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昔、アメリカに男前の俳優出身の大統領がいました。

レーガン大統領です。

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この方が大統領の就任の際によく使ってたテッパンのスピーチのネタがあります。


「私は、アメリカ合衆国大統領としての資質を完璧に備えております。

第1に、抜群の記憶力! 

第2に! 

……えーっと、何だっけ?」

(忘れたんかーい!)


これから自慢話が長々とはじまると見せかけて、ウンザリ感をつくり、

「えーっと、なんだっけ…」

といきなりオチを持ってくきて、緩和を誘うファンタスティック。


魅力あるスピーチやユーモアって、ギャップなんですよね。

緊張と緩和



他にもあります。

レーガン大統領が演説中に飾りつけの風船が破裂したことがあったそうなんです。

周囲は、「銃撃か?」

と緊張が走ったらしいのですが、

大統領はすました顔して

「はずしたぞ!」

と言って、大爆笑をかっさらったそうです。


この咄嗟のアドリブはさすがです。

これもまさに緊張と緩和ですね。



昭和の爆笑王と言われた先代林家三平。

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彼は、死の床にあった病院で

「もしもし! 聞こえますか? お名前を言って下さい!」

と医師から意識の確認をされた際、もうろうとしながら、こう口にしたそうです。

「か……加山、雄三です」


これも緊張と緩和ですが、この死の瀬戸際でのギャグは、さすがに笑えません。



でも

どんな状況でも、たとえ自分は苦しんでいたとしても、

相手に対する思いやりとして

自分は笑っていられること。


そして、相手を少しでも和ませる言葉を投げかけられる…

そんな人間でありたいなぁ…と思います。




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