その姿をみると言葉も出てきません。

とにかくまずはコチラをみてください!

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上図1:環境省『まちなかの暑さガイドライン』より引用

最近は極端に暑い日が増加し
夜間も暑い日が多くなっています。

そのせいでテレビでも
熱中症が頻繁に取り上げられてますよね?

しかもわんちゃんは被毛があるんです。
これは毛皮のコートを着て
散歩してるのと変わりません。

アナタはそんな状態でこの暑さに耐えられますか?

コートなんて着てなくても
灼熱の真昼間にお散歩なんてすると
ヒトもわんちゃんも熱中症になってしまいますよ!?

熱中症は命を落とすこともある
とても恐ろしい病気です。

熱中症については
下の記事で詳しく解説していますので
そちらもみてもらえたら幸いです。

次に下の図をご覧ください。

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上図1:環境省『まちなかの暑さガイドライン』より引用

この図のサーモグラフィーの画像を見てください!
地面の温度が50度いっちゃってますよ!?😳

ヒトがヤケドする温度は45℃からと言われています。
犬の肉球がヤケドする温度も同じくらいです。

こんなところを散歩してたらヤケドしちゃいます!

肉球はヤケドしてしまうと
非常に治療しにくい場所なんです。

そして地面からの照り返しで地面に近いほど
温度は非常に高くなります。

サーモグラフィーではわかりにくいので
下の図を見てください。

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上図:ウェザーニュース『アメダスの気温の数字より
私たちは暑い中で過ごしていた!』より引用

先ほどのサーモグラフィーの場面の温度が
ちょうどこのくらいでしたね。

その場合に
地面に近いところにいるわんちゃんは
40℃もの暑さを体感しているんです。

アナタが暑くなくなってきたと感じても
わんちゃんにとっては
まだまだ灼熱かもしれませんよ?

わんちゃんに苦しい思いをさせないためにも
夏の真昼間にお散歩にいくことはやめましょう!

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それではいつ散歩に行ったらいいのでしょうか?
わが家の方法をご紹介しますね。その方法は

直接地面を手で触って確認する!

という方法です。
実際に触らないと温度ってわからないですからね。

とにかく触ってみて
自分がこの地面をハダシで歩けるか想像します。
そして安心して歩けるようになるのを待ちます。

本当に暑い日だと
夜中22時23時になることもありました。

もちろん朝もすぐに暑くなるので
早い時間に散歩しないといけません。

しかし犬を飼うと決めた以上
愛犬を守ることは飼主さんの義務です!

夏場は本当に大変だとは思いますが
犬のためにも
一緒に頑張っていきましょう!

2.車の置き去り

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そして夏場によくみる非常に危険な行為として
わんちゃんを車内に残して
出て行ってしまうことがあります。

わんちゃんに限らず
赤ちゃんや小さいお子さんを
車に残してしまうニュースは
毎年目にしますよね。

さすがにこれだけ話題になれば
もうわんちゃんを車に残して
出て行ってしまうことはないと
信じたいのですが

それでもやっぱり
そういう事例はなくなりません。

ということで
あらためて
夏場の車の危険性についても
解説していきます。

それではまず下の図をみてください。

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上図:JAF『晴天下(炎天下)のクルマの室内はどのくらい温度が高くなりますか? 夏編』より引用
http://qa.jaf.or.jp/trouble/prevent/09.htm

このグラフは
8月の気温35℃の日の
12時〜16時の間の車内温度を
測定した結果です。

この記事によると
車内の温度は
冷房で適温が保たれていた状態から
15分後には
熱中症の危険度を示す
暑さ指数が危険水準まで上昇したそうです。

ヒトであっても
この危険度なのに
ヒトより暑さに弱いわんちゃんを
夏場の車の中に残してしまったら
どんなことになるか想像できますよね?

絶対に夏場は車内に
ヒトも犬も置いていかないようにしてくださいね!


ウッカリ忘れちゃいそうなヒトは
車を降りたら
車の中をチェックするのを
習慣化すると良いかもしれません。

車を降りたら

必ず中を一通り見てから車を離れる!

わたしはこうしています。

最初はウッカリ忘れることもありますが
忘れたことに気付いたら
クルマに戻ってチェックをしなおすようにしたり

車を離れるさいに

『何もないね!』

と口に出してみるのも
習慣化にとてもイイんです。

一度習慣にしてしまえば
ウッカリ忘れることもなくなりますからね!

確認したうえで

『少しの時間だから良いかぁ』

とだけは思わないようにしてくださいね!

3.犬の体温調節

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犬が暑さに弱いのには
理由があります。

フサフサの
体毛におおわれていることも
暑さに弱い原因ですが

他にも
肉球からしか
汗をかけないことも
暑さに弱い大きな原因です。

ヒトは暑いと全身から汗をかきます。

汗は液体なので
くっついているヒフから
熱を奪って
蒸発することで体温を下げます。

犬では肉球から
同じように汗による体温調節を
おこないますが
肉球の面積なんて
ほんのわずかです。

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そこで汗のかわりに
体温調節する方法が必要になります。

それがパンティング呼吸です。

パンティング呼吸とは
口を大きくあけて
ハァハァと呼吸するものになります。

原理としては
汗と同じで
口の中の水分を蒸発させて
体温を下げています。

少しでも多く体温を下げるために
犬の体が熱くなっていればいるほど
舌をたくさん出して
多くの水分を蒸発させて
体温を下げようとします。

このように
犬は体温を下げるために
・肉球からの汗
・パンティング呼吸

という2つの方法を使っています。

どちらにせよ
体に対して面積が小さすぎますよね。

つまり犬は体温を下げるのが
とても苦手な生き物なんです。

体温を下げることができないと
体温はドンドンあがっていきます。

体温が上がり過ぎると
最悪の場合
死んでしまうこともあります。

暑い夏には
わんちゃんのためにも
涼しい室内で
過ごさせてあげましょう!!

4.まとめ

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今回は夏の注意事項について
解説しました。

夏はわんちゃんにとって
もっとも過酷な環境になります。

とくに近年は
ヒドイ暑さがニュースにもなっています。

昔の夏とは違うということを
しっかりと頭において

大切なわんちゃんを
守ってあげてください。

わんちゃんを守れるのは
飼主さんだけなんです!!

という事で
今後も愛犬のためになる情報を
発信していきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!