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妄想随筆集

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その名の通り時々妄想が入る随筆集
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2022年4月の記事一覧

薄っぺらい人からの脱却。

今のように読書を始めたのは単なる興味からの側面だけではない。 もともと理解力に乏しいし有名な大学も出ていないので、 「頭がよくなりたい。物わかりのいい人間になりたい。」 という同世代と比べた劣等感からくる自己成長の意味も兼ねている。 きっかけがある。 もう何年も前のこと。 飯田橋の駅で当時遊んでいた友人から帰り際に缶チューハイ片手に立ち話をしていた。 何の話だったか、意見を振られたときに大して興味もなかったのか 「なるほどねーそれでいいんじゃん?」 的な返しをした。