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人生は『やりたい事を探す旅』〜やりたい事こそヒトのため〜

わたしは
ごく普通の家庭に生まれ
ごく普通の生活を送り
ごく普通に生きてきた。

その人生に大きな違和感を感じつつ.....

わたしは物心ついた頃から
いくつか考え続けていることがある。

・わたしは何のために生きてるんだろう?
・何のために働いているんだろう?
・本当にコレがわたしの生きたい人生なのだろうか?

ある意味
哲学的な疑問ではあるが
ずっと考え続けていた。

その結果
ひとつ気づいたことがある。

この疑問に対する答えは
考え続けて行動するからこそ意味があり
その答えは人生のタイミングによって変わってくる。

ということだ。
また

『生きる』ということと
『はたらく』ということは同義かもしれない。

このことに気付いたのは
『はたらく』ということに関する価値観が
大きく変わったからである。

当たり障りのない10代

当たり前かもしれないが
10代の頃には
あまり『はたらく』ということを
意識してこなかった。

ただひたすらに遊んで過ごしていたように思うw

小さい頃は犬が好きだったから
犬に関わる仕事をしたいと思っていたのを覚えている。

ただ漠然と思っているだけで
具体的には何も考えていなかった。

それと同時にもう一つ小さい頃から考えていたのは
将来は大学までは卒業して
親が周りに言っても恥ずかしくないような仕事につく
ということ。

別に親から何か言われた訳でもないし
世間体を気にする家庭でもなかったのだが
なぜかずっとこういう考えを持ち合わせていたw

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高校3年生の進路を決める時期になっても
具体的な考えは何もない。

犬に関わる仕事という思いはあったが
当時のわたしの中に
犬に関わる仕事といえば
『獣医』以外思いつかなかった。

しかし勉強嫌いのわたしに
獣医学部へいくアタマはないw

仕方なく
漠然と農学部などの
動物に関わる分野を選択しようとしていた。

そんなときに高校の担任に勧められたのが
医療の分野である。

医療従事者になるという道は
それまで全く考えていなかったが
何となくカッコいいなぁと思ったw

そして医療従事者であれば
世間体的にも問題ないし
わたしの学力でも何とか狙える位置にあった。

そしてそのまま
医療従事者としての道を選択することになる。

今考えても何と自主性のないことかw

しかしこれが私の10代。
こんなヒトは意外と多いのではないだろうか?

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レールに乗った20代

医療従事者の道を選んだわたしは
大学へ通い
国家資格の取得し
医療従事者として病院で働くことになった。

ヒトの命に関わる仕事。

覚えなければいけないことも沢山あり
必死に勉強したし
いろんな知識を身につけた。

しかし今振り返ると
やらなければいけないから仕方なく勉強しただけで
自分からその分野の知識を知りたいと思ったことは
一度もなかった。

いってみれば義務教育の延長。

・勉強とはツラいけど仕方なくやるもの。
・その延長にある仕事もツラいもの。
・イヤな事を我慢してこなすのが大人。
・仕事とは我慢の代償してお金をもらうもの。

そんな感覚が当たり前になっていて

『はたらく』とは生活費を稼ぐために我慢すること。

だと思い込んでいた。

本当に仕事がイヤだったが
仕事が自分に合う合わないという概念がなかった私は

その病院が自分に合っていないんだと思い
3年程で最初の職場を辞めて
新しい職場へと移る事にした。

そして新しい職場へと移って感じたことは
それまでと何一つ変わらないということ。

仕事が忙しくなったということは変わったが
仕事がイヤなこと
イヤな事を我慢する対価としてお金をもらう
という流れは何一つ変わらなかったのだ。

そして
イヤな事を我慢する生活を続けていると
考えるのが人生について。

それまでもチラホラと考えることはあったが
20代になって働き出した後は

『自分は何のために生きているのか?』
『このまま生きていって何か意味があるのか?』
『自分の人生はこれで良いのか?』

なんてことを毎日考えるようになっていた。

こんなことを毎日考えながらも
転職する訳でもなく
この仕事を続けていたのは

やりたいことがなかったからだった。

この頃には
やりたい事をやっていかないと
何をやっても今とは変わらないだろうも考えていた。

かといって
やりたい事なんて簡単に見つかるものでもなく
ダラダラとこの仕事を続けていた。

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大きな転機を迎えた30代

わたしはまだ36歳。
30代の半ばだが
人生の大きな転機を迎えたと感じている。

30代の前半は悲惨なものだった。

というのも
仕事がイヤ過ぎる問題があまりに加速し
半鬱状態になってしまっていたのだ。

電車で通勤していたのだが

毎日毎日
電車が職場に近づくにつれて
動悸や吐き気が出てきて
大きくなった心臓の拍動を感じながら
職場へ入っていった。

仕事の前日には
次の日の仕事がイヤ過ぎて
憂鬱で動悸がしだすことも
しょっちゅうだった。

ある日
『あれ?これって鬱かもしれない』
って思ったら気持ちがスーッとラクになった。

鬱病の人が
今の状況は自分が悪いんじゃなくて病気のせいなんだ
と理解したら気持ちがラクになると
聞いたことがあったが
まさか自分がそれを体験するとは思っていなかったw

