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注意しないと危険??犬のドライング徹底解説!!

ドライングとは、その名の通りドライヤーをかける事です。ただ犬にドライヤーをかける際には人と違った注意が必要です。自分の髪の毛をドライヤーするようにやってしまうと、愛犬にとって大変な事になってしまうかもしれません!!という事で、今回は犬のドライングについて徹底解説していきます!

1.ドライングの必要性

そもそも何故ドライングが必要なんでしょうか?1番の理由は、乾かさずに濡れたままにしておくと雑菌が増え、皮膚病の原因となってしまうからです!

また犬の被毛の面からみても濡れたままの状態は良くありません。濡れた状態の被毛は強度が低下しており、ダメージを受けやすい状態になっています。この状態で被毛同士が擦れてダメージを受け、絡まったりもつれたりしてしまいます。そのため、シャンプーの後には素早くドライングする必要があります。

2.ドライングの注意事項

ドライングは犬の被毛にドライヤーからの風を当てて、ブラシを使いながら乾かしていく事になります。作業としては特に説明も必要ないと思いますが、注意しなければいけない事がいくつかあるので、解説していきます。

①全ての被毛に行う

ドライングの必要性のところでも書いたのですが、乾かし残しがあると、そこから雑菌が繁殖し皮膚病の原因となってしまいます。乾かし残しがないよう全身ドライングしてあげましょう。

②同一箇所に温風を当て続けない

同じ場所に温風を当て続けると、被毛のゴワつきや断毛の原因となるだけでなく、火傷の原因にもなってしまいます。

被毛はキューティクルにより50℃くらいの温風には耐えられるようになっています。しかしドライヤーの温風はもっと高温になり、100℃を超えてくる物が大半です。そんな温度の風をずっと浴びていたら被毛がダメージを受けるだけでなく、火傷になってしまうのも頷けますよね。ちなみに火傷を防ぎ、被毛を傷めないために同一箇所へのドライングは30秒を超えないようにする事が推奨されています。

③被毛とドライヤーの距離を離す

理由は前述の温風を同一箇所に当てない理由と同じです。ドライヤーを離す事により、犬に当たり風が冷めて火傷などの危険性が減ります。それではどのくらい離せば良いのでしょうか?これは10〜15cmくらい離すのが最適だと言われています。それでは何故10〜15cmなんでしょうか?

ドライングの必要性の項で、素早くドライングする必要について書きました。ドライヤーの風の温度が高ければ高いほど早く乾く事は納得いただけると思います。次に、同一箇所に温風を当てないの項で、被毛はキューティクルにより50℃まで耐えられるという事を書きました。つまり50℃程の温度で被毛を乾かすのが1番ダメージが少なく早いという事になります。これをもとに、ドライヤーの距離を変えていった時の温度上昇について調べた実験があり、その結果10〜15cmが最適だったそうです。ちなみにその実験の結果によると、5cm以下になると僅かな時間でも50℃を超えてしまうので近づけ過ぎないように注意しましょう!

④温風と冷風を切り替える

ちゃんと距離を離してドライングしたとしても、そもそもの温風が暑過ぎたら被毛の温度が50℃を超えてしまう可能性は高くなります。なので熱くなりすぎないように、温風と冷風を切り替えながらドライングしていきましょう!犬のドライングでここが1番大切なポイントかもしれません!!ちなみに人用のドライヤーだと、上手く切り替えができない物もあるかもしれません。そういう物を使う場合は、ドライヤーの距離を更に離して、犬の皮膚面の温度を調整してあげるようにしてください!

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。犬のためにドライヤーをすると言っても意外と気をつけないといけない事が多いように思います。最初は難しいかもしれませんが、犬が熱くならないようにして出来るだけ早く乾かす!!事を意識して乾かしていくと段々と早くなってきます!とは言っても私自身まだまだ修行中の身で、嫁のようには上手くいきませんが、、、

という事で、私も頑張りますので、皆さんも是非一緒に頑張ってドライングを習得していきましょう!!!


最後まで読んでいただき ありがとうございます。 これからも一緒に わんちゃんの勉強できたら嬉しいです😊 もしサポートいただけましたら すべてわんちゃんのために活かしていきます!