リアル脱出ゲームとの出会い、とか。3

山口公演の第1公演に参加して、そのあとボランティアスタッフ、という参加をしていたわけですが、次第にできることが増えていきました。

初めは、客案内やチェックポイントの係。次は、僕のふとした発言から、影ナレ(公演前や後のアナウンスです)を担当させていただいたり。これが意外にも結構緊張するんです(笑)

山口公演は毎回いつものメンバーなので、その方々ともかなり仲良くさせていただいていました。もちろん、司会をされていたYさんともそうでした。
ただ、残念ながら(僕を除く)ボラスタは毎回変わっていたんですよね。
なので、なかなか定着する人はいなかったりしていまして。。。

そして、眠れる森からの脱出@山口公演の時。

その時にはもう、ある程度こなれていたもので。人数が少ないため、1人2役やったりとかしたりしてまして(笑)

公演中に、Yさんから「司会やってみたいとは思わないの?」と聞かれたわけです。

突然の質問に僕は「まあ、やってみたいとは思いますけど・・・」と答えました。

そうしたら、「じゃあやりなよ!上の人に話は通しとくから!」って返ってきて。

もう「!?」ですよ。そんなに簡単なものじゃないだろう!と。

そして、なぜか話はとんとん拍子に進んでいきまして、公演終了後には、次の公演で司会をさせていただけることになっていました。

次の公演までの間、正式な依頼があるまでは、すごく悩んでいました。

本当に僕でいいんだろうか。いつもの司会を見にいらっしゃる方もいるんじゃないか。雰囲気を崩してしまわないだろうか。

なにより、僕にとっては、福岡公演では佐藤パイセンが司会をされていたりと、「プロの仕事だ」という思いが強く、ただの素人である僕がやってはいけないものだと思っていました。

その思いとは反対に、全国ツアーの一地方公演とはいえども、リアル脱出ゲームの司会ができるかもしれないというチャンスの間で揺れ動いていました。

悩みに悩みぬいた結果、Yさんの後押しもあって、司会を引き受けることにしました。

それでもまだまだ、不安なものは不安なままなのです。。。

(続く)

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