日本上陸!高級電動アシスト自転車【COASTCYCLES】!ゴツい!カッコいい!

前回紹介のコスパ最高【ARCHON】続き、今回紹介・レビューさせて頂く電動アシスト自転車はこちら

COASTCYCLES【Buzzraw】シリーズ3種

カッコいいですよね!
こちらはCOASTCYCLES JAPAN及び SUPER73直営店「MAD BOLT GARAGE」が6月中旬~販売開始するBuzzrawシリーズです。

このシリーズは3種発売されますが、いずれも6~7月入荷予定です。

「これ、どこの国の自転車?」と思う方もいらっしゃると思います。ちなみにSUPER73はアメリカのカリフォルニアですがこちらは…

そう!

国際都市シンガポール!!!


そうなんです、アジア最大の国際都市シンガポールが2年前に発表した自転車なんです。

私自身、何度か訪れた事のあるシンガポールなんですが、この国の道路は電動自転車だらけです。ものすごく盛んなんです。そのシンガポールの高級電動アシスト自転車ようやく日本上陸。期待できます!

(余談ですが、本店の位置を確認したところゲイラン地区付近という"男性"にとってはとても"ハートフル"な所にありました。笑)

このBuzzrawなんですが、現在どの著名人も乗っていないくらいこれからこれから普及し始めるそうです。

どんな著名人が案件もらう?笑 いや、乗り始めるかはまだわかりませんが、今から予約すればいち早くインフルエンサーになれるかもしれません。

それでは今回試乗できた3種を紹介します。

まずはこちら

【Buzzraw Classic】 385000円(税込)


こちらはクラシックの名前の通り3種の中でも一番ベーシックなモデルとなります。

こちらの性能としましてはカタログスペックだけ見ると価格は同じですが、SUPER73の上位互換な気もします。
しかし、試乗してみると色々と違う点がありました。

まず、SUPER73より良い点
・8段変速がついている。
・防水性がある。
以上の2点です。

モーターの馬力感、発進はSUPER73と似ています。アシストレベル3段階、それ+変速が付いている感じです。思っていた通りでした。8段変速本当に良いですね!坂道もSUPER73では諦めなければならないような傾斜も変速を1か2にすれば登ってくれます。
スピードについては電動アシストの上限24キロにすぐ到達しますが、変速8にすれば自力で30キロ前後は出せます。←もちろん足に負担はかかりますが。
ちなみに変速の切替は回すタイプではなく指で押し込むタイプなので快適です。

SUPER73より良くない点
・走行性能以外の装備が少ない
・機械式ブレーキ
・ハンドルバーが長い(良くも悪くも)

ライト、フェンダー(泥除け)、チェーンガード、リアライト、反射板、前後キャリアが標準装備でありません。
あと、折り畳まない自転車なのでブレーキはメンテナンス頻度の少ない油圧ブレーキにして欲しかったです。
ハンドルに関しましては、幅74センチもありますので歩道での走行は出来ません。どうしても歩道もやむを得ず走りたい場合は60センチまで切るしかないです。(SUPER73も3.5センチ程オーバーしていますが切っても影響はさほどありません。)
しかし、実際ハンドルバーが長ければファットタイヤのハンドルを旋回させやすいのですが。悩みますね…

簡単にSUPER73と比較するならば、価格も同じですし、装備を無くして8段変速を取るならばBuzzrawといった感じですね!
あと防水性能に関してはこの価格の自転車を野ざらし保管する人はいないと思います!笑

そしてここからがBuzzrawシリーズの本命といったところでしょうか。紹介します!2種目

【Buzzraw Pro】 495000円(税込)


付きました!「フロントサスペンション」
SUPER73乗りが一番欲しいと言っても過言ではない装備!
その他の装備は1種目のClassicと変わらないですが、全長も179cmと3種の中でも一番大きいです。
それでもってClassicと同じ馬力感、発進。最高ですね!

