リアル脱出ゲームとの出会い、とか。1

改めまして、424@ichiこと、「いち」です。

僕は現在、山口に住んでいるのですが、そんな地方民からみたリアル脱出ゲームについて、ちょっとした備忘録がてら、自分の考えを整理するうえでも書き留めておこうという趣旨のものです。

ですので、こんなこと考えている人がいるんだ、くらいの軽い気持ちで読んでいただけたら幸いです。

まず、最初にどうやって知ったのかは覚えていません。テレビだったか、ネットの記事だったか。参加せずとも、時々、webページを確認して、いつか参加できればいいなーなんて思ってました。

そして、初めての参加は「サイレントキューブからの脱出」。まさかのREGAME。でも、地方でも手軽に体験できるという意味では、最適だったのだと思います。謎解きってこういうことか、と思ったりもしました。

そしてリアル公演に初めて参加したのは、それから2か月後、「からくり館からの脱出」、金田一少年の事件簿とのコラボ作品でした。山口ではなく、福岡での参加。

その時の体験は今でも忘れていませんし、自分の中でひとつの目標となっています。

とにかく、すごかった。今では賛否両論あった公演だったと聞いていますが、あの60分で、リアル脱出ゲームにものの見事にはまってしまいました。

ひとりでの参加だったので、最初、知らない人とのチームを組んで、そのうえ仲良くなれるのかとても不安でした。実際、すぐには自己紹介なんてできなかったですし。見かねたスタッフの方がアイスブレイクしに来たほどです(笑)そんななか、最後にいらした方、その方は初参加なのに、すぐに自己紹介の流れをつくり、みんなをまとめ、場の雰囲気を作り出してくれました。コミュニケーション能力のすごさに圧倒されました。そして、やや打ち解けてきたところでゲーム開始。

ゲーム内容については詳しく触れません。結果は惜しくも脱出失敗。ただひたすらに悔しく、いつかリベンジせねば、と思いました。

初めて会った人と一緒に、同じ目標に向かって協力する。そして、60分後には笑顔でまた会えるといいですね、なんて言葉を交わしている。本当に素晴らしい体験でした。この時の最後にいらした男性、この方のコミュニケーション能力、所作が僕のひとつの目標になっています。そして、この公演が僕のリアル脱出ゲームの原点でもあります。

(続く)

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