減量まとめnote②

減量フェーズ2、始動――――

自己流だったが10キロ痩せられたし、健康診断も大丈夫そうだしと油断しておよそ半年くらいの期間(2023年上半期)。
この頃はもうあすけんの食事記録も辞めてしまい、リングフィットの頻度も月イチくらいのペースに減らしてしまっていた。
1日2食生活は続けていたが、間食で小さめのスナック菓子(じゃがりことか)をつまんだりと摂取カロリーも少し増えていたように思う。

9月のある日、思い立って結婚1周年にフォトウェディングの撮影をやろうと旦那を引き連れ3社ほど撮影スタジオの見学に回り、今回撮影を行ったスタジオでドンピシャのカラードレスを発見したのが運命の出会いだった。
旦那と2人で当該カラードレスが可愛い可愛いと見積もりを出してもらっている間も話していると、気を利かせた担当者のお姉さんが「今日試着していきますか~?」と声をかけて下さり、疲労もあったが試着してみることに。
戒めを込めて当時の試着画像を掲載する。これがbeforeだと思って欲しい。

推しの髪色と同じことに帰ってから気づく
背中をよく見ると閉まっておらず白いブライダルインナーが透けている

このドレスはどうやら7号のワンサイズしかないとのことで、他のカラードレスには目もくれず、旦那も気に入っているこれを絶対に着たいと減量再開を決意。

パーソナルトレーニングを開始

試着時点で9月、撮影本番は1月ともう4か月先の期限が決まっており、フェーズ1のような自己流ダイエットじゃ間に合わない予感がしたため、勇気を振り絞って自宅最寄り駅前の24時間ジムに駆け込む。
googleマップのクチコミでもパーソナルトレーニングが良いとの評判で、試着から1週間以内に体験の予約を入れ人生で初めてジムに足を踏み入れることに。
パーソナル体験ではチェストプレスを10分くらいやらせてもらっただけだったのだが、翌日ありえないくらいの筋肉痛が来たことを今でも思い出せる。
これまでリングフィットで10キロ痩せた自負があったが、自重とウェイトの威力の違いを思い知る。
パーソナルトレーニングは3ヵ月24回のコースで20万円オーバーと決して安くない金額だったが、絶対にあのドレスを着るために痩せたかったので血涙を流しながら支払った。4か月32回のコースにするか死ぬほど迷ったのが後の伏線となる。

パーソナルトレーニングでやったこと

初回は基本的な食事指導、目標PFC計算を行い、毎日の摂取カロリー、栄養素などが把握できるスクリーンショットをLINEで送る生活が始まった。
目標カロリーは1300kcalかつたんぱく質100g以上、脂質40g未満、糖質は目標カロリー以内では自由、というメニューだった。
脂質制限メソッドを採用しており、これがかなりキツい内容だった。
豚肉をメインで食べることが多かったのだが、それだと目標たんぱく質を摂取する前に脂質がオーバーしてしまい、最終的に夕食は調整でサラダチキンだの、プロテインドリンクだの、ギリシャヨーグルトだのを食べる羽目になる日が多かった。
仕事もボルテージが上がってくると昼食を食べ忘れてしまい、摂取カロリー足りてませんよ、たんぱく質足りてませんよと指摘されることも少なくなかった。
ジムには週2回のペースで通い、1回50分で上半身と下半身を分けてトレーニングしていた。
回を経るごとにどんどん加重され、毎日どこかしら筋肉痛の日々で、翌日半日寝込んでいたこともあった。

パーソナルトレーニングの経過

開始から1ヵ月

手と顔がほっそりしてきたような気がした。
体重・基礎代謝・体脂肪率など数値上では目立った変化がなかったが、今回は細くなることが目的だったためあまり気にしなかった。
通ってるジムが作ってるプロテインとか痩せる謎サプリの営業をしこたまされたのが記憶に残っている。
この頃転職活動と同時並行しており毎日web面接があったりとストレス下にあったため数値の変化がなくても仕方がないと励まされていた。

