大学虫類図鑑

画像1 辻まこと氏の『虫類図譜』みたいなやつを今の価値観でやりたい!と思い、制作した作品です。自分が大学生だった2015~19時点での「今」ですが……。
画像2 最初の展示は昆虫標本風だったのですが、部内で評判がよかったのに増長して何回も出し、最終的にシマウマプリントで製本して売りました。これはその時のデータです。
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画像4 たしか最後に思いついた虫でした。どうしても犬のイメージが強いので……。最終捕まえられないということで、数字の1とスカイフィッシュを組み合わせました。
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画像6 あまりに厭世的すぎ。でも学生の世界観だとコミュニティが世界のすべてですからね。今でもこの虫はどこにでもいます。
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画像8 最初に思いついた虫です。大学生(子供)の考える大人ということで幼虫にしました。私が大学にいたときは木こりみたいなチョッキが流行ってました。写真は部のアトリエで撮りました
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画像10 今時意識高い系=スタバってまとめサイト的価値観。デザインは気に入ってますが今なら炎上必至です。余談ですが、アンケートにこの虫の感想を熱く書いてくれた飲尿家の方がいました。
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画像12 虫が先、現実が後というのは我ながらいいアイデアでした。自分の身の回りでは単位のために学生と寝るみたいなこと聞いたことがありません。
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画像14 モチーフは蟻。学生特有の社会への憎悪を感じますね。今なら社会の虫も怖くないよと言えます。こんなことを書いてしかも作品として応募企業に見せたので私は就活に失敗しました。
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画像16 テクストを編む→蜘蛛の糸の連想です。ワナビーが嫌いというより何かになれない自分への自虐です。最後の分、どう考えてもコウボ種より投稿サイトのヘンシュウシャモドキ種のほうが危険です。
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画像18 当時でも今でも公開をためらうくらいにはまとめサイトに入り浸ってる大学生の世界観全開、炎上必至です。バランスはとったつもりですが、私は左の虫に憑かれてるのでどうしても政治の巨鳥を悪く書いてしまいます。
画像19 一応レッテル張りの危険性と自虐について書いてバランスをとった気でいます。幼いですね。大学外の虫も書こうとしたのですが、辻まこと氏とどうしてもかぶるので断念しました。『虫類図譜』、ぜひ読んでください。

文章など書きます。