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動物の5つの自由と動物愛護法の数値規制

わんちゃんのために
色々と検索していただき
ありがとうございます。

ドッグライフサポーターの獅子パパです🦁

この記事を書いているのは
2020/08/04となりますが
今現在
動物愛護法の数値規制に関して
とても注目が集まってきていますね!

わたしとしては
この数値規制は
動物目線で
最低限の幸せを考慮する必要かある
と考えています。

この動物の最低限の幸せを考えるにあたり

『動物の5つの自由』

という考え方が
キーポイントになってきます。

そこで今回は
動物の5つの自由を解説するとともに
動物愛護法の数値規制についても
少しお話していきたいと思います。

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1.動物の5つの自由とは

これからご紹介する
動物の5つの自由とは
1965何のイギリスの議会により
成立されました。

当時はペットではなく
ヒドイ扱いをうけていた
農場などの家畜に対して
最低限の自由を与える目的でできましたが

現在では
イヌやネコを含めた
すべての動物がもつ最低限の自由として
国際的に知られている指標になりました。

どのような状況でも
すべての動物に
与えられなくてはならないものとして
動物を飼われているすべてのヒトに
知っておいて欲しいと思います。

①飢えや渇きからの自由

健康を保つために
適切な食事と水が与えられること

②痛み、負傷、病気からの自由

ケガや病気から動物を守り
病気になった場合には
十分な医療をほどこすこと

③恐怖や抑圧からの自由

過度なストレスとなる
恐怖や抑圧を与えないこと

そして恐怖や抑圧から
動物を守ること

このストレスには
肉体的ストレスだけでなく
精神的なストレスも含まれる

④不快からの自由

・それぞれの動物にとって快適な環境をととのえる
・自由に立ったり寝たりカラダの向きを変えられる
・炎天下の日差しや雨風をしのぐことができる

⑤自由な行動をする自由

動物の生態や習性にそった
自然な行動がおこなえること

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2.動物の5つの自由をみてどう思う?

ご紹介したのが
動物の5つの自由になります。

みなさんは
5つの自由をみて
どう思いましたか?

こんなの当たり前じゃないか!!

と思われた方も多いのではないでしょうか。

わたしも当たり前だと思った1人です。

しかし今の日本では
これが当たり前ではないと
考えるヒトも多くいるようです。

それでは
最近話題になっている
数値規制についてみていきましょう。

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3.動物愛護法改正にともなう数値規制

はじめに
ことわっておきますが
この数値規制は
まだ確定していません。

あくまで2020/07/10に環境省より
出された案をもとに
お話していきますので
まだまだ変わる可能性があるということを
理解したうえで読み進めてくださいね😊

7月10日に出された案のポイントをあげると

・従業員1人あたりの上限飼育数
繁殖業者で繁殖用の犬15匹、猫25匹。
ペットショップでは犬20匹、猫30匹。

・犬の飼育施設の広さ
体長30センチの小型犬2匹を入れる場合
平飼い用ケージは1. 62平方メートル以上。

寝床に入れっぱなしで飼育する場合
床面積を体長の2倍×1.5倍以上

高さは体高の2倍以上

運動スペースに1日3時間以上出すことを義務化。


・繁殖の上限
犬猫ともに交配できるのは6歳まで。

というような内容となっています。

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これまで具体的な数値がなかった分
とても大きな進歩と言えますが
ホンネを言えば

う〜ん...

って感じのイマイチな内容に感じます。

これだと
まだまだ悪徳業者が
ヒドイ飼育をする余地が
かなり残されているということが
やはり指摘されています。


ちなみに
犬猫適正飼養推進協議会という
ペットショップや繁殖業者などが
関連する団体が
独自の数値規制案を
環境省に提出していました。

それが下の内容になります。

・ケージのサイズ:高さ=体高の1.3倍、幅=体長の1.1倍
・動物の飼育数は従業員一人当たり50匹
・動物を繁殖に使用するのは8歳まで


いやぁーー笑えるw

何が適正飼養推進なんでしょうw
動物の5つの自由を知っていれば
こんな案は出てきませんよね。

1965年のイギリスよりも
あきらかに遅れているのが
日本のペット業界だっていわれても
否定できないような内容です。

この明らかにおかしな数値規制にならなかったのは
良いことだと思いますが
それでも環境省には
動物の5つの自由を考えて
決断してほしいなぁと思います。

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4.まとめ

今回は動物の5つの自由から
日本の動物愛護法改正の数値規制について
お話しました。

ペット先進国と言われる国々では
日本の規制案よりも
明らかに厳しい数値規制が
設定されている国も
たくさんあります。

現状では
あまりにも差が開いている状況ですが

ぜひ日本も
しっかりとした規制をつくり
海外からバカにされないような
ペット先進国の道へ
進んでいけたら良いですよね😊

ということで
今後も愛犬のためになる情報を
発信していきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!