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馬が好きである。 悠然と立つその姿。 さっそうと走るその躍動感。 そしていつも何かを見越したように見えるその眼。 馬を見かけたとき、その時々の感情で見え方も変わってくる。 悲しいことがあったときは表情が寂しそうに映り、幸せなことや楽しいことがあったときには優しく微笑んでくれているように映る。 ほんの少しだけ、乗馬クラブに通っていた頃がある。もう何年も前のことだ。 馬具をレンタルし、ヘルメットは自前のものを用意していた。 駅からバスで15分。 乗馬クラブの入り口横の