開始から2か月

腹斜筋の辺りがえぐれるようにへこみ始める。手首の辺りの骨が明らかに浮いてきている。洗顔の時に顔の脂肪をあまり感じなくなる。
お布施のつもりで痩せる謎サプリを購入。毎日飲んでいると勤務中マウスに手汗が滲んだりしていたので効果があったとは言える。
調子がいい時は体脂肪率が2%くらい減った状態の計測が出るようになってきた。体重は変化なし。
この頃にカラードレス以外の衣装決め(旦那のタキシード、ウェディングドレス)があり、再度例のカラードレスを試着させてもらったところ、9月段階では全く閉まらなかった背中が半分くらいは閉まるようになっていた。

開始から3か月

デッドリフトの時に腕からぶら下げるダンベルに握力が負けかけたところを見かねてパワーグリップの購入を勧められる。あるのと無いのとでは効率が違うのでAmazonで購入。ありがとうブラックフライデー。
この頃から一気に寒くなりサラダチキンとプロテインを摂取するのがつらくなってくる。サラダチキンは湯せんで温め、プロテインはシェーカーで溶かしたあと耐熱容器に移してレンチンで温めて摂取していた。
体脂肪率の記録が2か月目の最低記録からさらに2%減ったりと目に見えて効果が出始めた。会う人会う人に痩せた?と言われることが増える。年始にリサイズした7号の指輪が回るようになる。
レッグプレスで100kg挙げられるようになる。
パーソナルの延長を毎回打診される。+1ヵ月で6万円と安くはなく、正直ここで延長するなら最初から4か月のコースで契約していたな、というところと、1月は転職の一環で有給消化という名の無職生活を送っており、ジムへ行かない言い訳ができない状況かつ目標がある状態で自発的にジムへ通う習慣をつけたかったため、断るのが大変だったが延長はせず。体重は変化なし。

パーソナル終了後~撮影まで

正直延長してもよかったかなと思うくらい追い込むのに時間がかかるようになった。パーソナルがあった時と同じくらいの疲労感を得るためにかかる時間が2倍くらいになってしまう。パーソナルトレーニングは実施できる曜日が決まっていたのでそれに合わせる必要があったが、いつ行っても構わないため2日に1回のペースで、上半身・下半身を交互に行っていた。食事は忘年会など色々あり正直若干緩んではいたが、残り2、3週間で劇的に脂肪がつくことはないだろうと踏んであまり気にしないことにしていた。

いざ撮影!

具体的な胴回りのサイズをメジャーで測ったりしていなかったため正直当日着てみるまで分からない不安がかなり大きかったが結果…

上まで閉まりました

全力で腹を引っ込めることにより背中をちゃんと閉めることができた。
ブライダルインナーももう1サイズ小さいものでもいけるかも?と着付けスタッフのお姉さんに言われて、安くはない出費だったが効果は十分あった。正直時間との勝負でギリギリの戦いだったが、それもこれも9月の見積もりの段階でドレス試着させてくれたお姉さんのおかげである。

減量まとめ

フェーズ1から色々あったが、まとめとしては以下の内容になる。
・早く痩せたいならウェイトトレーニングが必須
→自重でもやらないよりはもちろん良いし効果もあるが、フェーズ2のように期限が決まっているのであればウェイトトレーニングは不可欠だと思う。
・細くなるためには食事と運動を両立する必要がある
→正直運動と食事どちらの方が効果量が大きいかと言われると食事だと思う。摂取カロリーを減らしながらより多くのたんぱく質を摂取することが何より重要だった。サプリは別にいらんかったと思う。飲むだけで痩せるサプリ、これだけやってれば痩せる運動は存在しない。
特に、食べさえしなければいいんだと食事量を急激に減らすのはリバウンドのリスクがあるため推奨しない。フェーズ1からフェーズ2までの期間で+1kgぐらい数値の変動があったため、9月の段階で現実を思い知っていなければさらにリバウンドしてしまい撮影には間に合ってなかっただろう。
・目標を見失わない
→自分が何故痩せようとしているのか、どうなりたいのかを見失わないことが重要。例のドレスを着るために細くなるのが目標だったので、数値に変化がなくても明らかに細くなった手足や顔を見るだけでモチベーションがキープできた。

以上、減量に励む全ての皆様の参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?