そんな中で出会ったのが今の妻であり
今までの人生で1番つらかったこの時期に
妻と結婚したのだった。

よく結婚は人生の転機だという言葉を耳にする。
わたしにとっても結婚は大きな転機となった。

その出来事は
結婚して一緒に暮らしだしてすぐに訪れた。

『ドッグトレーナーになりたい』

妻のこのたった一言が
わたしの人生を変えた。

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妻は大型動物に関わる仕事をしていた。
大型動物に関わる仕事は
1つアクシデントがあると大ごとになる。

将来妊娠したときを考えると不安が残る。
妻も妻の家族も結婚当時は
そのことを心配して
仕事をやめる決断をしていたのだ。

それでも動物に関する仕事をしたかった妻は
ドッグトレーナーという
今の動物よりも安全な
犬に関わる仕事をしたいと思ったのだった。
(本当は犬の方が危険だったりもするのだが、当時はそう思ってはいなかったw)

この言葉を聞いたときに
わたしの中で電気が走った。

大袈裟に聞こえるかもしれないが
本当にそんな衝撃だった。

完全に忘れていた
犬と関わる仕事がしたいという気持ちを思い出した。

すぐに仕事しながらでも学べる
ドッグトレーナー科のある専門学校に通い
犬に関する勉強を始めた。

犬の勉強は
わたしが今までやってきた勉強と違って
本当に楽しいものだった。

学校を卒業してからも
トレーニングに関する分野に限らず
犬の事なら
自分から知りたいと思うことが沢山でてきた。

知れば知る程
もっと知りたいと思う事が多くなった。

30代にして初めて
本来の勉強の姿を知ることができたのだ。

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犬のためにできる事

ドッグトレーニングを学んでいるときは
ドッグトレーナーとして独立することを考えていた。

しかし本当にトレーナーとして独立することが
わたしのやりたかったことなのだろうか?

少し話が変わるが
わが家には2匹の犬がいる。

1匹はペットショップで購入したペキニーズ。
もう1匹は元野犬の保護犬だ。

保健所で
死までのカウントダウンをされていた子である。

犬のことを勉強しだすまで
日本に野犬がいて
人間の都合で捕まえられて殺されているという現実を
知らずに生きてきた。
可哀想な犬がいるなんて考えたこともなかったのだ。

そしてマチューと出会い
犬について勉強をしていく中で

わたしがやりたかったのは
野犬に関わらず
可哀想な犬をなくすことだと気がついた。

そこでわたしが選んだのは
インターネットで情報発信する道だった。

2020年2月からnoteを使って
犬についての情報発信を始めた。

それまで文章なんて
まともに書いたこともないような人間が
突然文章を書き出したのだ。

ここからの1年はあっという間だった。

そして
12月にnoteから2020年のまとめメールが届き
中身をみて驚きを隠せなかった!

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上の写真が2020年の結果である。
この結果をどう思われるだろう?

ヒトによっては
たったこれだけか!って思われるかもしれない。

しかし
人生で初めて文章を書きながら
情報発信を始めた人間としては
こんなに沢山のレビュー数がつくなんて
想像していなかったため
本当に驚きだったのだ!

わたしの書いた記事の中には
Google検索で上位に表示されるものもあった。

知人から
『ネットで調べていて良い記事だと思ったら
獅子パパさんの記事だった!』
とDMをもらったときは本当に嬉しかった。

Googleで検索すると
自分の書いた物が出てきたり
知人が私の書いた物を読んで感想をくれるなんて
以前の私からは想像できない世界。

それが実現したのだ!

人生がガラッと変わったような気がした。

今後に向けて

わたしは今も
医療従事者として働きながら
情報発信をしている。

わたしの今の目標は
情報発信で食べれるようになることだ!

情報発信による収入で食べれるようになれば
今の仕事を辞めて
もっと犬にかける時間を増やしたい。

そして情報発信で得た収入を
犬のために使って
少しでも可哀想な犬を減らしていきたい!

それがわたしが追いかけていく目標であり
わたしが今人生を生きている理由である。

残念ながら今のところ
情報発信での収入はないに等しい。

しかし目標を見つけた今
目標に向かって楽しく進んでいこうと思う!

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『はたらくこと』とは

今は本当にいい時代になった。

ネットでなんでもやりたい事ができる時代。
自分のやりたい事ができる時代。
自分のやりたい事がヒトの役にたつ時代。

一昔前では
自分のやりたい事を気軽にやるなんて
難しかったに違いない。

しかし今では
気軽に自分のやりたかったことを
始められる時代になった。

『はたらくこと』
それは自分の本当にやりたいことを見つけること

『はたらくこと』
それは自分の本当にやりたいことをやること

『はたらくこと』
それは自分のやりたいことがヒトの役に立つこと

これが今のわたしの考えだ。

この考えは
この先の人生で変わっていくかもしれないし
それが当たり前だと思う。

しかし結局のところ
人生は自分自身が本当にやりたいことを探す旅であり
やりたいことを全力でやることこそが
『はたらく』ということだろう。

一度きりの人生
やりたい事を思い切りやって
幸せな人生だったと思いたい。

だからこそわたしは
自分のやりたいことを思い切りやっていく!
それがヒトのため
ひいては犬の幸せのためにもなると信じて!

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最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!