「サスペンション、フロントだけかよー」と思った方もいると思いますが、フロントだけでも衝撃はだいぶ緩和されます。特にハンドルを持つ腕への衝撃が緩和され疲れも溜まり難くなります。
それだけではありません。リアにサスペンションが無い代わりに発売日未定ではありますが、専用リアキャリアを装着する事ができます。(ちなみにClassicも付けれますよ!)

リアBOX付けてもカッコいいし、女性の方でもチャイルドシート付けてこれでお子さんを迎えに来たらおそらく男性も嫉妬するレベルのカッコ良さでしょうね!
その場でPanasonicとかの電動アシスト自転車を隠したくなるママさん続出間違いなし!笑

もちろんClassicにも付けれますが、フロントサスペンション及びホイールベースの長さによる走行安定性はClassicより段違いに上ですので大事なお子さんを乗せるにはこちらの方がオススメです!

しかし、ここで女性の方へ注意点。
「わて、足短ぇんです。はい。」という方。
そうです。座面までの高さ87cmです。(3種全て)
サドル調整という概念がない自転車ですので182cmの私が試乗した時の感じではおそらく身長165cm以上の方くらいから両足が着くくらいだと思います。
あと足が着いたとしてもまたぐ際に足が上がるかどうかも懸念すべき事です。
これに関しては是非試乗を!


そして最後に3種目

【Buzzraw X】 550000円(税込)


そうです!後ろにも付きましたサスペンション!
前後サスペンション装備の走行性能最高スペック

これも試乗しましたがもう股がった時点でやられました。
ふっかふかなんです!特に体重の重めの私は感動するくらいサスペンションがグニューっと良く効いてふっかふかなんです!トトロのネコバスに座った時を思わせる程です。


歩道の段差、マンホール・排水口のくぼみを全て「無」にするダブルサスペンション。それでもって上記2種同様の走行性能!

これでもか!というくらいの最高峰スペックです。
おそらく現存の電動アシスト自転車でも最高ランクでしょう。

しかし、一部弱点があります。
専用リアラックは構造上装着できません。お子さんの送り迎えや、荷物を運んだりすりキャリー能力は落ちるものの、本当に電動アシスト自転車の走行を楽しみたい方、オフロードでガンガン走りたい方にオススメの自転車です。


はい、以上【Buzzraw】3種類の紹介でした。




そろそろ黙っていたこと言っても良いですか?


皆さんも序盤から思っていたであろう事を感じつつ、つらつらと最後まで記していました…



では、ご一緒に…



「高っけぇぇぇえええ!!!」



ですよねー!笑笑笑



「55万もするなら110cc以上のバイク買うわ!!!」


そう思った方は多いはず。
しかしです。バイクにはバイクの良さ。電動アシスト自転車には電アシの良さがあるのです。

日本仕様にした電動アシストのスピード違反なんて聞いたことありませんし、運転者の死亡事故もバイクの○○○○分の1なんでしょう。エンジンによる騒音で閑静な住宅街を走って冷ややかな目で近所の人に見られる事もありません。免許取得費用もいりません。自賠責保険もいりません。(自転車保険には入りましょう。)

「それなら普通の自転車で良いじゃん?」

夏、汗だくで坂道自転車漕ぎますか?笑
特に上記のような海外日本仕様の高い電アシは登り坂でも風を浴びれるので涼しいですよ!

そうそう!ノーヘルもオッケーです!!!(推奨はしますが)
なので髪ぺちゃんこになったりキャップ等被りたい方にもオススメです!

そうです。バイクには無い電動アシストの良さもたくさんあって、その最高峰の話を今回はさせて頂きました。

個人的には
田舎のような信号機・車の交通量の少ない所にお住まいの方はバイク。
都会付近のような人・車で溢れている"街"にお住まいの方は電動アシスト自転車。
が極端な使い分けになるのではと思っています。


今、新車原付(50cc)が売れていない理由の一つが電動モビリティの普及によるものです。
この記事を読まれている皆さん個人個人のライフスタイルに合った乗り物で快適な生活を!


それでは!




(過去の記事にも電動アシスト自転車の紹介や比較、利便性を書いていますので是非ご覧下さい)


Buzzrawに関する詳細スペックはこちら
MAD BOLT GARAGE www.mbgarage.jp/



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