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結婚に纏わる

20年来の親友・景子を呼び出し前回、前々回の記事の内容をペラペラと、お好み焼き屋でノンアルで話したわけです。(景子はお酒が飲めません)

で、景子が一言。

「もうさぁ、ひつじがプロポーズしたらいいと思う。案外うまくいくと思う」


?!

付き合ってもいないのに結婚?!!

と一瞬思ったが


わたしバツ2なんですが、実は二人目の旦那さんは交際0日婚。
当時の旦那さんの友達だった二番目の旦那さん、わたしが当時の旦那さんに酷い扱いされたことを知り、結婚しよう(3回くらいしか会ったことない)→じゃ今から結婚に向けて同棲して、諸々の相性、生活が軌道に乗ったら籍を入れよう。という流れ。
20年以上も前の話です。


交際すっ飛ばして結婚は、あり得ないことではないのをわたし自身よく知ってるからなぁ…

しかも山田、知り合った当初は
“結婚は、子供が授かればいいなとかはあるけど、それは授かり物だからなんとも言えないし、けどずっと一人は寂しいからいつかはしたいな”
と言っていたのに、この春マンションを手に入れ、理想の住まいづくりに勤しんでいたらそれで心が満たされて結婚願望なくなったらしい。人の心って面白い。何をしても満たされない何かを埋めたのは“結婚”という社会的責任ではなく“住まいを持つ”という社会的責任だったとは。
こないだも一生懸命、窓の結露防止グッズをネットで漁ってたな。


逆プロポーズかぁ…
わたし、山田の彼女になりたい気持ちはないんだよねぇ。でも一緒にいたい。できることならずっと。彼女になるなら恋人になりたいし、恋人になるなら親友、それも悪友になりたい。

でも山田、お姫様なんだよなぁw
そして山田の親友は魂がめちゃめちゃイケメン。
そりゃ山田が懐くわってくらい。

【親友イケメンエピソード】
・山田が元婚約者と同棲する際保証人の欄に書ける身内がおらずそのことを親友に相談すると一言
「てか、なんでオレの名前書かねえの?」(道訛り)

・ロボット掃除機購入を検討した親友、ロボット掃除機を持たない家電好き山田に「AとBどちらがオススメ?」とたずね山田が「Aのがオススメ」と言った2日後に山田の家にロボット掃除機Aがなんの連絡もなく届いた。❇おごり。引っ越し祝いではない。

・親友が東京で研修があり有給をとり一緒の時間を過ごした二人。親友は東京駅に宿を取っていて、翌日も遊ぼうと約束し、都心部から自宅に帰宅しようとした山田に
「泊まらんの?」
「え、俺家あるし一旦帰るよ」
「明日も朝から遊ぶっしょ?」
「うん、遊ぶ」
「じゃ泊まるべ。山田さん(何故か“さん”付けらしい)の分、別部屋もうおさえてあるから。ゆっくりしたらいい」
❇おごり。しかもすごくいいホテル。


山田が、貴金属やハイブランドのアイテムを“お迎え”などと言いながらインスタに上げるタイプの女に奪われるくらいなら親友と結婚してほしい。わりと本気でそう思っている。

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